成人向けショー『クレイジー・ホース』の舞台写真を公開したBLACKPINKのリサ(写真提供：ⓒ スポーツ韓国)

BLACKPINK(ブラックピンク)のリサが、自身が出演した成人向けショー『クレイジー・ホース』の舞台写真を公開し、ネット上で反響を呼んでいる。

10月5日、リサはインスタグラムを更新し、華やかな衣装を着用したステージ写真を投稿した。さらに彼女は「『クレイジー・ホース』で本当に素敵な経験を与えてくださった全ての方々に感謝いたします。席を埋める誰かが必要な時はいつでも呼んでください」とコメントを残している。

リサが出演した『クレイジー・ホース』は、フランスの有名キャバレーで行われる、女性と芸術をテーマにしたストリップショー。

レベルの高いパフォーマンスが人気を集めているが、女性ダンサーは扇情的な衣装でダンスを披露することから、性の商品化を指摘する声も少なくない。

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そのため、リサの出演について韓国では賛否の声が巻き起こっていたが、彼女は露出度の高いステージ写真を堂々と公開。華やかな照明の元で笑顔を見せ、自身を取り巻く論議を気にしない姿勢を見せた。

そんな彼女の姿にネット上では、さまざまな反応が寄せられているが、一部の韓国メディアは刺激的な見出しを使い、リサをしつけるような報道を行っている。

韓国メディアのスポーツ京郷(sports.khan.co.kr)は、10月6日に『BLACKPINKリサ、事実上”アイドル終了”宣言』という見出しの記事を公開。

さらに韓国ウェブメディアの10asiaは、『BLACKPINKリサ、韓国ファンは眼中にないのか…19禁ショーをしても当てにするのは海外ファンダム』という記事を投稿し、彼女の活動を皮肉るような姿勢を見せた。

記事内には最近のリサの近況や、世間の反応、さらに所属事務所YGエンターテインメント(以下、YG)の株価下落などの話題が取り上げられている。

『クレイジー・ホース』のステージで笑顔を見せるBLACKPINKのリサ(画像出典：リサ 公式Instagram)

BLACKPINKは現在、YGとの再契約不発説で世間の注目を集めているが、そんな中でもリサは積極的な個人活動を行い、プライベートの熱愛説も度々話題に。

今年から彼女は、高級腕時計ブランド『タグ・ホイヤー』の最高経営責任者を務めるフレデリック・アルノー氏と一緒にいる姿が目撃されており、熱愛説が浮上している。

10月4日にはオンラインコミュニティーにて、2人が飲食店を訪問していたというデート写真が公開。さらに9月にはリサが彼と共に、出身国であるタイを訪れたという話も登場した。

『クレイジー・ホース』の出演や、デート報道に一部の韓国ファンは、反発や苦言を呈しているが、リサは周囲の目を気にせず、マイウェイを貫いている。

韓国メディアの中には、そんな彼女の行動とYGの株価の話題を繋ぎ合わせ、リサの活動が株価下落を及ぼしているかのように報じているところも少なくない。

さらに韓国ファンの声に耳を傾けずに、自身のスタンスを貫く現状に「韓国の事務所やファンに育ててもらった恩を忘れたのか」というような、信頼を裏切ったと言わんばかりの指摘を行っている。

そのようにして韓国メディアはリサに対し、”韓国の反応にもっと目を向けるべき”としつけに乗り出しているのだ。

絶大的なグローバル人気を誇るBLACKPINKのリサ(画像出典：リサ 公式Instagram)

これまでリサはBLACKPINKとして活躍し、ソロ活動でも絶大的なグローバル人気を獲得してきた。

トップグローバル歌手である彼女は、すでに自分がやりたい仕事を選択し、挑戦していく実力を持っている。

だが、K-POPアイドル出身であることから、韓国国内では本人の選んだキャリアやプライベートに批判や苦言の声が寄せられる結果に。

どうやら韓国アイドルは大きな功績を残しながらも、自身の希望する道を選ぶ権利すら認められていないようだ。

そんな彼女の活動が制限され、批判の対象になる現状には疑問の声も上がっている。今後、リサがどのようなキャリアを築き、活躍を続けていくのか注目が集まっている。

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