- ソ・ジソブが、新作ドラマ『広場』(Netflix/2025)でドラマ界に戻ってきた。
- 20年もの間、韓流スターとして君臨し続けてきた彼は、本作でも役者としての本領を存分に発揮している。
- ソ・ジソブがなぜ長きに渡って愛されているのか、日本でも親しまれた彼の代表作を振り返る。

『広場』でドラマ界に帰ってきたソ・ジソブ(画像出典:Netflix Korea)
ソ・ジソブが約3年ぶりに新作ドラマ『広場』(Netflix/2025)でドラマ界に帰ってきた。
6月6日に公開されたばかりだが、すでにNetflix(ネットフリックス)の視聴ランキング“今日のTV番組TOP10(日本)”では第2位にランクイン。主演として作品の人気を先頭に立って牽引するだけでなく、各メディアやSNS上で話題になるなど、早くも劇中での活躍が熱い視線を浴びている。
さすが20年もの間、不動の韓流スターとして君臨し続けてきた役者。久しぶりのドラマ出演だが、ソ・ジソブというネームバリューはもちろん演技力も健在だ。
では、なぜここまで長きに渡って愛され続けているのか、韓国ではもちろん日本でも親しまれた彼の代表作の一部を振り返ってみた。
バリでの出来事 (SBS/2004)
『バリでの出来事』は、4人の若者たちの絡み合った愛と欲望、身分差により生じた壁、そしてそれらがもたらす悲劇を描いたロマンスドラマ。
ドラマチックな展開と破格的な結末を迎えたことで有名だが、ソ・ジソブの活躍も話題を呼んだ作品。貧困と愛情が欠如した子ども時代を送り、誰にも簡単に心を開かず生きてきたエリートを熱演した。

『バリでの出来事』(画像出典:SBS)
一見冷たく見えるものの、実は愛情深く愛を渇望する難しいキャラクター。役の感情を繊細に描き出した彼は、ヒロインを巡って自分とは正反対の境遇にいる御曹司との三角関係まで最大限に盛り上げ、作品の成功に大きく貢献した。
過酷な生い立ちや複雑な恋愛、人間関係のなかで葛藤しながらも自身の愛と誇りを守った姿は、多くの人に感動を与えるとともに、ロマンス作品での俳優としての可能性も示したとの評価だ。
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ごめん、愛してる (KBS/2004)
そして次に出演した『ごめん、愛してる』で、メロ俳優としてはもちろん韓国を代表する役者の1人に。日本でも一躍大ブレイクを果たし、20年もの間、不動の韓流スターとして君臨し続けることになる。
本作をきっかけに、前出の『バリの出来事』をご覧になったという日本の韓ドラファンもいたほど。韓流ブームで沸くなか特に目立っていた作品の1つで、主演を務めたソ・ジソブは、前作にも増して視聴者に強い印象を残し、人気を思うままにした。

『ごめん、愛してる』(画像出典:KBS)
特に、本作のメインストーリーであるストレートチルドレンとして親の愛情を受けることなく生きてきた孤独な主人公の姿と内面をはじめ、愛する人のために無償の愛を捧げる切ない演技が見どころ。彼の熱演が感動を極大化し、放送終了後はロスになる人が続出。
ロス状態を意味する“*ミサ廃人”を生み出すなど、社会現象にもなるほど名実ともにソ・ジソブを代表する作品となった。
*ミサ廃人:韓国タイトル名『미안하다 사랑한다(ミアナダ、サランハンダ)』の頭文字をとって”미사(ミサ)”
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年6月9日現在):Amazon Prime Video、Lemino、FOD
主君の太陽 (SBS/2013)
こうして、シリアスなキャラクターを演じる役者というイメージが定着したソ・ジソブはその後も似たような役を演じてお茶の間を盛り上げていくが、『ごめん、愛してる』から約9年後に『主君の太陽』でラブコメに出演、コン・ヒョジンと息の合った演技で作品を盛り上げた。

『主君の太陽』(画像出典:SBS)
物語は、幽霊が見えるヒロインと、幽霊を消すことのできる男性のユニークな共生ロマンス。ソ・ジソブは大手ショッピングモールのCEOに扮し、彼だけのツンデレ演技とコミカル演技で、新たな魅力を発散して視聴者を魅了した。
これまでの献身的で誠実な役とは打って変わって、冷静で打算的なキャラクターを巧みに演じたとの評価。明るいロマンスも演じられる役者であることを立証した彼は、その後も引き続きラブコメで活躍していく。
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私の恋したテリウス~A Love Mission~ (MBC/2018)
その1つが『私の恋したテリウス~A Love Mission~』。スパイと平凡な専業主婦が巨大な陰謀に協力して立ち向かうサスペンスラブコメディーだ。
ソ・ジソブが演じたのは伝説のスパイ。向かいの家に住む女性の夫の死が、自分の追っている事件と関連があることに気づき、次第に彼女と距離を縮めていくキャラクターだ。

『私の恋したテリウス~A Love Mission~』(画像出典:MBC)
ソ・ジソブ史上類を見ないツンデレ&コミック演技を披露した作品と言われており、多くの視聴者にトキメキと笑いをプレゼントした。
日常の何気ない風景に笑いをプラスしたかと思えば、スパイらしくカリスマ溢れる一面も匂わせ身を呈してヒロインを守る姿には、ギャップ萌えせずにはいられない視聴者が続出。『太陽の主君』にも増して、役者としての演技力の幅の広さを見せつけた。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年6月9日現在):Amazon Prime Video、Rakuten TV、U-NEXT、Lemino
そして現在は、冒頭で触れた『広場』で活躍中。死に追いやられた弟の敵を討つため、壮絶な復讐を繰り広げる兄役で、静かな怒りとキレのよい爽快感抜群なアクションを披露してドラマファンを魅了中。本作も彼を象徴する代表作の1つとなりそうだ。
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