新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、打撃を受け続けている映画界。映画館での新作公開は難しく、公開したところで集客することも厳しいのが現状だ。このような状況の中、脅威のウイルスに立ち向かう勇敢な投資家の活躍が注目を浴びている。そこには俳優、ソ・ジソブの姿があった。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、打撃を受け続けている映画界。

新作が登場しても映画館での公開が難しく、公開したところで集客するのも至難の業だ。

これに悩まされた配給会社はその視点を変え、劇場だけでなく動画配信サービスなどを通じて作品公開に踏み切っている。

俳優だけでなく、投資家としての顔も持つソ・ジソブ

ソ・ジソブは俳優だけでなく、投資家としての顔も持つ(画像出典:51k Instagram)

厳しい状況が続く中、映画界で奮闘を続けているのが俳優のソ・ジソブだ。

彼は俳優としての活躍を見せながらも、芸術性が優れたアート映画の輸入と提供にも愛を注ぐ”映画投資家”の顔も持っている。

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“映画投資家”として、ソ・ジソブは新型コロナウイルスに対抗し、多様性を描いた映画の守護神として現在も活動を続けているという。

2015年から毎年、彼は作品に投資をし続け、コロナ禍の影響で映画界が危機に直面した昨年と今年も、数本のウエルメード映画を輸入し、韓国国内の観客に紹介した。

映画館で多様性を描いた作品をよく見る観客なら、しばしばソ・ジソブの名前をクレジットで見ているだろう。

1~2年に1本ほど新しい映画を発表しているので、出演者のクレジットより投資者(共同提供)のクレジットによく登場している。

ソ・ジソブは投資家としての手腕にも称賛が届けられている

投資家としての手腕にも称賛が届けられている、ソ・ジソブ(画像出典:51k Instagram)

今夏、ソ・ジソブが投資して輸入した3作品の映画がスクリーンにかかる。

叙事詩的映画『The Green Knight』、ロマンス劇の『夏の日、私たち(原題)』、ドラマジャンルの『The Human Voice』と、多彩な作品を披露。

パンデミックの余波で皆が封切りをはばかる中、ソ・ジソブは劇場と多様性を描いた映画を生かすべく奮闘を続けている。

ソ・ジソブが携わった映画が以下の3作品だ。

■『The Green Knight』
全米でも公開となったアメリカ映画『The Green Knight』は、デビッド・ロウリー監督によるA24の新作だ。
イングランドに古くから伝わる『ガウェイン卿と緑の騎士』の物語を映画化した作品で、ガウェイン卿と緑の騎士が名誉をかけた”首切りゲーム”と、5つの関門を通らなければならない巨大な旅路を描くファンタジー史劇。

■『夏の日、私たち(原題)』
韓国では夏の封切りを予定している、中国映画『夏の日、私たち(原題)』。
2018年に280万人の観客を動員し興行を成功に収めた、パク・ボヨン、キム・ヨングァンの初恋年代記『君の結婚式』をリメイクした作品だ。

■『The Human Voice』
昨年、第77回ベネチア国際映画祭に招待された『The Human Voice』。
愛が冷めてしまった恋人が帰ってくることを願って、彼と最後に電話をする女性の感情的な変化を描いたドラマジャンルの映画だ。

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ソ・ジソブは、あるインタビューで”映画投資家”について「趣味ではなく仕事だ。大袈裟には言えないが、続けていきたい」と語ったことがある。

謙虚に話す彼であるが、俳優業同様、映画投資家でも溢れるセンスが活かされ、映画関係者の間から多くの称賛が届けられている手腕の持ち主だ。

俳優、映画投資家、そして優秀な俳優が所属する事務所”51k”を設立するなど、映画にまつわることに対し積極的な姿勢を見せ続けるソ・ジソブ。

時に、皮肉で冷ややかな視線が向けられたこともあったが、多大な可能性を持った芸術を世に送り出すことに長けているソ・ジソブは、地道だが確かな活動でそれを一蹴している。



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