• TREASURE(トレジャー)が、日本人メンバーのマシホとパン・イェダムの脱退を発表した。
  • 2人を惜別する韓国ファンの気持ちは「幸せ」と「大好き」で代弁されている。
  • しかし、韓国ネットでは、YGエンターテインメント(以下、YG)への批判や不信感、憶測までもが強まっている。

TREASURE(トレジャー)が、メンバー2人の脱退を発表した。

10人体制となったTREASURE

10人体制となったTREASURE(画像出典:YGエンターテインメント)

そのメンバーは、日本人メンバーのマシホとパン・イェダム。人気メンバー2人の脱退に、多くのファンはあ然としている。

(関連記事)TREASURE マシホとパン・イェダムが契約終了で脱退へ‥10人体制に

韓国ビッグデータ(SOMETREND)によると、11月8日から2日間、韓国ネット上には「TREASURE」というワードに付属して、感情を表す言葉に「幸せ(1924件)」「感謝(1690件)」「大好き(1813件)」というワードが非常に多いことがわかった。

*()は出現件数

2人を惜別する韓国ファンの気持ちは「幸せ」と「大好き」で代弁されていたのだ。

これは、TREASURE公式Twitterのメッセージをファンがリツイートしたため、その内容がデータに多く反映された結果ではあるが、脱退したメンバーへの思いや感謝を述べるファンが大半であったことがうかがえる。

他には「苦労(490件)」「残念(75件)」「頑張れ(75件)」「ベストを尽くした(55件)」などのワードが出現。

「행복하다(幸せ)」「사랑하다(大好き)」というワードが非常に多く出現した

「행복하다(幸せ)」「사랑하다(大好き)」というワードが非常に多く出現した(画像出典:SOMETREND)

ファンにとって心の痛むこの出来事は、所属事務所のYGエンターテインメント(以下、YG)への批判や不信感、憶測までもが強まっている。

まず、YGを批判するネットユーザーの声を簡単にまとめると、主に以下の2つだ。

「なぜ、この時期に脱退報告をしたのか(コンサート4日前)」

「活動意思のないメンバーを、なぜ引き留めたのか(他メンバーの士気低下を招く)」

もちろん、脱退に至るまでの真相は不明であり、コンサート直前まで両者の協議が続くなど、苦悩の時間があったのかもしれない。

が、YGに対して好意的ではないファンは、この“結果”だけを取り上げ、批判を強めた。

一方、YGを擁護する声は、

「他の事務所のように、放置や冷遇、ひいてはアーティストの責任を問う訴訟を起こすなど、無情な対応をYGはしていない」

「脱退まで時間がかかった理由を、勝手に推測して決めつけてはだめ」

という意見が多い。

実際K-POP業界では、メンバーがチーム内で差別や冷遇に泣かされる事は、以前から噂されていた。

また、脱退や解約を希望するメンバーに対して、民事訴訟を起こしたり、裁判中は芸能活動が制限できるよう、“仮処分”を求めるなどの事例も多い。

その一例が、約1年半にも及ぶ裁判の末、事務所に対して賠償金の支払いが命じられたJBJ95(ジェイビージェークオ)だ。

(関連記事)「なぜケンタは6億ウォン?」「勝訴じゃなかった?」JBJ95の判決に疑問の声

TREASUREを脱退したイェダム

TREASUREを脱退したイェダム(写真提供:©TOPSTAR NEWS 出典:インスタグラム)

そしてYGへの批判と擁護が飛び交う中、突拍子もない“追放説”までもが浮上。

一部のネットユーザーは「YGが意図的にメンバーを脱退させた」と、TREASUREファンの心を刺激しているのだ。

待望のコンサートを控えているメンバーやファンは、数々の議論に悩まされるという、現在望ましくない状況に直面している。

しかしなぜ、このような事が起きてしまったのだろうか。

その理由は、YGに対する“不信感”であると、ネットユーザーは分析する。

その感情を紐解くヒントが、韓国ネットのビッグデータでも確認できる。

11月8日から2日間「YG」というワードに付属した、感情を表す言葉は「悩み(62件)」「疎通する(55件)」「嫌い(28件)」「衝撃(24件)」「残念(30件)」と、ネガティブワードが少なくない。

YGに対する感情を表すワード

YGに対する感情を表すワード(画像出典:SOMETREND)

これらのワードを、YGに対する不信感へと結び付けるのは多少無理があるが、これまでYGが取ってきた“淡泊な対応”が「ファンの不信感を助長してきた」と、一部のファンは指摘する。

今回、脱退の告知文を巡っても、その“短い報告文”が火種となり、YGへの批判が大きくなった面も。

それだけではない。アーティストの犯罪被害に対する対応や、長い空白期間、長い練習生期間、熱愛説に対する簡素な回答など、ファンの不満と不信感を増幅させてきたのだ。

犯罪被害については、証拠の収集に時間を要することも理解できるが、熱愛説に関しては“プライベートを重視する”という、独自の社風の影響があり、対応の遅さはファンでなくても感じることがある。

つまりファンならばなおさら、フィードバックの要求に対して「無視された」という感情を抱くのに、十分な時間だったというわけだ。

また、経営陣のモラル問題や薬物事件など、アーティストを適当に管理しているというイメージも、YGに対する不信感を大きくしたと言えるだろう。





ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs