BTSのメンバー、V(ブイ)の愛犬として知られているポメラニアンの”ヨンタン”。飼い主に似て常に明るく振舞い、世界のファンから人気を集めているヨンタンだが、どうやら健康に異常があるようだ。韓国のペット専門メディアは、”気管狭窄症”の可能性が高いと言っているが‥。

BTS(防弾少年団)の人気メンバーV(ブイ)には、とっても大切な大切な家族がいる。愛犬の”ヨンタン”だ。

飼い主のように、常に明るく振舞い、世界のファンから人気を集めているヨンタンだが、どうやら健康に異常があることが最近明らかになった。

BTS Vの愛犬ヨンタン

BTSのメンバーVの愛犬”ヨンタン”。(画像出典:BTS公式Twitter)

昨年の年末、有名ファッショントレンド誌、GQ KOREAのインタービューに応じたVは「年末、感謝の気持ちを込めてカードを送るならば、誰に送りたい?」という質問に「僕は、タニ。ヨンタンに(送りたい)。飼っている愛犬だ」と答えた。

「(ヨンタンが)わかるようにカードを書かなければならないが、どうする?」という問いに「”ワンワン”にしましょうか(笑)?」と、冗談めかして答えたVは「ヨンタンは結構苦労しているので‥生まれた時から、体が弱かった。気道が狭くて、息がよくできない」と明かす。

Vを応援するファンなら、彼が愛犬に寄せる思いが、どれほど大きいかを知っているだろう。ヨンタンは、2017年にVが家族として迎え入れたポメラニアンで、昨年4歳を迎えたという。

Vの愛犬ヨンタン

昨年4歳を迎えた”ヨンタン”。(画像出典:V公式Instagram)

飼い主のVだけでなく、BTSメンバーにもよくなついている姿を見せるヨンタンは、もはやBTSのマスコット的存在だ。

そんなヨンタンは、昨年2度にわたる手術を受けるも、無為に終わったと明かしたV。

韓国のペット専門メディアのノートペット(notepet.co.kr)は、ヨンタンの症状を、小型犬によく見られる「”気管狭窄症”と思われる」と伝えている。

“気管狭窄症”とは、日本で”気管支狭窄”として知られている症状で、呼吸するための空気の通り道である気管や気管支が、何らかの原因で細くなっている状態を指す(*1)。

この病気は、重度になると咳で寝られない、苦しくて頭が下げられないなどの症状を見せ、最悪の場合は窒息死を引き起こすと専門家は警告(*2)。

*1:FPCペット保険ホームページ(www.fpc-pet.co.jp)参照・引用

*2:クレア動物病院ホームページ(www.crea-ah.com)参照・引用

そんな愛犬の状況についてVは「少し走るだけで気絶しちゃうから手術を受けたんだけど、全部失敗に終わった。今後は、薬で延命を図るしかない状態」と落胆する。そんなヨンタンへ「”大変な状態なのに、耐えてくれて、生きていてくれてとても感謝してる。余生はともに、楽しい思い出をたくさん作りたい。そして、大人になったヨンタンをぜひ見てみたい”と(書いたカードを)送りたい」と述べた。

大切な家族--ヨンタンの事で頭がいっぱいになったのだろう。「2022年のキム・テヒョン(Vの本名)には、どんな1年を送ってほしい?」という質問に「キム・テヒョンは、病気を患うことなく、健康でいてほしい」とと、やはり”健康”について言及。

そして「BTSのV、BTSファンにはどんな1年を送ってほしい?」という問いには、「Vは良曲をたくさん書いて、ファンに聴かせる1年にしてほしい。そしてファンには、(僕らと)会える日がたくさんある1年になってほしい」と伝えた。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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