歌手のCrush(クラッシュ)が、BTS(防弾少年団)のJ-HOPEとコラボすることになったきっかけや楽曲制作の裏話などを明かした。一緒に作業を行ったCrushは、J-HOPEの熱心な仕事ぶりを見て「彼はプロフェッショナルすぎる!」と絶賛している。

BTS(防弾少年団)のJ-HOPEとコラボ曲を発表した歌手のCrush(クラッシュ)が、彼のプロ意識の高さを称賛した。

コラボ曲を発表した歌手のCrush(右)とJ-HOPE

コラボ曲を発表した歌手のCrush(右)とJ-HOPE (画像出典:BTS J-HOPE Instagram)

また、2人が縁を結ぶきっかけとなったエピソードや、新曲の制作裏話なども明かし、話題を集めている。

J-HOPEは、9月22日に発売されたCrushの新曲『Rush Hour』にフィーチャリングで参加。

公開されたMVや振り付けの練習動画は、ファンの視線を集めただけではなく、BTSメンバーをも刺激。特にジョングクからは、興奮のコメント8連投という熱い反応を受けたばかりだ。

(関連記事)BTS ジョングク 興奮コメントを8連投! J-HOPEへのリスペクトにぽろりと方言

Crushは、新曲のプロモーションを通じ、TV番組や動画コンテンツに出演、J-HOPEとのエピソードを語っている。

中でも、最近出演したYouTube(ユーチューブ)チャンネル『디글(ディグル):Diggle』のバラエティーコンテンツ『ご近所スターK シーズン2』では、コラボの裏話などを明かし、多くのファンの関心を集めている。

まず、MCジョナサンがコラボのきっかけを尋ねると、「僕が、彼のお姉さんの結婚式で祝歌を歌った」と明かし、「それが縁になって、感謝の気持ちとして御礼にプレゼントを贈ってくれた」と伝えた。

その後、J-HOPEがCrushの作業室を訪れる機会があり「ソロアルバムを出すから、フィードバックをしてほしい」とお願いされたという。

「それ以来、たくさん交流をして、”こういう歌を作ったんだけど、聞いてみる?”と言って、”どうする? 一緒にやる?”、”やろうか?”といった感じに、2人でコラボすることになった」と当時の状況を説明した。

MCジョナサンから「作業してて、彼に指摘することは無かった?」と問われると、「いやいやいや」と手を横に振って否定。

「本当に熱心で、3時間トイレに一度も行かなかった」と明かし、「汗を流しながら、”ヒョン、もう1回”、”僕はもっと上手くできます”」と、休憩も取らずに熱心に作業に没頭し続けたそうだ。

Crushは、そんな情熱溢れるJ-HOPEを見て「彼がワールドスターになったのには、それなりの理由がちゃんとある」「プロフェッショナルすぎる」と褒め称えた。

J-HOPEを絶賛した歌手のCrush

J-HOPEを絶賛した歌手のCrush (画像出典:YouTube Diggle 動画キャプチャー)

J-HOPEは、仕事に対してストイックで、プロ意識が高いことで知られている。

バラエティーなどの“表舞台”では、いつも笑顔で愛嬌溢れるキャラクターだが、かたや練習室やライブリハーサルなどの”舞台裏”となれば、”ダンスチーム長”として強い統率力を発揮する。

普段は優しい穏やかな彼も、ダンスパフォーマンスにおいては、誰よりも目つきが鋭くなるのだ。

そんなチーム長の存在は、メンバーに「ステージで振付を間違えると、J-HOPEが一番最初に気づく」「ミスをした時、思わずJ-HOPEの方を見てしまう」と言わしめるほど偉大なもの。

今回コラボを果たしたCrushも、彼の笑顔の裏に隠されたプロ意識の高さをまじまじと感じたようだ。

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Crush『Rush Hour (Feat. j-hope of BTS)』MV(動画出典:YouTube Crush公式チャンネル)

(構成:酒井知亜)





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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