チャン・ジェウォン国会議員(国民の力所属)の息子でラッパーのNO:EL(ノエル/本名:チャン・ヨンジュン)が、9月18日に車で接触事故を起こした。この事件に関する容疑について、9月30日に瑞草(ソチョ)警察署で取り調べを受ける予定だという。 (記事提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

チャン・ジェウォン国会議員(国民の力所属)の息子で、ラッパーのNO:EL(ノエル/本名:チャン・ヨンジュン)が取り調べを受ける。

9月29日に放送されたSBS『8ニュース』によると、NO:ELは、9月30日に瑞草(ソチョ)警察署で、道路交通法上の無免許運転、飲酒測定拒否及び公務執行妨害の容疑で、取り調べを受ける予定だ。

数えきれない愚行を繰り返しているラッパーNO:EL

数えきれないほどの愚行を繰り返しているラッパーのNO:EL(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:NO:EL SNS)

またNO:ELは、瑞草警察署で初めて被疑者の取り調べを受ける。警察は3つの容疑がもたれているNO:ELに対し、飲酒運転と傷害容疑を追加で適用するかどうかを検討しているという。被疑者の取り調べ内容を反映して、容疑を固めた後、NO:ELの拘束令状を申請する。

NO:ELは9月18日、ソウル瑞草区盤浦洞(パンポドン)で接触事故を起こし、現場に出動した警察官が飲酒測定を要求するとこれに応じず、警察官を突き飛ばしたと伝えられた。

ソウル瑞草警察署は、飲酒測定拒否と公務執行妨害の容疑でチャン・ヨンジュンを現行犯で逮捕。警察は、チャン氏の身元と無免許状態を確認した後、追加で立件した事を明らかに。

これに先立ち、NO:ELは2020年、飲酒運転と運転手の替え玉などの容疑で起訴され、執行猶予の判決を言い渡されていた。今年2月には、釜山(プサン)鎮区(チング)で通行人への暴行容疑で警察に送検さている。しかしこの事件は、同年4月に“公訴権なし”の処分を受けた。

国会議員のチャン・ジェウォンの息子であるNO:ELが、飲酒運転、暴行、災難支援金対象者を卑下する発言など、様々な騒動を起こすたびに韓国国民は憤怒。大統領府の国民請願掲示板に、「チャン議員の国会議員職を剥奪してほしい」という請願を掲載した。この請願は、9月29日の午後9時基準で、19万人の同意を得ている状態だ。

国会議員のチャン・ジェウォン、息子の犯罪行為をどう思っているのか?

国会議員のチャン・ジェウォンは、息子NO:ELの犯罪行為をどう思っているのか?(画像出展:Chang Je-won 公式Facebook)

NO:ELの非行は、上述した犯罪行為だけでなく、時代を遡り彼が中学生の時から始まっている。

学校の成績で実母に叱られた彼は、友人に送ったメッセンジャーで「タバコを吸うの怒らないけど、成績にはうるさいんだよ! うちの母をボコボコにしてくれない?」と教唆。どれだけ冗談めかして言ったとしても、「家庭教育の水準がうかがえる」と議論へと発展。

他には、飲酒する写真をSNSに掲載したり、SNSで見知らぬ女性に”売春”を提案するなどの愚行を続けてきた。

韓国ネットでは以前より「家庭教育もしっかりできない人に、国の政治を任せるなんて言語道断」と、実父のチャン・ジェウォン議員を糾弾する声が絶えなかった。しかし、成人になったNO:ELの非行は、さらにエスカレート。結局、今回のような悪質な犯罪を生み出してしまったのである。

ネット上では、彼の犯罪とチャン・ジェウォン議員への批判を強める一方で、飲酒運転と警察への暴行で現行犯逮捕されたにもかかわらず、身柄が拘束されないことに対して「上級国民なのか?」「国会議員の父を持つといろいろいいね~」「*有銭無罪・無銭有罪」などと嘆いている。

*有銭無罪・無銭有罪:日本でいう「地獄の沙汰も金次第」

チャン・ジェウォン議員は9月28日、ユン・ソクヨル元検察庁長陣営(野党の大統領候補)の総合状況室長から辞退した。

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