9人組ボーイズグループEXO(エクソ)が来月7日、6thフルアルバム『OBSESSION』以来、約1年半ぶりとなるスペシャルアルバム『DON’T FIGHT THE FEELING』をリリースすることを発表。現在ティザーイメージやティザー映像が徐々に公開されているが、26日に中国人メンバー、レイのイメージが公開され、ファンの盛り上がりが加速している。

9人組ボーイズグループEXO(エクソ)が、6月7日にスペシャルアルバム『DON’T FIGHT THE FEELING』でカムバックすることがわかり、久しぶりのグループ活動にファンも盛り上がりを見せる中、中国人メンバー、レイのティザーイメージが話題を集めている。

EXOが6月7日にカムバックする

6月7日にカムバックするEXO。26日、レイのティザーイメージが公開され話題となった(画像出典:EXO公式Twitter)

26日に公開されたレイのティザーイメージには、現在(27日午後)いいね43万件、リツイート35万件、コメントも4万件以上ついており、EXOメンバーの中でも特に注目度の高さがうかがえる。

今回レイにこれだけ注目が集まったのには、理由がある。

2012年にデビューしたEXOは、韓国人8人、中国人4人の12人組ボーイズグループだったが、2014年から2015年にかけて中国人のクリス、ルハン、タオが次々とグループを脱退。そんな中、唯一残った中国人メンバーがレイだ。

しかしレイは、2015年4月に母国である中国に個人事務所を設立してから本名チャン・イーシンでのソロ活動が本格的になり、グループ活動へ参加しないことが多くなった。同年11月、日本の東京ドームで行われたコンサートにも不参加、翌16年も日本でのファンミーティングやコンサートにも一部参加せず、徐々にEXOのメンバー、レイとして顔を見る機会が減っていった。

そしてついに、2017年にリリースした4枚目のフルアルバム『THE WAR』では正式に不参加が発表。それ以降、EXOのメンバーとしてグループ活動している姿を見ることができなくなったのだ。

EXOのレイ

“EXO レイ”の姿を見ることはできるのだろうか‥(画像出典:EXO公式FaceBook)

2018年にリリースした5枚目のフルアルバム『DON’T MESS UP MY TEMPO』ではMVと中国語の音源のみの参加があったが、翌19年にリリースした6枚目のフルアルバム『OBSESSION』では再びまったくの不参加となった。

そんな状況の中でも、レイのファンはソロ活動を応援しながら、EXOレイとしての活動を待ち続けていた。

そのため今回久々にアルバム音源とMVへの参加がわかり、ティザーイメージを見た韓国のファンからは、

「信じられない‥うれしくて泣きそう」
「かっこいい!」
「やっとEXOのレイが見れるんだね! 待ってた!」
「レイ参加するの? 楽しみ!」

と歓迎する声が多く上がっている。しかし、その一方では、

「EXO活動を趣味でやっているね」
「写真撮って活動するの? またしないの?」
「この子まだEXOだったの?」
「突然なんで出てくるの?」

など、EXOファン以外からは「EXOのファンはレイが活動するの嫌なの?」というコメントがつくほど、厳しい意見も多く見られている。

これまでなかなかグループ活動に参加せず、母国中国でのソロ活動に力を入れていたため、韓国のEXOファンはレイをメンバーとして受け入れていない人も多く、海外ファンとの温度差はかなり大きいようだ。

EXOのメンバーは現在、スホ、チェン、チャニョル、ベッキョンが兵役中で不在のため、カムバックの活動ができるとすれば、兵役を終えたシウミン、D.O.(ディオ)と、まだ兵役に行っていないカイ、セフン、そして中国人レイの5人。

新型コロナウイルスの影響もあって、海外への行き来がなかなか簡単にはできない状況の中、レイが少しでもカムバック活動にも参加してくれないかとファンの期待は高まっている。



EXO

EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。

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