韓国中が認める”国民的アイドル”、TWICE(トゥワイス)。しかし、11月に発表した新曲『SCIENTIST』が韓国主要音源チャートでまさかの不振を見せ、”国民的”という称号にそぐわない結果となった。彼女たちの変化に戸惑いを感じたファンは、TWICEの路線変更の原因を”コンセプト譲り”と断定する意見が登場しているが‥。
アイドルの人気に、格付けは難しい。
アルバム販売量や音源ダウンロード回数、ファンクラブの会員数など、人気の程度を見定めるデータは多様にあるが、それにしても、序列を決めるのは容易ではない。
その代わり、”国民的”と言う称号を与え、不動のNO.1と認めた事例は多く、”何となく”ではあるが、その時代ごとにトップアイドルは常に存在している。
では、K-POP女性アイドル界における現在のトップアイドルは誰だろうか。
ここ数年の韓国で、前出の”国民的”というキャッチコピーが与えられたのは、まさにTWICE(トゥワイス)である。
TWICEの人気減速が顕著?
TWICEの、NO.1女性アイドルというポストは、今も健在だ。
今年は海外、特に欧米諸国のチャートで見せた活躍は、目を見張るものがある。
6月に発売した『Taste of Love』が、米ビルボードチャートの“ビルボード200”で6位にランクインすると、“アーティスト100”では9位に名を連ねた。知っての通り、両チャートとも米ビルボードのメインチャートである。
そして彼女たちの勢いはさらに加速。英語シングル『The Feels』を発表すると、ビルボード”Hot 100″で83位、イギリスの“オフィシャルチャート”で80位にラクンインさせ、世界規模の活躍を見せた。
これらの快挙に、韓国国内のファンダムも一致団結し、TWICEを全面的にサポート。大活躍だった今年1年の”大詰め”と位置付けされた、TWICE自身3枚目となるフルアルバム『Formula of Love: O+T=<3』は、先行予約数だけで63万枚を突破し、自己最高記録を更新したとの一報も伝えられ、ファンの声援と期待の大きさが窺えた。
しかし、ファンダムの全面的な支持を背負い好発進が期待された、同アルバムのタイトル曲『SCIENTIST』は、なぜか韓国主要音源チャートでは不振を見せ、”国民的”という称号が色あせる結果に。
このような結果に、TWICEを応援するファンダムは堅固だが、国内での人気は減速していると憂慮する声も多数上がっている。
人気減速の原因はNiziU?
以前、当サイトで『TWICE 新曲「印象薄くて耳に残らない」酷評に頷く韓国ファンの’事情’』という記事を掲載したことがあるが、ここ最近、韓国ファンも彼女たちの人気減速を認めているような空気が感知されている。
一部のファンは『SCIENTIST』に対して、「少し(印象が)薄くて耳に残らない」「『Feel Special』からコンセプトが好みじゃなくなった」「曲のコアさが感じられない‥サビも弱いし」「良曲ではあるけど、ファンの期待値を考えると、タイトル曲にはふさわしくないかな‥」「TWICEの持ち味、中毒性が消えた感じ」と、インパクトの無さを嘆いていた。
以前とは違う、いわばTWICEのコンセプトの変化に戸惑いを感じるファンの間では、路線変更の原因を”コンセプト譲り”と断定する意見が散見される。
彼・彼女たちは、JYPエンターテインメント(以下、JYP)が力を注いでいる、次世代エースと呼び声の高いNiziU(ニジュー)と差別化を図るため、TWICEが築いてきたコンセプトを、妹分であるNiziUに譲ったのではと見ているのだ。
TWICEとNiziUの「コンセプトや音楽スタイルが被っている」との意見は以前からあった。
(関連記事) NiziUはいつまでTWICEの二番煎じ? 新曲『Take a picture』韓国ネット反応
JYPは、一部の人気アイドルに頼らず、新人アイドルローンチのための発掘と育成に力を入れる社風が有名な芸能事務所である。創業以来、初の女性理事となったイ・ジヨン氏を筆頭に、次から次へと新人アイドルを精力的にキャスティングしてきた。
このような戦略は度々「在籍アイドルをケアしない」「デビュー年数を重ねると、冷や飯を食わされる」という、ファンの不満を引き起こす原因にもなっている。
一部のTWICEファンが提起している”コンセプト譲り”も、このような不満が背景にあると見られる。
TWICEの変化はよくないのか
仮に、ファンが主張する”コンセプト譲り”が事実だとすれば、それはTWICEにとって悪い事なのだろうか?
来年、第1期目の契約が終了するTWICEにとって、コンセプト固守が”毒”になる可能性もある。変化を恐れ、変化を躊躇ったアイドルが、”鮮度落ちした魚肉”のように扱われる姿を、我々は何度も目撃してきた。
もしかして彼女たちは、第2期目を始める前に、音楽の可能性を広めるための”実験段階”にいるのかもしれない。厳しいK-POP界で生き残るために、”変化”は必要不可欠であるからだ。
TWICE
TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
【2024年5月】日本の地上波・ローカル局で放送開始!おすすめ韓国ドラマ 8選
-
8時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSNMIXX ソリュン、アクセサリーブランド「GOLDEN DEW」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
【2024年4月第3週】「涙の女王」が7週連続首位をキープ中!韓ドラ最新話題性TOP5
-
11時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSキム・スヒョン、スイス時計ブランド「MIDO」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
高視聴率作品から大ヒット作まで大集合!5月BS放送開始 おすすめ韓国ドラマ 5選
-
「韓国を代表するマルチテイナ―」ソ・イングク、日本のファンが選ぶ韓ドラ代表作は?
-
【6134人回答】イ・ミンホ「4月韓国俳優 人気No.1決定戦」調査で1位に!
-
SHINee キー、高級ブランド「CHANEL」のイベントに参加!(PHOTO3枚)
-
NCT ドヨン、SBSパワーFM「2時脱出カルトショー」の収録に参加!(PHOTO5枚)
-
東方神起 ユンホ、K-POPアイドル歴代「エムカ」MCの人気決定戦で1位に!
-
【2024年5月】鉄板作品から新作まで!CS放送開始 注目の韓国ドラマ 5選
-
「涙の女王」1位も時間の問題?tvN 歴代視聴率韓国ドラマ TOP5
-
パク・ウンビン「4月韓国女優人気No.1決定戦」アンケートで1位!
-
GWのお供に!日本のケーブルTVで観られるおすすめ韓国映画 8選
-
【24年4月第3週目】韓ドラ本国視聴率トップ3!日本で観られるVOD・放送情報
-
「パチンコ」イ・ミンホ、日本ファンが選ぶ「上司にしたい韓国俳優」アンケートで1位
-
GW期間に「韓ドラマスター」に!Netflixでしか観られない高視聴率作品 5選
-
BRIKOREA発表「4月K-POPアイドルブランド評判」ベスト5!1位は3月25日にデビューしたILLIT
-
イ・ジェフン、MBC新ドラマ「捜査班長 1958」の制作発表会に出席!(PHOTO16枚)
-
チェ・ジョンヒョプ、海外ブランド「ロエベ」のイベントに参加!(PHOTO3枚)
-
【24年4月第2週目】韓ドラ本国視聴率トップ3!日本で観られるVOD・放送情報
-
1週間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSRed Velvet ジョイ、スケジュールのためイタリアへ出国!(PHOTO4枚)
-
1週間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSaespa カリナ、MBC FM4U「イ・ソクフンのブランチカフェ」の収録に参加!(PHOTO1枚)
-
GW期間内に完結!CSで楽しめるおすすめ韓国ドラマ 8選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。