最近、”世界的なポップアーティスト”として、また”希望のメッセンジャー”として、BTSを応援しはじめたファンが、日々目に見えて増えている。そんなBTS入門者にぜひ見てほしい、絶望に満ちたBTSを楽曲を紹介したい。
新型コロナウイルスの流行により、世界規模で再び医療機関が危機的状況となっている。
2020年から約2年もの間、世界中の人々はいつ終わるかわからない絶望的状況に苦しんでおり、今もなお進行中だ。
いつの間にか”希望”という単語が、人々の心から離れ始めた頃、”希望”を歌い、人々を元気にさせたBTS(防弾少年団)。

7人組ボーイズグループBTS(画像出典:BTS公式FaceBook)
ここ日本でも、BTSに抱いていたかつての”韓国アイドル”という印象ではなく、”世界的なポップアーティスト”として、また”希望のメッセンジャー”として、彼らを応援しはじめたファンが、日々目に見えて増えている。
彼・彼女たちが持つBTSのイメージは、”明るい”、”元気”、”希望”、”米ビルボードチャートの常連アーティスト”といったものが強い。
しかし彼らが、初めて”1位”になった曲の雰囲気とコンセプトは、決して今のような明るいものではなかった。むしろ”懐疑”と”絶望”に満ちていた。
BTS入門者の皆さん!『I Need U』をご存じですか?
2013年、韓国でデビューしたBTS。
彼らにももちろん”無名時代”があり、それは2年ほど続いた。そして2015年に、今回紹介する『I Need U』という楽曲で、人気アイドルの座を勝ち取ったのだ。
その成果は、毎週テレビ局が放送する音楽番組での快挙(1位)として表れた。
現在において音楽番組の権威は、過去に比べて大分落ちてはいるが、音楽番組の1位は、新人アイドルの夢であり、大きな目標である。
BTSは、”BTS神話”の序幕とも称されるアルバム『花様年華 pt.1』のタイトル曲『I Need U』の人気で、2015年5月5日に放送されたSBS音楽番組『THE SHOW』で1位を勝ち取る。
今となっては、楽曲を発表すれば、米ビルボードシングルチャート(Hot 100)で1位を獲るほどの実力者だが、そんな彼らにとって、アーティスト人生初の1位が『THE SHOW』だった。
『花様年華 pt.1』と『I Need U』は、2013年のデビューと同時に始まった”学校3部作”を終え、”青春3部作”のスタートを切った、BTSにとってはとても意味深い作品であり、また本作を機に、彼らの人気はうなぎのぼりとなる。
『Dynamite』『Butter』のMVにはない、暗鬱な雰囲気
多くのBTS入門者を虜にしたのは、近年のヒット作『Dynamite』『Butter』『Permission to Dance』のミュージックビデオ(以下、MV)だろう。
陽気な7人の愛くるしい笑顔や、爽やかな雰囲気溢れるMVに癒され、BTSを追う(?)と決心した人が続出しているが、6年前の『I Need U』には、前出の楽曲で感じられる明朗さはない。
むしろ、懐疑と絶望、ぶつけようのない憤りを抱えた人間の心境を象徴するかのような、暗くて陰鬱とした空気が漂っている。

『Dynamite』『Butter』のMVにはない、暗鬱な雰囲気(画像出典:BIG HIT MUSIC)
メンバーはそれぞれ、辛い現実を”やっとの思い”で生き続ける”青春”を表現。暴力、貧困、自我喪失、薬物、不満‥生きる気力を失いつつある彼らにとって、互いが人生の辛さを一瞬でも忘れさせてくれる、唯一無二の存在とても言うように。
そしてMVは、矛盾している1つのメッセージを投げる。
「辛い青春だから、人生は美しい」と。
“花様年華”は、”人生で最も輝いていた瞬間”という意味を持つ。すなわち、危うい状況に直面し苦しめられることは、より輝く人生に向かう途中で遭遇する”成長痛”であると、逆説的に語っているのだ。
BTSのメッセージに、世界の”青春”が共鳴した

