現在の韓国音楽シーンを牽引しているBTS(防弾少年団)。その人気は国境を超え、世界各地に多くのファンを持っている。世界一の人口を誇る中国にもBTSのファンは多く存在するが、音楽やエンタメとは関係ない世界では、関係が悪化の一途をたどっているのが現状のよう。しかし、いくらBTSが中国で叩かれようと、Vの人気はうなぎのぼり状態だ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

先月25日、中国官営メディア・環球時報の英語版『グローバルタイムズ』が、世界的な人気を誇るボーイズグループBTS(防弾少年団)の所属事務所であるBigHitエンターテインメント(以下、Big Hit)が、財務報告書で中国の地図を間違って使い、中国のネットユーザーたちを怒らせたという記事を掲載した。

中国のネットユーザーを怒らせたというBigHitエンターテインメント

BTSの所属事務所であるBigHitエンターテインメントが中国のネットユーザーを怒らせた理由とは‥?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

この中国官営メディア・環球時報は、昨年10月、BTSのリーダー、RMが韓国とアメリカの友好関係発展に貢献した功労賞”バン・フリート賞”を受賞した際、「今年の行事は朝鮮戦争70周年を迎えて意味が格別だ。僕たちは両国が共に体験した苦難の歴史と数多くの犠牲を永遠に記憶するだろう」と心境を伝えたことに対し、「中国軍の犠牲を無視した」と、最も積極的に問題視したメディアとしても知られている。

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中国ではこれと関連して”BTS不買運動”が続いている中、さらに新たな問題として”中国地図”について指摘したのが環球時報だ。今回は、BigHitが国別の売上現状を紹介する内容に背景として書かれている世界地図に、中国とインドの国境線が十分に描かれておらず、これを問題視する指摘だった。

韓国と中国は、習近平主席の訪韓と、来年2022年の国交正常化30周年を控え、今年と来年を「韓中文化交流の年」と宣言しているが、最近また、前述したような問題や、ネットユーザーを中心に文化起源論争が続き、関係が悪化していると見られている。

それにも関わらず、いま中国でBTSのメンバー、Vの人気が熱い。中国ビッグデータ専門機関”Aiman(アイマン)”の「韓国アーティストファン活動指数」で数回1位を占めたVは、2月8日から14日、15日から21日の集計結果、「週間チャート」で2週連続1位になり、中国での高い人気を誇示した。

中国での人気がうなぎのぼりなBTSのV

BTSのメンバーVの中国での人気はうなぎのぼり(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

昨年Vは、「韓国アーティストファン活動指数」12月度で月間1位を獲得。さらに中国内で芸能人の商業的価値を評価する「商業価値指数」でも、グループ内不動の1位を獲得し、中国での人気とともに、経済的な面でもその価値を認められている。

また、中国の人気指標とされている中国版ツイッター「Weibo(ウェイボー)ファンページ」のフォロワー数は、BTSのメンバーとして初めて100万人を超えており、現地の人気を示す中国のファンクラブ”BAIDU V BAR”の規模と経済力も最高レベルだ。

“BAIDU V BAR”は、昨年Vの誕生日だった12月31日、12億ウォン以上の歴代K-POP最高の募金額を記録し、アラブ首長国連邦のドバイにある世界最高層の”ブルジュ・ハリファ”ライトショーなどの超大型イベントを行ったり、”テヒョン希望小学校”建立などの寄付活動まで、さまざまな画期的で幅広いサポートを行ったりと、世間を驚かせている。

さらに”BAIDU V BAR”は昨年K-POPファンクラブとして最高記録となる52億ウォン分のアルバムを購入、BTSのアルバム興行に圧倒的な力を見せ、Vの高い人気を実感させた。

BTSの人気が高まれば高まるほど、これからも攻撃対象になるだろうが、そうしていくら韓国と中国の関係が悪化しようと、アイドルファンのアイドルに対する好きという気持ちはブレない。今回中国でのVの人気に関するさまざまなデータが、BTS叩きをものともせず、まったく勢いの衰えないBTS人気を反映する結果となった。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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