ドラマ『愛の不時着』で婚約者として描かれた俳優のヒョンビンと女優ソ・ジヘ。本作以前、彼らが共演した作品が再び話題となっている。日本でも高く評価されたその作品とは。
ネットフリックスが発表した『2020年、日本で最も話題になったTOP10』で第1位に輝いた、ドラマ『愛の不時着』。
本作は、パラグライダー事故により北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)が、”南北”という高い壁を越えて紡ぐ切ないラブロマンス劇で、何度もリピート視聴するファンも多く、現在もなお熱い人気を見せている。

ヒョンビン、ソン・イェジンが主演を務めたドラマ『愛の不時着』(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:tvN)
日本に新たな韓国ドラマファンを生み出した本作を通じて、日本での知名度を上げた俳優もいる。その代表と言えるのが女優のソ・ジヘだ。
『愛の不時着』ではヒョンビン扮するリ・ジョンヒョクの婚約者である音楽家ソ・ダン役に扮し、表情や態度には出さないものの、学生時代から一途にリ・ジョンヒョクを想い続けるキャラクターに扮している。エリート一家出身でプライドが高く、高慢な話し方をするものの、純粋で真面目な可愛いらしい一面も見せていた愛すべきキャラクターだ。韓国では演技面とともに、視聴者を釘付けにする美貌にも称賛が寄せられている。

親同士が決めた婚約者として描かれた、ヒョンビンとソ・ジヘ(画像出典:tvN)
『愛の不時着』では親同士が決めた婚約者として共演したヒョンビンとソ・ジヘだが、これ以前、2018年に韓国で公開された映画『王宮の夜鬼』でも2人は共演を果たしていた。
『王宮の夜鬼』は、朝鮮時代を舞台に描いたゾンビ・パニックアクション時代劇。人の生き血を求める”夜鬼”に咬まれると、白目になり牙が生え、自身も”夜鬼”へと変貌してしまうという謎の疫病が蔓延していた朝鮮時代。存亡の危機に陥った朝鮮に帰還した王子イ・チョンと、”夜鬼”の感染爆発の混乱を利用して王座を狙う側近キム・ジャジュンとの死闘を、迫力満点のド派手なビジュアルで披露している。

映画『王宮の夜鬼』はゾンビ・パニックアクション時代劇(写真提供:©スポーツ韓国)
王子イ・チョン役にヒョンビン、対する王座を狙う側近キム・ジャジュンに扮したのはチャン・ドンゴンという豪華キャストが主演を務め、ソ・ジヘは後宮王の側室チョ・ボクシル役を演じている。
巫女としての役割も果たしていたチョ・ボクシルが王の運命を占い、不吉な未来を予感させた。王はそれに怯えるも、残念ながら村には謎の疫病が蔓延し、おぞましい風景が広がってしまう。
そこに登場するのが、帰還した王子イ・チョンだ。彼は目を覆いたくなるような国の変貌ぶりに立ち向かっていく。

主演を務めたヒョンビンとチャン・ドンゴン(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:映画『王宮の夜鬼』)

チョ・ボクシル役のソ・ジヘ(画像出典:映画『王宮の夜鬼』)
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劇中、ヒョンビンは”夜鬼”なるゾンビを相手に死闘を繰り広げるのだが、これまでに披露したことのない新しくも激しいアクションを見せている。力強く、そして華麗にゾンビを成敗する姿は、まさに痛快!
またソ・ジヘは”夜鬼”へと変貌してしまうのだが、床に顔をこすりつけ、半身を浮かせるといった身体を張った”ゾンビ演技”を披露し、映画序盤に強烈なインパクトを呼び起こした。
日本では2019年9月に公開され、観客からは「”夜鬼”の動きやビジュアルが恐ろしすぎてハラハラドキドキした」といった造形の完成度の高さから「王道をいくストーリー展開とゾンビの組み合わせが新鮮」、「先が読めるようで読めない展開」など作品への評価、そして「ヒョンビンのソードアクションがとにかく素晴らしい」、「めずらしくチャラい役を演じているヒョンビンが新鮮」、「チャン・ドンゴン放つ圧倒的なオーラが半端ない」「威風堂々たる佇まいで冷酷非情な敵役を演じたチャン・ドンゴンの演技は圧巻」など、主演俳優の熱演を称賛する声も聞かれている。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』、『新感染半島 ファイナル・ステージ』、そして『キングダムシリーズ』など韓国産ゾンビ・ブロックバスター劇は多く制作されているが、そのなかでもオリジナリティーのある”ゾンビ”とそれに負けないストーリー展開を見せる『王宮の夜鬼』は、映画ファンを唸らせた一見の価値がある作品だ。
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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