今月13日、韓国のテレビ局MBCが、東方神起(TVXQ)のメンバーユンホに関するニュースを単独で報じたが、これと関連して韓国のネットユーザーの間で「LH 水増しではないか?」という反応が上がっている。その意味とは一体‥?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

人気アイドルグループ 東方神起(TVXQ)のメンバー、ユンホが韓国政府の防疫指針を違反したと報じられ、早1週間という時間が経った。

「友人との楽しい時間を過ごしているうち、気を緩めてしまったのでは」と、大衆に認知されていたが、今月12日に韓国のテレビ局、MBCの単独報道により、大衆の反応は一転して急速に冷え込み、ユンホに対する怒りの声が後を絶たない。

記事の訂正を要請しているユンホのファン

ユンホのファンはMBCへ記事の訂正を要請している(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

MBCの報道には、いくつか釈然としない内容が含まれており、ユンホを応援する多くのファンは、SNSやオンラインコミュニティーを中心に「悪意のある報道だ」「訂正しろ」などの声を多く上げている。

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残念ながらファンの声は大衆には届いておらず、過去の美談や善行まで掘り下げられ、ユンホはまるで、嘘塗りのコンセプト売りになりつつある。

しかし、一部のネットユーザーからは、ユンホに対する報道のタイミングや、さらなる議論を呼んでいる不動産購入に対して、あるコンスピラシー(陰謀)を疑う声が発生している。

そのコンスピラシーとは、韓国政府と与党を困惑させている”LH 投機疑惑”である。

これからご紹介する内容は、噂レベルのため、その真偽は明らかにはなっていない。

しかし、多くの日本人ファンが、韓国のニュースメディアやオンラインコミュニティーで、1度は目にしたであろうその言葉に「どんな内容なの?」と、その詳細に好奇心を掻き立てられるだろうと推測し、ここに記載する。

LH 水増しとは

まず、前出のユンホに関する報道のタイミングについて、疑いを持つネットユーザーのコメント。

「LH 水増しではないか?」

このコメントにある、2つのキーワードを説明する。

LHとは、韓国土地住宅公社(Korea Land & Housing Corporation)を指す。韓国国内の住宅普及や不動産市場の安定を図るため、1975年に設立されたものだ。

主に首都圏のベッドタウンや新都心を造成するという国の政策を実行する会社で、政府の方針や最新の不動産情報が集まる機関のため、同社社員が開発情報を先に入手、それを悪用した不動産投機が長年懸念されていた。

一方、”水増し(물타기)”は、「水を加えて、色や味を薄める」という意味の俗語である。

世間から批判を受けるような、重大な罪を犯した政治家たちが、他の事件をメディアに流して、世間の関心をそちらに向かせる時に使われる言葉だ。

勘が良い人は、LHと水増しの意味を知った瞬間、韓国ネット上で囁かれる”陰謀の全貌”が分かっただろう。

懸念されていたLH社員の投機疑惑で、支持率が急落している韓国政府と与党が大衆からの関心をそらすため、ユンホの事件を暴いた! と、韓国ネットユーザーに吹聴しているのだ。

LH社員の投機疑惑とは

LH社員らが、首都圏の新都市開発計画と関連が高いとされた地域で、100億ウォン規模の土地を購入したと、韓国の市民団体に疑惑を提起されたのは、今年3月8日の事。

この新都市開発が決まった場合、とてつもない補償金を手に入れることになる。

さらにLH社員らは、購入した土地にきっちりと木を植え、その補償金の受領も企んだという。公社の社員として、準公務員と称されるLH社員が韓国国民を欺いた一大スキャンダルと言わざるを得ない。

不動産価格急騰に、度重なる不動産政策の失敗、猛烈な批判を目の当たりにした文在寅(ムン・ジェイン)大統領が謝罪するも、国民の怒りは収まっていない。

先週は、LH疑惑に対する韓国国民とメディアの批判が韓国ネットを埋め尽くした1週間と言っても過言ではない。そして12日の金曜夜、ユンホが女性従業員がいる飲食店で、政府の防疫指針を違反し、警察の取り締まりに対して逃走を図ったという報せが飛び込む。

陰謀論を煽る事実

ユンホに関するMBCの報道は、水増しと言われている

「MBCの報道は水増しだ」という声が絶えない理由とは‥(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

MBCの単独報道により、知られたユンホの”不都合な真実”‥その日の真相は追究されないまま、大衆の反応は、概ね「失望した」「嫌悪感が沸く」など、ネガティブなものが多い。

しかし、いまだにオンラインコミュニティーを中心に「MBCの報道は水増しだ」という声が絶えない背景には、ある理由がある。

韓国の野党支持派によると、MBCは親政権メディアに分類されるという。実際、MBCは大統領や政権、与党にとって都合の悪いニュースは、内容を修正したり報じなかったりと、工作が行われると、韓国の第一野党から指摘を受けていた。

もう一つ、韓国で行われる”水増し”の事例が多いということも注目されている。

チョン・ウソン、チョ・インソンなど錚々たる俳優が出演して話題となった映画『ザ・キング(2017)』には、韓国検察による水増しが生々しく描かれている。

ここで、戦略捜査部所属の先輩検事が、新米検事に語る面白いセリフを紹介したい。

「(キャビネットの中にある大量の書類を見せながら)ここに何が入っているか知っているか? 暴かれたら韓国全土が大騒ぎする事件だ。何故、暴かないでここに漬けておくのかと? キムチのようにおいしくなるまで、待っているんだ」

そして、先輩検事が後輩に見せた映像は、人気芸能人が麻薬を吸引する映像である。

検察は、既に犯罪事実を知っていながらも、おいしくなるまで動かない。そして”水増し”のタイミングを待ち、タイムリーに人気芸能人の麻薬事件をメディアに流す。

この映画が、どれだけリアリティーを担保して制作されたのかは不明だが、韓国では、政府や捜査機関による”水増し”は既成事実として受け入れられている。

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韓国の芸能記者らは、このような”水増し”の大多数が根拠のない陰謀論にすぎないと口を揃える。ただ、一部の事件に対しては、疑わしいと証言する記者もいる。

日曜新聞のシン・ミンソブ記者は「2009年に有力者への性的接待を強要され、自殺した女優チャン・ジャヨンさんの事件が大々的に報じられた時、突然芸能界の麻薬事件が暴かれた事は個人的に怪しいと思う」と述べたことがある。

また韓国の東亜日報は「社会の信頼が崩壊すると、水増しのような陰謀論が横行する」と分析しながらも、不正確な情報や報道が、韓国社会における”水増し”が増える原因であるとの見解を示す。

結局、警察の発表とは食い違っている情報や、慎重さに欠ける報道に対する不信感が、水増し報道を増やしているのだ。

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東方神起

東方神起(TVXQ)は、チャンミン、ユンホによる韓国出身の男性デュオ。
レコード会社兼芸能事務所のSMエンターテインメントに所属し、韓国や日本を中心に活動している。
2010年までは5人組ボーカルグループで活動していたが、2009年7月メンバーのうちジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が所属事務所に対する専属契約効力停止の訴訟を起こし、5人での活動が無期限休止され、翌2011年1月のカムバック以降はユンホ、チャンミン2人で活動している。

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