ドラマ『スタートアップ:夢の扉』であしながおじさん的なキャラクターを演じ、うなぎのぼりの人気を見せている俳優のキム・ソンホ。彼自身も驚いたであろう”ドラマ俳優ブランド評判”の結果に注目が集まっている。

世界中から注目を浴びている一番ホットな韓国ドラマ、『スタートアップ:夢の扉』(以下、『スタートアップ』)。
miss A出身のスジとナム・ジュヒョクが主演を務め、韓国のシリコンバレーであるサンドボックスで、成功を夢見てスタートアップに飛び込んだ青春の始まり(START)と成長(UP)を描いたドラマだ。

tvNとNetflixで同時放送され、国内だけでなく海外にも多くの視聴者を持つ本作は、最近、”Netflixテレビドラマ部門”の世界順位で韓国ドラマ歴代最高ポイントを獲得し、その人気の高さを証明している。

スジとナム・ジュヒョクが主演を務めるドラマ『スタートアップ』

tvNとNetflixで同時公開中のドラマ『スタートアップ:夢の扉』(画像出典:tvN drama 公式Facebook)

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本作は成功を夢見る若者たちの姿を描くのと同時に、ヒロイン、ソ・ダルミ(スジ)を中心に描かれた三角関係の恋愛模様も見どころのひとつ。ナム・ジュヒョク扮するナム・ドサンとともにその一角となっているのが、キム・ソンホが演じるハン・ジピョンだ。

この”ハン・ジピョン”なるキャラクターがいま、視聴者の心をグイグイと掴んでいるよう。
ビジュアルも実力も非の打ち所がないほどの完璧さを誇っているが、その一方でついムキになってしまう幼稚な一面も持ち合わせている。また若者たちに対し、的確ではあるものの容赦のないフレーズで苦言を浴びせかけ、その辛辣さからドラマのスパイス的な役割も担っている。

『スタートアップ』でハン・ジピョンを演じるキム・ソンホ

俳優キム・ソンホ演じるハン・ジピョン(画像出典:tvN)

そのハン・ジピョン役を演じている俳優のキム・ソンホにも、ドラマと比例して人気が集中している。

去る29日、韓国企業評判研究所は、10月28日から11月28日まで放送されたドラマに出演中の俳優50人のブランドビッグデータを分析した”ドラマ俳優ブランド評判”で、11月のトップ1に輝いたのがキム・ソンホだと発表した。

続く2位は、キム・ソンホと『スタートアップ』で共演中のナム・ジュヒョク、3位はドラマ『九尾狐伝』で主演を務めるイ・ドンウクとなっている。

韓国企業評判研究所のク・チャンファン所長は「2020年11月”ドラマ俳優ブランド評判”分析の結果、ドラマ『スタートアップ』で視聴者から関心を集めたキム・ソンホが1位と分析された」とし「キム・ソンホはビッグデータリンク分析によると『告白する、圧倒する』などが高く、キーワード分析ではペ・スジ、大勢、1泊2日』が高かった。肯定・否定比率の分析では肯定比率82.4%と分析された」と、キム・ソンホが1位に選ばれた理由を明らかにした。

話題を集めている秋ドラマで主演俳優であるナム・ジュヒョク、イ・ドンウクなる2トップを封じ、見事1位に輝いたキム・ソンホ。
また、先ごろ開催された『2020 Asia Artist Awards』では”俳優部門AAAエモーティブ賞”を受賞し、その人気は飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

『2020AAA』で俳優部門AAAエモーティブ賞を受賞したキム・ソンホ

韓流スターのニューカマーと呼ばれるキム・ソンホ。『2020AAA』で俳優部門AAAエモーティブ賞を受賞した(画像出典:キム・ソンホスタッフ公式Instagram)

彼はこれまで舞台を中心に活躍していたが、2017年に『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』で主演俳優ナムグン・ミンとライバル関係になる経理部の末っ子社員ソン・サンテ役でドラマ界へと進出。その後、KBS『最強配達人~夢みるカップル~』、MBC『トゥーカップス~ただいま恋が憑依中!?』、tvN時代劇『100日の郎君様』などで卓越した演技力を惜しみなく披露し、”遅咲き”の新人ドラマ俳優として視聴者の心を一気に惹きつけている。

また、現在はKBSの人気バラエティー番組『1泊2日シーズン4』のレギュラーメンバーとしても活躍し、俳優としてだけでなく親しみのあるお兄さんとして好感度とともに認知度も上昇中だ。

彼の次なるステージは、2021年に公演予定の演劇『氷』だ。約1年ぶりとなる舞台復帰を控え、ドラマファンだけでなく演劇ファンからも喜びの声が届けられている。

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