- 日本では“テテ”の愛称で親しまれている、BTS(防弾少年団)のV。
- 彼には“四次元”、“クマ”など数々のニックネームがあるが、韓国ファンは“초코찐빵”とも呼ぶ。
- 最近1週間、韓国SNSではこのワードが急上昇し、話題となっている。
BTS(防弾少年団)のVのあるニックネームが、韓国SNSで話題となっている。

あだ名が話題となっている、BTSのV(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
日本では“テテ”の愛称で呼ばれることが多いが、彼には、“四次元”、“クマちゃん”、“CGV”など数々のニックネームがある。
一方、韓国ファンは、Vをある食べ物の名前で呼ぶこともあるそうだ。それはなんと、“チョコ蒸しパン”。
韓国のビッグデータ調査(Sometrend提供)によると、10月24日~30日の1週間に、Vについて言及された関連ワードの中で最も多かったのが、この“チョコ蒸しパン”だったという。
ハングルのつづりは、“초코찐빵(チョコチンパン)”。このワードが言及された数は、66,271件。
日本では韓国ほど浸透していないようだが、先週の韓国SNSでは、ファンがこぞってこのワードを投稿している。
この現象は、Google検索をしてみるとよくわかる。
おもしろいことに、“チョコ蒸しパン”と日本語で検索すると、おいしそうな蒸しパンの画像が出てくるが、韓国語の“초코찐빵”の検索結果では、Vの画像がたくさん出てくる。それだけ、韓国ファンの間では有名なニックネームなのだ。
しかし、そもそもなぜ、彼をそのようなニックネームで呼ぶようになったのだろうか?
ファンの説明によると、Vがチョコのように健康的でつややかな褐色肌であることと、ぷくっと上がった頬の肉がかわいらしいことから、その名がついたようだ。
たしかにネットに上がった画像は、彼のつやつやの肌と、蒸しパンのように柔らかそうな頬のお肉が印象的な笑顔の写真が多い。
“チョコ蒸しパン”のような笑顔を見せるV (画像出典:オンラインコミュニティー)
それでは、なぜこの1週間で、韓国ファンは“チョコ蒸しパン”というワードをたくさん使ったのかだが、どうやらそれは最近の彼を取り巻く環境が大きな影響を与えたようだ。
実は先日、韓国ツイッターに「Vは過去、校内暴力の加害者だった」という悪質なデマが上がり、海外アカウントを中心に広く拡散される事態が起こった。
それに伴い、近年ファンを悩ませていた彼への中傷やデマも一気に明るみに‥。
(関連記事)BTS V 突然校内暴力の加害者に? ファンを悩ませる組織的中傷・・その真相とは
そのため、韓国ファンが彼を応援しようと動いたのが、彼の無邪気な笑顔の画像をSNSに投稿すること。そして、その投稿のハッシュタグに、“초코찐빵(チョコ蒸しパン)”を使ったのである。
韓国ネットでたくさん言及されたこのワードは、ファンがVを守ろうという気持ちの表れであり、彼を愛するファンが多いことを証明した。

頬っぺたのお肉が柔らかそうなV (画像出典:YouTube BANGTANTV 動画キャプチャー)
韓国オンラインコミュニティーでは、蒸しパンのようなVの笑顔の画像や映像を紹介するスレッドが上がっている。
ネットユーザーらは、
「ニックネームがよく似合う。かわいい」
「本当に蒸しパンみたい。そう呼ばれるのも納得」
「チョコ蒸しパンの笑顔に癒されるな~」
「頬っぺたがふくらむのがとてもかわいいね」
「寝起きのチョコ蒸しパンの映像がかわいすぎる!」
「今後は仕事が忙しい時、精神安定のためチョコ蒸しパンを探してみるわ」
など、彼のかわいらしい笑顔が好評のようだ。
今後日本でも、店頭で“チョコ蒸しパン”を見かけたら、思わず手に取ってしまうファンが増えるのでは!?
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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