韓国の芸能事務所、YGエンターテインメントが子会社の売却を進めているという。これ以前、BIGBANGの成功によりビッグマネーを得たYGは、”キャッシュカウ”となった彼らの空白期間を埋めるべく様々な新事業に手を出していた。全方位でM&Aを展開をしていったYGが迎えた、意外な結末とは。
韓国の3大芸能事務所の1つ、YGエンターテインメント(以下、YG)。
BIGBANG(ビッグバン)をはじめ、BLACKPINK(ブラックピンク)、TREASURE(トレジャー)など、国内だけでなく海外でも人気の高いK-POPアーティストから、チェ・ジウやキム・ヒエ、カン・ドンウォンといった大物俳優らも所属していることでも有名な事務所だ。
エンタメ分野で頭角を現していたYGがいま、子会社や関連会社の売却に追われているという。
韓国メディア・韓国経済(www.hankyung.com)は8月2日、「YG子会社売却へ BIGBANG成功を台無しにしたYGの失敗の歴史」という記事で「YGが全方位で行ってきた合併・買収(M&A)も約5年で幕を閉じることになった」とし、「積極的にM&A事業を推進したが、これといった成果は見られないまま、清算または売却手続きを踏んでいる」と、M&Aにまつわる事の顛末を報じている。
同メディアはこれを「重要な子会社とされるゴルフ事業の売却を推進するのは、主力事業である音楽及びマネジメント事業に集中するための戦略修正である」と説明した。
YGがM&Aを積極的に行った理由とは

BIGBANGはYGエンターテインメントを代表するK-POPスター(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:YG Entertainment)
YGがM&Aに積極性を見せたのは、BIGBANGのメンバーの入隊によって生じる”空白期間”を埋めるため。
YGがここまで大きく成長しビッグマネーを手にしたのは、2006年にデビューしたBIGBANGによる影響が大きい。
デビューと同時に韓国で爆発的な人気を得たBIGBANGは、その人気を海外にまで広げていった。それもアジア圏だけでなく欧米までも魅了し、彼らは世界的なK-POPスターとなった。
YGの主な収入源、つまり”キャッシュカウ(Cash Cow)”となったBIGBANGであるが、人気絶頂期の彼らに訪れたのは”兵役”という避けては通れない国防の義務だ。
彼らがエンターテインメント界を不在にしてしまう数年間、この穴を埋めるため、つまり収入源を確保するためにYGは様々なビジネスに挑戦し始めた。
多岐に渡る経営を試みた結果は‥

韓国中に衝撃を与えた”バーニング・サン事件”。これにより打撃を受けてしまったYG(写真提供:©スポーツ韓国)
YGが足を踏み入れたのは、ビューティー、外食、ゴルフ分野といった本業(エンターテインメント関連)以外の事業。BIGBANGが遂げた成功の報酬をもとに、YGは同時多発的にこれらのM&Aを推進していく。
だが、このような拡張は長く続かなかった。
BIGBANGを基盤に積み上げたM&Aは本業の没落とともに崩れ始めた。2019年初め、元BIGBANGのV.Iが”バーニング・サン事件”に巻き込まれたことで、会社の株価は暴落。
この危機を新事業が支えてくれるだろうと期待したが、5年に近い時が過ぎた現在、YGのM&A成績表は残念ながら期待を下回っている。
そして今回、前述したように収益が高いとされるゴルフ事業の売却に至った。
HYBEはYGを”反面教師”にしている?

