今月14日(現地時間)に行われた『第63回グラミー賞』。ノミネートされていたBTS(防弾少年団)は今年惜しくも賞を逃したが、「来年こそは賞を取れるのではないか」という声が高まっている。その理由は、ミンストラダムスの予言にあった‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

アメリカ音楽界最大の祭典『グラミー賞』に、韓国アーティストとして初めてノミネートされたBTS(防弾少年団)。14日(現地時間)、今回は惜しくも受賞には至らなかったが、名誉あるステージでBTSは単独パフォーマンスを披露した。

惜しくも受賞を逃したが、素晴らしい単独パフォーマンスを披露したBTS

BTSは惜しくも受賞を逃したが、素晴らしい単独パフォーマンスを披露した(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

これを受け、韓国のあるオンラインコミュニティーでは、『BTS 2020 SEASON’S GREETINGS』のDVDで、SUGA(シュガ)が発言した言葉が再び注目を集めている。

SUGAはこのDVDで、来年度(2020年)の目標を語る際、「チームとしては来年(グラミー賞で)パフォーマンスをして、再来年に賞をもらう」と言及。

時系列に1年のズレはあるが、結果的に2021年、BTSはグラミー賞のステージで単独パフォーマンスを披露する事になる。そして彼の発言を踏まえれば、順序は予言通りなため、それならば「(順番に行けば)2022年こそは、グラミー賞を受賞するのでは?」というARMY(アーミー:BTSのファン)たちの期待の声が高まっている。

しかし、若干こじつけではあるが、見る角度や考えを変えてみよう。『Dynamite』のリリースは2020年でも、ノミネート対象は2021年のアワードである。という事は、今年リリースした楽曲は、2022年のアワード対象となるので、SUGAの予言はまだ生きているのではないか? とも考えられるのだ。

過去の発言に注目が集まっているSUGA

SUGAの発言に注目が集まる理由とは‥?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ARMYたちが、このSUGAの発言に期待を高めるのには理由がある。

SUGA(本名:ミン・ユンギ)には、”ミンストラダムス”という別名がある。過去、自分宛てに書いた手紙の中で2016年に大賞を取ると予言し、実際に*大賞を受賞するなど、SUGAの過去の発言や手紙の内容などが現実になることから、預言者ノストラダムスに絡めて付けられたあだ名だそうだ。

*大賞:『Melon Music Awards 2016』アルバム・オブ・ザ・イヤー、『2016 Mnet Asian Music Awards』アーティスト・オブ・ザ・イヤー、『第25回ソウル歌謡大賞』本賞、など

そのため、今回またARMYたちの間で、この”予言者 ミンストラダムス”の発言が再びクローズアップされているのだ。

ステージに立ちたいと思っても、簡単に立つことはできないグラミー賞。そんなグラミー賞のステージで単独パフォーマンスをしたことだけでも、十分栄誉あることに違いない。しかし、その先にある単独ノミネートまでされたBTS。今回はコロナの影響でリモート出演となったが、きっと賞を受賞する際は、現地会場でという思いもあっただろう。

来年、このミンストラダムスの予言が実現するかどうか‥。世界中のARMYたちを熱狂させる日が待たれている。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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