約8年前の2013年8月5日にリリースされた『Growl(으르렁/ウルロン)』。韓国音楽業界で12年ぶりのミリオンセラーとなったこの楽曲は、ボーイズグループEXO(エクソ)が国民的なアイドルになったきっかけだった。
いまから約8年前、2013年8月5日にリリースされ、韓国音楽業界で12年ぶりのミリオンセラーとなる大ヒットを記録した『Growl(으르렁/ウルロン)』。
ボーイズグループEXO(エクソ)が2012年にデビューした当時、大手芸能事務所SMエンターテインメントの新人ボーイズグループということで話題にはなったが、デビュー曲から爆発的なヒットには繋がらず、国民的なアイドルになったきっかけはこの『Growl』だった。

12人組ボーイズグループとしてデビューしたEXO(画像出典:namu.wiki)
2010年代初のミリオンセラーになり、低迷していた韓国のアルバム市場を再び活性化させることになった『Growl』は、以降、EXOが打ち立てる壮大な記録の出発点となった曲でもあり、2016年には大衆と専門家が選ぶ歴代ボーイズグループ最高の歌5位に選ばれている。
EXOはその後”第3世代K-POPの扉を開けたグループ”とも呼ばれ、第2世代の代表グループの東方神起(TVXQ)や少女時代(SNSD)などの事務所の先輩からそのバトンを引き継いだ。
いわゆる”アイドル音楽”と言われるものは、特定のファンがアイドルのCDを何十枚、何百枚と大量購入し、アルバムチャートの順位を上げるというものが多いが、『Growl』は正真正銘、国民的大ヒットソングだった。
この楽曲の大ヒットでEXOのステータスが一気に上がり、K-POP界における絶対的な王者として君臨。その人気は韓国のみならず、中国、日本にも広がり、さらに2016年には初の北米ツアーを実施するなど、アジアを越え、アメリカ、ヨーロッパへと拡大していった。
そしてこの人気を知ったK-POP界では、『Growl』リリース以降にデビューしたアイドルグループが、EXOの世界観をベンチマーキングし、独自の世界観を作り始めた。
近年では、『2018年平昌冬季オリンピック』の閉会式に韓国を代表するアイドルとして出場し『Growl』を披露するなど、リリース当時からいまでもEXOの代表曲となっている。

『2018年平昌冬季オリンピック』の閉会式で『Growl』を披露したEXO(画像出典:MBCNEWS YouTubeキャプチャー)
今月5日、韓国のオンラインコミュニティーに、「8年前の今日リリースされた『Growl』」というタイトルのスレッドが登場し、それを見たネットユーザーからは
「名曲だ」
「わぁ、もうそんなに‥」
「あの時の学生たちが‥いまは成人‥」
「8年前だなんて」
「わ~時間はほんとに早いね」
「いま聴いても名曲」
「この時に生まれた子たちは小2‥」
「レジェンド‥」
など、この楽曲を懐かしむ声が並んでいる。
ここ数年は、BTS(防弾少年団)の勢いに完全に押されているが、2017~2018年あたりまでは確実にK-POP界のエースと言えたEXO。
しかし、現役・脱退メンバーの不祥事、現役メンバーの結婚などにより、EXOファンだけでなく多くのK-POPファンを衝撃に陥れ、ファンの分裂も大きな話題となった。
また2019年にシウミン、D.O.(ディオ/ド・ギョンス)、2020年にスホ、チェン、チャニョル、2021年にベッキョンが入隊しており、しばらく完全体のEXOでは活動できていない状況。
これから入隊を控えているメンバーもいるため、ファンにとってはもどかしい時期が続きそうだ。
デビューからこれまで大小さまざまな出来事があったが、多くのファンは、メンバーの人数が多いだけに全員が一刻も早くステージに戻り、完全体のEXOとして再びこの歌を歌い踊る彼らの姿を待ち望んでいる。
EXO『Growl』MV(Korean Ver.)(動画出典:YouTube SMTOWN)
(関連最新記事)カイ(EXO)新婚夫婦のために ’Growl’ 特別披露!2年ぶりでも「自然と体が動く」
EXO
EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。
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