Netflix(ネットフリックス)の話題作、『マイネーム:偽りと復讐(以下、マイネーム)』。ここに登場する名脇役に注目が集まっている。韓ドラファンなら一度は見かけたことがある名バイプレーヤー、ユン・ギョンホにスポットを当ててみた。

今月15日よりNetflix(ネットフリックス)にて配信スタートとなった、オリジナルシリーズ『マイネーム:偽りと復讐(以下、マイネーム)』。

日本でもランキング上位をキープしており、空前の大ヒットを放った『イカゲーム』に続かんばかりの勢いを見せている。

Netflixオリジナルシリーズ『マイネーム:偽りと復讐』はハン・ソヒが主演

ハン・ソヒが主演を務める、Netflixオリジナルシリーズ『マイネーム:偽りと復讐』(画像出典:Netflix Korea公式Twitter)

『マイネーム』は、父親を殺した犯人を捜すために犯罪組織に入ったジウ(ハン・ソヒ扮)が、名前を変えて警察に潜入した後に直面する、冷酷な真実を描いた復讐劇だ。

実力派女優のハン・ソヒが主演、潜入捜査を扱ったアンダーカバージャンルと、あらゆる人気要素を詰め込んだ作品だけに、韓国ドラマファンはもちろん、そうでない視聴者からも「面白い」といった感想を引き出している。

本作は、ハン・ソヒのほか、『梨泰院クラス』で悪役を演じた俳優のアン・ボヒョンなど、豪華出演陣が顔を揃えたことでも話題となった。

その中でも特に注目を浴びたのは、渋さが魅力の名バイプレーヤー、ユン・ギョンホだ。

ユン・ギョンホは劇中、ハン・ソヒを警察に送るキッカケとなったキャラクター、ハン・ソヒの亡き父を演じた。

本作でも視聴者の記憶に残るような印象深い演技を披露した彼は、実は韓ドラファンの間ではおなじみの人物なのだ。

俳優のユン・ギョンホは映画やドラマで活躍中

映画やドラマで活躍を見せる、俳優のユン・ギョンホ(画像出典:Management KOO Official Instagram)

ユン・ギョンホは、20002年に映画『野人時代』でデビューした後、端役と助演を問わず活動した。その後もスクリーンとブラウン管を行き来し、精力的に活動をしている。

ごつい強面な風貌と体格から、チンピラ役やブローカー、闇金業者など、弱者をいたぶるキャラクターを多く演じてきた。これまでのキャリアから悪役専門に見えるものの、このほかにも刑事役や優しい父親役など、幅広いキャラクターに扮してきた。

それが、大衆に本格的に顔を知らせたドラマ、tvN『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(以下、トッケビ)』だ。本作は放送から6年経った今でもリピート視聴をする根強いファンを持つ人気作。

ここでユン・ギョンホは、コン・ユ扮する高麗時代の英雄キム・シンの忠実な部下(現世では、キム・ウシク役)を演じた。劇中、王の命令でキム・シンの胸に剣を突きつけ、その直後に自身も死を迎えることになったキャラクターだ。

キム・ウシクとキム・シン

キム・シンと現世で再開するキム・ウシク(画像出典:tvNドラマ)

キム・シンの最期となったシーンに登場し、悲しそうな泣き顔を見せた彼はその後、現代に転生。何百年もの時間を経て、ようやくキム・シンと再会したのだが、前世の記憶が無い中で何かを感じたような表情を見せる、といった名シーンを披露。高麗時代から現代まで感動的なシーンを生み出し、視聴者の涙を誘っていた。

ユン・ギョンホは『梨泰院クラス』にも出演した

『梨泰院クラス』にも出演したユン・ギョンホ(画像出典:JTBC)

また、現在の韓流ブームの立役者でもあるドラマ『梨泰院クラス』にも出演。劇中、主人公パク・セロイの父、ソンヨルのひき逃げ事故の担当をしていた元刑事で、警察を辞めてからは流通業者となり、パク・セロイのお店に商品を届けるオ・ビョンホン役に扮している。

あらゆる作品でストーリーを引き立てる名演を披露する、ユン・ギョンホ。
ドラマの次回作に、Netflixにて配信予定のゾンビホラー『今、私たちの学校は‥』に特別出演、Olleh TVとseeznで公開される真実追撃スリラー『クライムパズル』では、熱血刑事役を演じる予定だ。

どの作品でもパイプ役として活躍するユン・ギョンホから、ますます目が離せない。


キム・シンと現世で再会するキム・ウシク(動画出典:YouTube)









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