韓国オンラインコミュニティーから生まれたBTS(防弾少年団)のメンバー、V(ブイ)の”同情シリーズ(?)”が更新された。今回同情されたのは彼の”声”だ。
歌、ラップ、ダンス、ルックス、トークなど、すべてにおいてK-POP界トップクラスの実力を誇るメンバーが集まっているBTS(防弾少年団)。
なかでもV(ブイ)は、”BTSのビジュアル担当”とも言われるほど人目を惹きつける顔を持つ美男子だ。
いま韓国ファンのあいだでは、そんな彼の華やかな顔のせいで、手や鎖骨などほかの美しいパーツが目立たず「可哀想‥」と、顔以外のパーツに同情する”同情シリーズ(?)”が話題だが、今回同情されたのは、声だった。
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写真では声を撮ることができず、まず最初にVの華やかで主張が激しいルックスにパッと目を奪われてしまうため、写真だけでは彼の声がどれほど良いか想像できない人が多いだろう。
韓国のオンラインコミュニティー”theqoo“で、あるファンが「Vの声は悔しいだろうな」というスレッドを立て、Vのさまざまな声が聞ける動画を集めた。
そのなかでも目(耳を?)を引いたのは、VがBTSのリアリティー番組『In the SOOP BTS ver.』で、韓国の男性ソロアーティスト、パク・ヒョシンの『息』をカバーしている動画の歌声だった。
パク・ヒョシンは、KBS人気ドラマ『ごめん、愛してる(2004)』の主題歌として、中島美嘉の『雪の華』をカバーした実力派アーティストとして日本でも知られている。
彼の歌は、歌がうまくないと歌いこなすことができない楽曲が多いが、そんな歌を選曲し、床に座りラフな姿で淡々とカバーしてしまうVの歌唱力の高さは、誰が聞いても明らかだ。
박효신(숨) – 태형 pic.twitter.com/1yCUfGZ0Wk
— •◡•🧈💛 (@mombo_play) September 9, 2020
また、韓国ソプラノ歌手のチョ・スミが自身の公式YouTube(ユーチューブ)チャンネル『Sumi Jo Official』で、BTS最高の声の持ち主として、Vを選んだ動画にも注目が集まった。
彼女は、偶然Vがオペラ”トゥーランドット”の『誰も寝てはならぬ』を歌う映像を見て、とても驚いたそう。
とても難しいアリアにも関わらず、伴奏なしのアカペラで、音程を正確に取り歌っていたことに対し、惜しみなく褒めたたえた。
「Vが絶対音感を持つ声だったので、とても興味を持った。驚くべき才能を持っている他のジャンルのアーティストが、クラシック分野に興味を示してくれるのはうれしい」「Vの声はバリトンだが、テナー曲を歌えるほど音域が広い」とVの声について説明し、オペラのデュエット曲を一緒に歌ってみたいとラブコールを送っている。
このほかにも、歌やドラマのセリフ、ささやき等を聞いたファンは、
「普段の声もいいけど、歌う声がものすごくいい」
「この前のBANG BANG CONで初めて見たんだけど、この子歌がうまくてびっくりした。なんか意外だった」
「やばすぎる」
「テヒョン(Vの本名)は、この顔から声まで深くて好き」
「同情シリーズいいね、楽しいよwwwwいい声まで持ってるね(涙)」
「声色がとてもいい」
「魅力のかたまり」
など、写真だけでは絶対にわからないVの魅力的な低音ボイスを絶賛。
ARMY(アーミー:BTSのファン)のVに対する”同情(?)シリーズ”はしばらく続きそうだ。
ソプラノ歌手も驚いたVのアカペラ!(動画出典:BANGTANTV YouTube)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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