“青春の痛み”を代弁した、6年前のBTS(画像出典:namu.wiki)
このような、一見すると難解なメッセージは、多くの若者に自問自答する考察の時間をもたらせた。そしてこれがトリガーとなり、韓国はもちろん、世界の”青春”たちがBTSに熱狂し始めたのである。
当時からBTSを応援するファンは、BTSのメッセージ--”青春の渦中だからこそ、避けて通れない絶望と懐疑”のおかげで、生きる価値と希望が見出せたと口を揃えて言う。
誰もが一度は経験する”青春の痛み”を赤裸々にし、彼らが代弁する事で、考察と共感という治癒の方法を提示したのだ。
それらはコロナ禍に発表した”わかりやすい希望”より、むしろ重きをなす”希望論”である。
BTS入門者なら、ぜひそのメッセージを、自身の目と耳で確かめてほしい。
最近、我々が見ているBTSとは違う暗鬱な表情に驚くかもしれないが、彼らが伝えようとしたメッセージを、じっくり探してみるのもいいものである。
BTS『I NEED U』MV(Original ver.)(動画出典:YouTube HYBE LABELS)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
-
ATEEZ、14thミニアルバム初動188万枚突破!自己最高&7作目のミリオンセラー達成
-
aespa、日本初ミニアルバム「KISS N TELL」7月24日リリース!ピンクコンセプトで新たな魅力
-
“KARAの名曲でカムバック” RESCENEが1位!7月新人K-POPグループブランド評判トップ5
-
TWS、「THE HYUNDAI GLOBAL」アンバサダーに就任!韓国と日本をつなぐ架け橋へ
-
NCT WISHの初日本語タイトル曲も!7月日本シングル・アルバムリリース情報6選
-
チャン・ハヌム、5枚目のデジタルシングル発売!青春の揺れる恋心を表現
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
NCT WISHの初日本語タイトル曲も!7月日本シングル・アルバムリリース情報6選
-
ATEEZ、14thミニアルバム初動188万枚突破!自己最高&7作目のミリオンセラー達成
-
シン・イェウン、ビューティーアウトレット「OFF BEAUTY」フォトイベントに出席!(PHOTO11枚)
-
【週韓スケジュール】来週(7/6~)放送開始!人間模様も見どころの韓国ドラマ4選
-
RESCENEメンバー3人が上位ランクイン!7月新人K-POP個人ブランド評判トップ5
-
パク・ソジュン、海外スケジュールを終え帰国!(PHOTO3枚)
-
チョン・ソミン、画報撮影のため沖縄へ出国!(PHOTO7枚)
-
TWS、「THE HYUNDAI GLOBAL」アンバサダーに就任!韓国と日本をつなぐ架け橋へ
-
aespa、日本初ミニアルバム「KISS N TELL」7月24日リリース!ピンクコンセプトで新たな魅力
-
チョン・イル、Primeオリジナルドラマ「犯罪者」でグローバル進出!7月17日配信開始
-
チャ・ウミン、新作「推しの社員」の放送控え近況公開!爽やかなオフショット披露
-
“KARAの名曲でカムバック” RESCENEが1位!7月新人K-POPグループブランド評判トップ5
-
コン・ユ主演大ヒット作の4K上映も!今夏に日本の劇場で楽しめる韓国映画4選
-
ユイ、「Cherry Day」イベントに出席!(PHOTO11枚)
-
【7月4日公開】息をのむ誘拐劇から感情転移ラブコメまで!日本初 韓国ドラマ3選
-
チャン・ハヌム、5枚目のデジタルシングル発売!青春の揺れる恋心を表現
-
ファン・ジョンミン、7月15日公開の主演映画「HOPE」撮影エピソードを明かす
-
“第2話で驚異の15%突破” ソ・ジソブ主演作を抑えたNo.1とは?2026年上半期 韓国ドラマ視聴率ランキングトップ5
-
ナムグン・ミン、KBS「夫婦の結末」制作発表会に出席!(PHOTO10枚)
-
イム・ジヨン、SBSパワーFM「12時にはチュ・ヒョニョン」の収録に参加!(PHOTO5枚)
-
来週(7月6日~) 日本のテレビで観られる「ハイブリッド・ロマンス」韓国ドラマ6選
-
“キム部長” ソ・ジソブが首位獲得!6月第4週 韓ドラ出演者話題性トップ5
-
ソ・ジソブ新作 vs Netflix話題作の一騎打ち!6月第4週 韓国ドラマ話題性トップ5
-
イ・ドンウク主演「殺し屋たちの店 シーズン2」7月22日配信決定!岡田将生&玄理も出演
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。