『逃げるは恥だが役に立つ』『恋はつづくよどこまでも』『花より男子』と、漫画原作の実写化ドラマが多数制作されている日本。韓国でも同じようにウェブトゥーンを原作にしたドラマが大ヒットとなっており、新しいドラマ制作のスタイルが確立しつつあるようだ。
魅力的なキャラクターと壮大な世界観で描かれるストーリーが人気の”ウェブトゥーン”。
ウェブトゥーンとは、インターネットを通じて連載(配信)される電子コミックのことだ。現在、韓国ではこのウェブトゥーンを原作にしたドラマ化がトレンドとなっているよう。日本でもシンドロームとなった『梨泰院クラス』をはじめ『私のIDはカンナム美人』『キム秘書はいったい、なぜ?』『サンガプ屋台』などもウェブトゥーンを原作としたドラマだ。

『梨泰院クラス』(画像出典:JTBC、クァン・ジンInstagram)

『私のIDはカンナム美人』(画像出典:FNエンターテインメント、Fantagioミュージック、NAVERWebtoon)
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では、なぜこのようなブームが起きているのだろうか。
ドラマの制作側から見ると、ウェブトゥーンは高い完成度を持つ作品が多いことから、手直しせずに映像化にしやすい。さらに知名度も高く、すでに多くの読者ファンを獲得しており、そのファンをドラマに引き入れることで視聴率も獲得できるといった利点があるからだ。また、ドラマとして取り上げると、ドラマや原作、さらに作家自身も有名になる。
このような図式が見られることから、ウェブトーン作家もドラマ化を見据えて作品を手掛けることもあるようだ。
双方に相乗効果をもたらす制作スタイルが現在の韓国ドラマ界ではトレンドであり、新体系として確立されている。
2次元の世界であるウェブトゥーンにはさまざまな題材を扱った作品があふれ、そのストーリー性も高い。その豊かな表現で繰り広げられる世界観をドラマ化し、Netflixを通じて全世界へと発信する。ドラマを見た国内外の視聴者は、原作にも注目し始める‥といった双方にとって得のある良好な関係となる。加え、ファンから見ても、原作だけでなくと映像化したドラマも楽しめるといった魅力も生じるのだ。
ここでドラマや映画として制作が決まったウェブトゥーンを紹介しよう。
『Sweet Home(スイートホーム)』

『Sweet Home』(画像出典:namu.wiki)
校内暴力の被害者である引きこもり高校生ヒョンスが家族を失い、引っ越した先のアパートで経験する奇怪で衝撃的なストーリーを描いたアクション・ミステリー。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『ミスター・サンシャイン』などを手掛けたイ・ウンボク監督の演出により、Netflixオリジナルシリーズとしてドラマ化される。
閉鎖された空間を背景に、怪物と化した悲劇的な状況と人々の欲望を推理する心理劇がどのように再現されるのか、早くも原作ファンから多くの関心が寄せられている状態だ。
『女神降臨』

『女神降臨』(画像出典:야옹이公式INSTAGRAM)
容姿にコンプレックスを持ち”メイク”を通じて女神になるイム・ジュギョンと、人知れない傷を持つイ・スホが出会い、お互いの秘密を共有して成長するロマンチック・コメディーだ。
輝くビジュアルと爽やかな魅力を持つ女優ムン・ガヨン、”顔の天才”ことASTROのチャ・ウヌ、俳優ファン・インヨプが主要キャストに選ばれたことでも話題を集めている。
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『ビジランテ(原題)』

『ヴィジランテ(原題)』(画像出典:namu.wiki)
幼い頃に母親を失った警察大学の学生が、司法不信や犯罪者を処罰する様を描く。映画化とドラマ化が同時に決定した作品だ。
『明日(原題)』

『明日(原題)』(画像出典:namu.wiki)
現実と死後の世界を行き来する”あの世”のオフィス・ファンタジー。
昏睡状態に陥った主人公が、生き返るために”死神独占企業”の”走馬灯”の特別危機管理チームの末っ子としてメンバーに入る。そこで自殺を考える人々を阻む役目を担い、奮闘する姿を描く。
『ホラーとロマンス(原題)』

『ホラーとロマンス(原題)』(画像出典:루시드Instagram)
恋が知りたい女性ホラー作家と、ホラーが大の苦手な人気ロマンス作家の不思議なロマンス模様を描いたヒット作。
『今日も愛しい(原題)』

『今日も愛しい(原題)』(画像出典:namu.wiki)
夜明けに犬に変わる女性と犬恐怖症の男性が描くロマンス・ストーリー。
『上中下(原題)』

『上中下(原題)』(画像出典:namu.wiki)
財閥、会社員、失業者とそれぞれ違う人生を生きている3つ子が、互いの存在を知り、上流層になるために対立する姿を描く。現在はキャスティングと企画段階にあるそうだ。
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