BTS(防弾少年団)の海外公演を口実に投資家たちを騙した人物が検察に送検された。これまでBTSなどK-POPアイドルに関する詐欺が多発していたが、自身が詐欺に遭わないために改めて気をつけなければならないこととは..

BTS(防弾少年団)など、人気K-POPアイドルグループのコンサートや握手会、サイン会などのチケット抽選に外れたとき、ツイッターなどのSNSで取引をするユーザーも多くいるのではないだろうか。

ユーザーの中には詐欺を働かせる者もおり、これまでBTSなどに関連した詐欺は、コンサートチケット詐欺や、グッズ代行詐欺のようなオンライン詐欺の事例が多発している。

しかし、今回韓国ではBTSを利用して投資家を狙った新しい手口の巨額の詐欺が発覚し、世間を震撼させているという。

詐欺に利用されたBTS

詐欺に利用されたBTS(画像出典:BTS Twitter)

5月10日、ソウル・龍山(ヨンサン)警察署によると、BTSの海外公演の権限を持っていると投資家たちを騙し、55億ウォン(約5億5000万円)相当の詐欺を働かせた40代の男性A氏らが、特定経済犯罪の加重処罰等に関する法律違反(詐欺・私文書偽造・公文書偽造の罪)の容疑で検察に送検された事実が確認された。

A氏らは、2019年8月にBTSの海外公演に対する独占エージェント権限を保有していると投資家を騙し、契約金数十億を詐取した容疑を受けている。

これと共に、BTSの所属事務所であるBig Hitエンターテインメントの公文書を偽造し、これを行使した容疑も受けている。

事件の被害金額は5億5000万ウォン(約5500万円)とされているが、追加の被害者が多数いるため総被害額は55億ウォン(約5億5000万円)台だとみられる。

A氏らは、BTSの香港・インドネシアなど海外公演に対する独占権限を持っているとし、韓国内の中小規模の企画会社に接近して投資を誘導。

投資家たちを安心させるために、BTSのメンバーの記名捺印が含まれた虚偽契約書を提示して、Big Hitの支給内訳が記録された虚偽受領証まで差し出していたことが明らかとなった。

投資家たちは、契約を締結したのち2ヶ月が過ぎてもBTSの公演業務が行われなかったため、A氏らが提示した公文書がすべて偽造という事実を確認するとすぐに告発したという。



このように、BTSの海外公演を口実に投資を勧誘するという、新しい手口の詐欺。

詐欺の手口は日々巧妙に進化し続けており、その被害は拡大している。

上手い話しには必ず裏があるように、詐欺の被害に巻き込まれないためには自分自身が日頃からアンテナを張り、詐欺に関する知識を身につけておく必要があるだろう。

BTS

防弾少年団は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループ。
パンシヒョクのプロデュースによって誕生したBigHitエンターテインメントのヒップホップグループである。
デビューアルバムは<2 COOL 4 SKOOL>、デビュー曲は「No More Dream」。
グループ名の「防弾少年団」には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味を込めている。
ハングル表記は방탄소년단(バンタンソニョンダン)からバンタンと呼ばれることが多い。

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