IZ*ONE(アイズワン)が3rdミニアルバム『Oneiric Diary(幻想日記)』でカムバックを果たした。今回のカムバックは、もう一度跳躍の踏み台になる“活動第2幕を知らせるアルバム”とも言われており、どの時よりも注目されている状況だ。

IZ*ONE(アイズワン)が帰って来た。

6月15日、3rdミニアルバム『Oneiric Diary(幻想日記)』をリリースしたIZ*ONEの活動に大衆の関心が集まっている。

これまで『La Vie en Rose(ラヴィアンローズ)』 『Violeta(ヴィオレッタ)』『FIESTA(フィエスタ)』などのフラワーシリーズでフィルモグラフィー(作品のリスト)を積み、多くの愛を受けてきたIZ*ONEは、今回の最新アルバムを通じて優雅なカリスマを表現し、新たな世界観を披露している。

IZ*ONE

IZ*ONE(画像出典:IZ*ONE Twitter)

TWICEに劣らない人気と話題性

今年2月、初のフルアルバム『BLOOM*IZ(ブルームアイズ)』をリリースした際、発売初日だけで約18万4000枚の販売高を記録し、従来のガールズグループのアルバム初動1位の記録(約15万4000枚)を一日で跳び越えたIZ*ONE。

TWICE(トゥワイス)が6月1日にリリースした9thミニアルバム『MORE & MORE』が、リリースから1週間で約33万2400枚の販売高を達成した中で、IZ*ONEもまた、今一度驚くべき記録を出すことが出来るのか注目が集まっている。

ネットユーザーの間では「TWICEとIZ*ONE、どちらが成功したアイドルグループか?」という書き込みも多く見られ、「甲乙つけがたい」「どちらも人気アイドルグループだ」などのコメントが溢れるほど、IZ*ONEはTWICEに劣らない人気を証明している。

カムバックの度に現れる亡霊

プデュ48で脱落したキムドア

プデュ48で脱落したキム・ドア(画像出典:韓国オンラインコミュニティ)

IZ*ONEは、2018年に放送されたMnet『プロデュース48』を通じて結成されたプロジェクトガールズグループだ。

『プロデュース シリーズ』の投票操作の論議によって、しばらく活動を中断していたIZ*ONEは、2月に初のフルアルバムで活動を再開。その当時、IZ*ONEのカムバックの際に浮上したのが、同じく『プロデュース48』に出演していた練習生キム・ドアだ。

キム・ドアは、番組の中で製作スタッフのすぐ前で「やっとプデュが少しは公正になるかなと思ったのにやっぱり..」という発言をし、順位発表中に頭を下げたまま笑う姿がカメラに捕えられた。

肯定的な明るい笑いではなく、まるで操作を知っていたかのような呆れた冷ややかな笑いだった。

(関連記事)【プデュ捏造】PRODUCE48 脱落 キム・ドアが過去番組内でしていた意味深な言動が再注目

韓国のネット上では、IZ*ONEを応援する声がある一方で、彼女たちに向けた非難が危険水位を超えている。

特にカムバックをする際、上述したキム・ドアの画像を掲載しながら“投票操作から成り立ったグループ”だとか、メンバーたちに対するセクハラのような掲示物が投稿されたり、グループの将来やメンバーの将来を嘲笑うような掲示物が多く存在している。



『プロデュース』の論議の最も大きな被害者は、操作によって脱落した練習生ということも勿論だが、一番はIZ*ONEのメンバーだろう。

[nextpage title=”(次)IZ*ONEを付きまとう亡霊を追い払う方法とは..”]

こちらは『IZ*ONE カムバックの度に現れる亡霊.. まだ終わらない’PRODUCE48’議論』の2ページ目です。 1ページ目から記事を読む≫

Mnet側が過ちを認めたにも関わらず、世論の矢が番組をプロデュースしたアン・ジュンヨンPDや、MnetではなくIZ*ONEに集中しており、彼女たちが直接犯した誤りではないという点と照らし合わせると、“操作グループ”とレッテルを貼ることは、彼女たちに対してあまりにも過度な嫌がらせではないだろうか。

IZ*ONEの努力と実力がカギ

IZ*ONEメンバーのうち、『プロデュース48』の放送時には出演分量が多くなかったメンバーや、競演での接戦を通じて話題を得て、努力の末にメンバー入りした子たちももちろんいるだろう。

IZ*ONEに向けた非難が激しいところは、おそらく“金のスプーン(出身背景が良い人)”や“コネクション”といった権力による特典、努力をしなくても組まれていた脚本による“不公正社会”のイメージが投影されているようだ。

それなら、このような番組を作り投票操作をした関係者たちを批判することが正しいが、そこからデビューした10代~20代のメンバーたちのせいでは一切ないということ。これを履き違えているユーザーが韓国には多く見られる。

『プロデュース』の操作論議で、デビュー以来最大の危機を迎えたIZ*ONEだったが、悪材料の中でもファンたちの変わりない支持によって活動を繋げていけることになった。

特に、今回のカムバックは、もう一度跳躍のステップになる“活動第2幕を知らせるアルバム”とも言われており、どの時よりも注目されている状況だ。

IZ*ONEメンバーの努力と実力といった個人の力量はもちろん、高い音楽の完成度を見せつけて、これまでの各種論議が静まることを願う。それがカムバックの度に浮上する“論議”や“悪材料”などの“亡霊”を追い払う唯一の方法だ。




IZ*ONE『Secret Story of the Swan』MV(動画出典:Stone Music Entertainment)

IZ*ONE(アイズワン)

IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。

IZ*ONE(アイズワン) 最新記事はこちら(396)






[su_spacer size=”30″]

ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs