BTS(防弾少年団)のジョングクが、V(ブイ)に続き大物アーティストの名曲をカバーした。韓国でトップクラスのボーカリストの一人と言われており、歌手でありミュージカル俳優のパク・ヒョシンは、BTSメンバーを次々に魅了しているようだ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

BTS(防弾少年団)のジョングクが、韓国を代表するトップボーカリストの楽曲をカバーし、世界中のファンの心を切なくさせた。

97年生まれのジョングクが91年を歌った楽曲をカバー

97年生まれのジョングクが91年を歌った楽曲をカバーしたと話題に。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2月10日の明け方、ジョングクは自身のインスタグラムで、アーティストでありミュージカル俳優であるパク・ヒョシンの『1991年、冷たい風が吹いた夜』カバー映像を公開。

静寂の中、流れるメロディーに合わせて口ずさむように甘い歌声を披露しているのだが、本格的に収録した音ではなく、自室で歌っているかのような、息づかいまでが伝わってくる雰囲気がリアルさを増幅させ、リスナーの耳はとろける寸前だ。

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『1991年、冷たい風が吹いた夜』は、2007年にリリースされた5thアルバム『The Breeze Of Sea』に収録されている。パク・ヒョシンが、実母のことを思いながら制作した本作は、重低音ボイスが魅力的だった彼の歌唱が変化した曲とも言われており、発売当時ファンは戸惑いを隠せなかったという。

しかし、持ち味である重低音に繊細さや激しさが加わったことで却って大衆に受け入れられたのか、爆発的ヒットに。現在このアルバムは、彼の作品の中で最も入手困難だと言われている。

ジョングクのカバー曲を聴いたファンは「1997年に生まれたジョングクが歌う91年(涙)完全に生音ですごく良い」「明け方に聴くジョングクの声は本当に天国だわ」「こんな明け方のサプライズ、耳の鼓膜が天国に‥」「息づかいまで感性爆発」「なんか涙が出てきた」などの反応を見せた。

つい最近、同じくメンバーのV(ブイ)がパク・ヒョシンと一緒にいるところをストーリーで投稿。2人で軽くデュエットしている姿を見せて、耳目を集めた。Vも過去に、パク・ヒョシンの名曲『Breath(息)』をカバーしている。

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パク・ヒョシンの重低音、通称”洞窟ボイス”は、BTSメンバーを続々と虜にしているようだ。

BTSとパク・ヒョシン、美声+美声のコラボレーション‥ぜひとも実現させてほしいものである。

BTSジョングクの公式Instagramを見る(外部リンク)


BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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