Apink(エーピンク)のチョン・ウンジが、tvN『応答せよ1997(2012)』以降、再び人生キャラクターに出会った。TVINGオリジナル『酒飲みの都心の女たち』で、同年齢の若者の愛と友情、人生の疲れや職場生活などの苦悩を扱いながら、現実的な共感の輪を広げている。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
Apink(エーピンク)のメンバー、チョン・ウンジが、tvN『応答せよ1997(2012)』以降、新たな*人生キャラクターに出会った。
*人生キャラクター:最も長く記憶に残っている役のこと。
TVINGオリジナル『酒飲みの都心の女たち』で、同年代の若者の愛と友情、人生の疲れや職場生活などの苦悩を扱いながら、現実的な共感の輪を作り上げている。
「新型コロナウイルスの影響で、皆さんに直接会うことができなかったので、ドラマ人気の実感を味わうことができませんでした。でも最近『応答せよ1997』のシン・ウォノ監督から電話があって、“とても上手に演じてて、腹を抱えて笑っている”と言ってくださったんです(笑)。尊敬する方から、誉め言葉を聞いたので、とてもうれしくて心に響きました」
アイドルらしからぬセリフに“喜び”
『酒飲みの都心の女たち』は、1日の終わりに飲むお酒が生きがいである女性3人の日常を描いた“起承転酒”ドラマだ。
チョン・ウンジはカン・ジグ役を演じ、アン・ソヒ役のイ・ソンビン、ハン・ジヨン役のハン・ソンファと、見た目も内面も大人になっていくプロセスが盛り込まれている。カン・ジグはクールなイメージだが、誰よりも温かい心を持っている人物だ。折り紙YouTuber(ユーチューバー)という職業で、時には熱い言葉(?)を駆使することも。
「何とも言えない喜びを感じました。カメラの前で荒っぽい言葉を使って、“ガールズグループ=清純・純粋”と言うイメージから、大幅に逸脱した行為をしたわけですから。“私にはこういう姿も演じられるんだ”という挑戦を感じながら、楽しみました。Apinkには“清純ドル(清純+アイドル)”というイメージがありますが、ファンもApinkのチョン・ウンジではなく、カン・ジグとして見てくれたので、感謝しています」
チョン・ウンジとカン・ジグのシンクロ率は、半分程度だ。「ある程度通じる部分はありましたが、彼女を理解しなきゃと、長い間(悩んで)立ち止まることもありました」「例えば、友達を思う気持ちは似てるのに閉鎖的であったり、社会性に欠ける姿は、私とは正反対でした」と説明する。
何より、ドラマの芯を貫く力は3人の女優のケミストリー(相性)だった。彼女たちの相性は、YouTube(ユーチューブ)などの動画プラットフォームで人気動画として制作され、高い再生回数をリード。新たな視聴者層の流入へと繋がった。チョン・ウンジもまた、2人とのシナジー効果に、思い切り鼓舞されたという。
「台本の読み合わせをした時から、とても面白かった覚えがあります。普通、読み合わせをする時は一生懸命なんですが、シーンごとにすごく面白くて、2人が準備した演技に、大きな刺激を受けました。特に、ハン・ジヨンは、台本を見ただけではどんなイメージなのか想像がつきませんでした。でも、あまりにも興味深い人でビックリしました。ソンファさんが、それだけたくさんジヨンの準備をしていたということだし、ソンビンは、全羅道(チョルラド)の長い悪口を言うシーンを丸暗記していました。2人とも本当に最高でした」
調子が良ければ焼酎4本!
“お酒”がドラマのテーマなだけに、チョン・ウンジ本人の酒量も気になるところ。実際、セリフが少ないシーンでは、邪魔にならない程度のお酒を飲んで(!)撮影に臨んだという。セリフがあるシーンは、ノンアルコールに置き換えたが、作品に臨む姿勢を垣間見ることができた。
「体調にもよりますが、調子が良い日は焼酎を4本くらい飲みます。眠れない時やつらい時は、大きい缶ビールを1本飲むと気分が良くなりますね。酒癖は‥おつまみを注文し続けながら、自慢します(笑)。普段我慢してる忍耐心が爆発するんですよ。なのでお店を出た後にレシートを見て、酒代よりおつまみ代の方が多い事がありました」
ドラマが好評という結果を見せたように、ドラマの中の人生キャラクターに再び出会ったチョン・ウンジだが、ファンはApinkのメンバーとしての活動も期待している。
2021年、デビュー11年目となったチョン・ウンジは、年末の最後の日にオフラインファンミーティングでApinkとしてステージに立つ。
「今年最後の日に、ファンに会えるなんてとても幸せです。メンバーとカムバックの相談もずっとしているので、もう少し待っていただけたら良いニュースを伝えることができると思います。たぶん、ファンミーティングが涙の海になるんじゃないかな(笑)。私もマスクを何枚か持っていこうと思っています」
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