BTSジンのソロ曲『Moon』が、ESA(欧州宇宙機関、European Space Agency)のプレイリストに仲間入りを果たした。この曲では、ARMYを”地球”、ジンを地球の周りを回る”月”にたとえており、ジンのARMYへの愛がギュッと詰まっている。

BTS(防弾少年団)のジンのソロ曲『Moon』が、ESA(欧州宇宙機関、European Space Agency)のプレイリスト「Music for the Moon」に仲間入りした。

BTSのジン

BTSのジン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『Moon』は、ARMY(アーミー:BTSファン名称)に対する愛と感謝を伝えている曲で、ジンも作詞・作曲に参加している。

『Moon』は、2020年に発売されたBTSのアルバム『MAP OF THE SOUL: 7』に収録されている、ジンのソロ曲だ。

ARMYを”地球”、ジンを地球の周りを回る”月”にたとえ、「僕はそばでずっと君(ARMY)を見守っているよ」とARMYへの愛を綴っている。

そんなARMYにとっても大切な曲『Moon』が、世界最大の音源プラットフォームであるSpotify(スポティファイ)のプレイリストに追加され、注目を集めている。

それは、ESAの「Music for the Moon」というプレイリストで、月に関連する約300曲が登録されている。その中に、ジンが歌う『Moon』が仲間入りしたのだ。

実は、過去に、あのNASA(米国国家航空宇宙局)も、2020年にジンについて言及したことがある。

あるネットユーザーの「ジンに月を与えてほしい」というツイートに、NASAの公式ツイッターが「月はすでにソクジンを含むすべての人のもの(The Moon already belongs to everybody, even Seokjin)」と、ジンの本名であるキム・ソクジンを添えて返信したのだ。

あのNASAがジンについて触れたことは、やはりジンは真のグローバルスターである、ということを証明した。

また、『Moon』は、ジンの優れたボーカル力はもちろんのこと、作詞・作曲の実力も世界的なレベルであることが認められている。

米国を代表する音楽雑誌ローリングストーン(Rolling Stone)が選定する”史上最高のボーイズグループ曲75選”で、『Moon』が5位に上がったのだ。

これはアジアでの最高順位。数多くのポップミュージックを抜き、K-POPがトップ5に名を連ねたことは、輝かしい快挙だ。

また、ローリングストーン誌は、”2020年のベスト・アルバムTOP50”に、BTSの『MAP OF THE SOUL: 7』を選定し、ジンの歌う『Moon』が、アルバムのハイポイントだと絶賛した。

ARMYは"地球"、ジンは地球の周りを回る"月"

ARMYは”地球”、ジンは地球の周りを回る”月” (画像出典:BTS 公式Facebook)

去る6月に発売されたニューアルバム『Proof』にも、『Moon』が改めて収録された。

アルバム発売前、ジンはこの曲を収録曲に選んだ理由を明かしたが、その中で『Moon』とARMYに対する思いも伝えている。

「僕とARMYは、地球と月のように切っても切れない関係であることは、もう誰もが知っている事実です。そして『Moon』は、そういった意味で作った曲だということもよく知られています。今、僕はARMYでARMYは僕、という同化された段階になっていると思います。僕が今まで歩んできた時間は、やはりARMYなしでは成り立たないので、ARMYが、僕そしてBTSの生き証人”Proof”なんだと思います」

『Moon』は、ジンがARMYに捧げるラブソングだ。

ジンの清らかで豊かな感性と安定したボーカル、優れた作詞・作曲の才能で表現された『Moon』は、今も強大なグローバル音源パワーと人気を集めている。

(構成:酒井知亜)





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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