その人気はいまだとどまるところを知らないアジアを代表するボーイズグループ、BTS(防弾少年団)。現在まで数々の音楽賞を受賞してきているBTSが今年、『第35回日本ゴールドディスク大賞』で8冠を達成。しかしこの栄誉ある受賞が、ある誤解を招いた。
今月15日、日本レコード協会主催の音楽賞『第35回日本ゴールドディスク大賞』が開催され、邦楽、洋楽、アジア部門など、国を越えて人気アーティストたちの受賞が発表された。
その中でもBTS(防弾少年団)は今回、「ベストアーティスト」アジア部門、今年のアルバム賞の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「ベスト3アルバム」(アルバム2枚が同時受賞)、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」、「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」など8つの賞を受賞するという快挙を成し遂げた。

BTSは『第35回日本ゴールドディスク大賞』で8つの賞を受賞した(画像出典:BTS official Twitter)
これは海外アーティストとして史上最多受賞記録となっている。しかし、今回のこの栄誉ある受賞が、ある誤解を招くことになった。
実は『第35回日本ゴールドディスク大賞』開催された15日(日本時間)は、アメリカでは現地時間14日、『第63回グラミー賞』が行われた日でもあった。
BTSは今年、大ヒット曲『Dynamite』で韓国アーティストとして初めて『グラミー賞』にノミネートされており、メンバーをはじめ、ARMY(アーミー:BTSファン)たちはその受賞報告を一日千秋の思いで待っていた。
そんな『グラミー賞』発表の日と同日に、「BTSが8冠達成」というような各メディア記事の見出しが溢れたせいで、一部ファンが『グラミー賞』を受賞したものと勘違い。一瞬『グラミー賞』に対するお祝いムードが広がるというハプニングがあった。
受賞記事が『グラミー賞』ではなかったことに気づいたARMYたちは、『日本ゴールドディスク大賞』の受賞に対し、「受賞したという知らせを聞いてグラミー賞かと思って心臓が止まりそうになった」「グラミーのせいで8冠の快挙が隠れてしまったね」というような反応も見られたが、「8冠王を獲得したから、次はグラミー賞だね」「さすがBTS!」など、お祝いコメントも数多く見られた。
今回の『日本ゴールドディスク大賞』が、世界的にあまりに大きな『グラミー賞』の授賞式と日程が重なってしまったせいで、「8冠達成」の名誉が少しかすんでしまった感もあるが、母国の韓国ではなく日本という国で、ほかにも多くのアジア出身アーティストがいるにも関わらず、史上最多の8冠を受賞したのは、BTSだからこそだ。
また、『グラミー賞』の受賞と勘違いしてしまった人が出たのも、BTSを「グラミー賞を取る実力を持ったアーティストだ」と思っている人や、その人気を認めている人たちが多いという証拠だろう。
受賞自体は勘違いではあったが、BTSは『グラミー賞』に韓国からリモートで出演し、『Dynamite』の単独パフォーマンスで圧巻のステージを披露。来年の受賞を期待させる音楽センスとハイレベルなダンスパフォーマンスを全世界に見せつけた。
(関連記事)「ウインクした子は誰?」90年代 伝説の米アイドルを消しているBTS V
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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