世界を席巻中のワールドスター、BTS(画像出典:BTS公式Instagram)
YGのM&A失敗事例は、その後登場したHYBEなど、ほかの芸能事務所には”反面教師”となっているようだ。
現在のHYBEは、BTS(防弾少年団)の活躍により2017年頃のYGと似た状況にある。ワールドスターとなったBTSが巨額の富を生み出し、会社側は規模を拡大させ、YGと同じくM&Aを展開している最中だ。
だが、HYBEが示したのは”事業の多角化”ではなく、”プラットフォーム”事業に集中するM&Aを展開するといった明確なビジョン。実際、1兆ウォンを投じてアリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバーらが所属するイサカ・ホールディングスを買収し市場を驚かせている。
BTSの”入隊”による空白期間を埋める必要性は当時のYGと似ているが、HYBEが示したのは未知の領域への参入ではなく、自分たちが得意とする事業で世界観を拡張するもので、YGとは正反対の戦略を練った。
HYBEのこのような動きから、彼らがYGを反面教師にし、二の舞にならない戦略を練ったのではないかと見られている。
BIGBANG
BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。
編集部おすすめ記事
-
Kep1er ダヨン、BoA「VALENTI」カバーで魅せた完璧パフォーマンスに世界が喝采!
-
SAY MY NAME、ハツラツ・パワー全開の「1,2,3,4」ステージを披露!
-
CNBLUE ジョン・ヨンファ × SEVENTEEN ホシ、“LP ROOM”で語る友情と音楽の深い物語──圧巻のセッションも!
-
SEVENTEEN ウォヌ、入隊前日に語った想いと“新曲”の予告も!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
-
BTS V、ファンが選んだK-POP界を代表する「第2ボタンをもらいたい憧れの先輩」1位に!
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
来週(4月7日~)日本のテレビで観られる「公認最強ロマンス」韓国ドラマ4選
-
春にぴったりな新作祭り!来週(4月7日~) Netflix他 日本VODで楽しめる韓国ドラマ5選
-
BTS V、ファンが選んだK-POP界を代表する「第2ボタンをもらいたい憧れの先輩」1位に!
-
韓国バラード歌手SHIN JIHOO、5月5日(月・祝)に日本で単独コンサート開催決定!
-
世界中のファンがドはまりしたザ・ベストNetflix韓ドラは?2024年以降公開の「近作」ランキング
-
21時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ノ・ジョンウィ & イ・チェミン & チョ・ジュニョン、MBC新ドラマ「バニーとお兄さんたち」の制作発表会に出席!(PHOTO28枚)
-
NCT ジェヒョンのスクリーンデビュー作も!5月に日本の劇場で楽しめる韓国映画3+2選
-
IU × パク・ボゴム主演「おつかれさま」、世代を超えて心に響く──グローバル1位の感動作
-
クォン・ウンビ、3カ月ぶりのカムバック!デジタルシングル「Hello Stranger」で感性が再び花開く
-
チャン・ナラ×ナム・ジヒョン主演「グッド・パートナー」、待望のシーズン2制作が決定!
-
FIFTY FIFTY、新曲「Perfect Crime」のショートドラマティーザーで魅せた“破格の挑戦”に期待高まる!
-
CNBLUE ジョン・ヨンファ × SEVENTEEN ホシ、“LP ROOM”で語る友情と音楽の深い物語──圧巻のセッションも!
-
SEVENTEEN ウォヌ、入隊前日に語った想いと“新曲”の予告も!
-
【25年5月】超話題作がCSに続々登場!日本のテレビ初放送の最新韓国ドラマ6選
-
キム・スヒョン主演映画「リアル」監督交代議論が再燃‥イ・サラン監督の「コネ疑惑」とは
-
Danmeeアンケート「25年3月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位は・・Kep1er!
-
日本人の心を射抜いたあの作品も‥今週末(4月4日~) 日本のテレビで放送する韓国映画5選
-
TXT、圧倒的な票数で「25年3月版 K-POP男性アイドルグループ人気決定戦」で1位に輝く!
-
CLOSE YOUR EYES、1stミニアルバム「ETERNALT」のショーケースに出席!(PHOTO16枚)
-
JTBC新ドラマ「君は天国でも美しい」、キム・ヘジャ×ソン・ソックが紡ぐ“超越的な愛”の物語
-
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
-
パク・ボゴム、Netflixオリジナルドラマ「おつかれさま」の舞台裏を公開・・“愛しいあなた、おつかれさま”
-
Kep1er ダヨン、BoA「VALENTI」カバーで魅せた完璧パフォーマンスに世界が喝采!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。