• 今SNSで話題のデート映像。そこに映っているのは、パリにいた噂のスター2人なのだろうか?
  • その真偽は不明だが、第三者によって撮影された映像が様々な憶測を呼び、拡散されているのは事実。
  • では仮に、プライベートを楽しむ芸能人を撮影した場合、それが罪に問われることもあるのだろうか?
熱愛説で話題のBLACKPINKのジェニーとBTSのV

熱愛説で話題のBLACKPINKのジェニーとBTSのV (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

今SNSで出典不明の、ある映像が拡散され、大きな話題になっている。

話題の理由は、その映像に映るカップルが、昨年(2022年)から度々熱愛説が伝えられている、BTS(防弾少年団)のVとBLACKPINK(ブラックピンク)のジェニーらしいという情報が添えられているから。

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その情報の真偽については不明だが、第三者によって撮影された映像が様々な憶測を呼び、広まっている。

最初に2人に熱愛説が浮上したのも、第三者が撮影した写真からだった。

韓国のオンラインコミュニティーやSNSで「済州(チェジュ)島でデートを楽しむ2人を目撃した」という書き込みと共に広まった写真には、車を運転する男性と助手席に座った女性が写っていた。

それが2人に似ていると話題になり、一気に熱愛説として広まったのである。

しかし、ここで一つの疑問が湧いた。

たまたま撮影していたら芸能人が映り込んだというケースを除き、もしプライベートを楽しむ芸能人を密かに撮影した場合、それを撮影した人が、盗撮罪に問われることはないのだろうか?

これについては、各国によって見解が異なるよう。まず、韓国ではどうだろうか。

韓国メディアは、犯罪性盗撮を“違法撮影”や“不法撮影”、犯罪性でない場合は“盗撮”と使い分けている。

犯罪性のある“違法撮影”の処罰基準は、撮影対象者の意思に反していること、そして性的欲望または恥を晒す余地がある写真および動画撮影の可否で、これらの条件に該当する場合は、撮影自体が犯罪となる。

行動そのものだけでも性暴力処罰法違反であるうえ、ネット上に掲載する場合、肖像権侵害+情報通信網法違反のダブルで罪質が重くなる。ただし、基準がかなり曖昧なため、議論になる場合が多いのだという。

では、今話題の映像が撮影されたフランスは?

ヨーロッパは不正撮影に厳しく、国の法律でしっかりと規制しているケースが多い。

撮影者の性的な欲望に関係なく、被害者のプライバシーを侵害するような行為は、罪に問うことができるようだ。

一方、日本では、刑法に“盗撮”の規定はなく、“盗撮”を取り締まる法令は、各自治体の迷惑行為防止条例が挙げられる。

この条例では、公共の場所における盗撮を取り締まっているが、主な対象はいわゆる“隠し撮り”で連想されるような、性的な意味合いを含む“盗撮”行為を指す印象を受ける。

日本での“盗撮”の定義は、一般的に「被写体となる人物の了解を得ず、勝手に撮影を行うこと」。

全ての“盗撮”が刑事事件として捜査を受ける訳ではなく、正当な理由がなく、その撮影対象者を著しく羞恥させたり、不安を与えるような行為が対象となる。

芸能人のプライベートを撮影したことだけで盗撮罪に問うのは難しそうだ。

しかし、今SNSで話題の映像は、韓国だけではなく日本でも報道され、拡散され続けている。

映っている人物が誰であれ、密かに撮った映像を本人たちの許可なしにSNSに投稿する行為については、プライバシーの侵害だという批判の声も上がっている。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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