「情熱富者」という言葉をご存知だろうか? 韓国ではよく使われる言葉で「熱い情熱を持っている人」を指している。そこで、K-POP界の「情熱富者」5人を厳選してご紹介! 情熱があるからこそ活躍しているんだ、と納得がいくメンバーが揃っているのではないだろうか。
K-POPアイドルを夢見て、今や世界中から若者が集まってくるほど大人気の韓国芸能界。デビューを目指すには、かなり熾烈な戦いが待っている。
そして、やっと掴んだ夢のデビュー後も、多くのライバルとの戦い、生き残りをかけたグループ争いが続く。
しかし、夢を叶えるためには、辛い状況も乗り越えなければ! その原動力となるのは、”情熱”ではないだろうか。
Rather be dead than cool(情熱なく生きるくらいなら、死んだ方がマシ)
これは、アメリカの人気ロックバンドNIRVANA(ニルヴァーナ)のボーカル、故カート・コバーンが言った言葉で、BTS(防弾少年団)のジョングクが、かつて座右の銘として挙げている。
ここでまずは、韓国でよく使われている、”情熱富者”という言葉を紹介しよう。
情熱富者とは、ハングルで書くと열정부자(ヨルジョンプジャ)。”富者(プジャ)”とは、お金持ち、財産の多い人を意味している。
情熱富者は、直訳すると”情熱金持ち”、すなわち、熱い情熱を持っている人、を指している。
そこで今回は、K-POP界で、日々メラメラと熱い情熱を燃やし続けている、”情熱富者”の5人を厳選してご紹介する。
東方神起(TVXQ) ユンホ
まずは、東方神起のユンホだ。ユンホは、今や”*情熱マンスール”と周知されるほど、韓国芸能界を代表する情熱家のひとり。
*情熱マンスール:アラブ首長国連邦の大富豪、マンスールの名前にちなんで付けられた”情熱だけは誰よりもたくさん持っている、情熱の大富豪”という意味のニックネーム
何事にも真剣で、熱心すぎるがゆえにつけられたあだ名だが、最近ではステージ以外の場所、特にバラエティー番組にも積極的に出演し、何に対しても情熱あふれる姿を見せている。
SEVENTEEN DINO
続いて、SEVENTEENのマンネであるDINO。MBTIは”ENFJ”型で、このタイプの代表的な特徴が、まさに情熱だ。
DINOは、メンバーが認める”練習の虫”で、自身の成長のため、いつも何事にも一所懸命に努力する姿を見せている。
そんな情熱あふれるディノを表した「チャン(DINOの本名)の情熱半分だけを真似しても、TOEIC満点は当然」という言葉もある。
BTS SUGA
3人目は、BTSのSUGA。一見、落ち着いていて穏やかなタイプに見えるが、対音楽となれば、熱い情熱を見せる。
2019年に韓国で行われたアンケート調査では、ユンホをおさえ、”情熱富者アイドル”の1位を獲得したこともある。
最近、歌手PSY(サイ)とのコラボ曲『That That』を発表したが、PSYは「”僕も音楽をあのように楽しくやっていたな”と思いながら、すごく熱いエネルギーをたくさんもらった」と、SUGAの音楽に対する情熱が、自身に良い影響になったことを伝えている。
RAIN(ピ)
4人目は、歌手のRAIN。ソロデビュー20周年を迎え、年齢も40歳となったが、いまだ歌謡界屈指の情熱家と君臨している。
最近では、アイドルグループのプロデュースや育成など、”情熱ボス”としても活躍中だ。
また、俳優として映画やドラマにも多数出演し、最近はバラエティー番組にも積極的に出演し、様々な顔を見せている。
キム・ジェファン
最後は、Wanna One(ワナワン)出身の歌手のキム・ジェファン。
2020年に、SBSバラエティー番組『ジャングルの法則 コロン島編』に出演し、”情熱ボーイ”として大きな活躍を見せた。
キム・ジェファンは、「みんなの役に立つために何でも最善を尽くします」と、ジャングルの中で生まれて初めてののこぎりに挑戦したり、ココナッツ木登りなど、何事にも熱心に挑戦する熱い情熱を披露した。
(構成:酒井知亜)
東方神起
東方神起(TVXQ)は、チャンミン、ユンホによる韓国出身の男性デュオ。
レコード会社兼芸能事務所のSMエンターテインメントに所属し、韓国や日本を中心に活動している。
2010年までは5人組ボーカルグループで活動していたが、2009年7月メンバーのうちジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が所属事務所に対する専属契約効力停止の訴訟を起こし、5人での活動が無期限休止され、翌2011年1月のカムバック以降はユンホ、チャンミン2人で活動している。
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