日本でも大ブームを巻き起こしている韓国ドラマ『梨泰院クラス』。劇中で不義に妥協しない情熱的な青年”パク・セロイ”に扮した、俳優パク・ソジュンの魅力に取り憑かれた人も多いはず。数多くのドラマで活躍を見せる彼の”映画出演作”に注目が集まっている。
『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』『花郎』と数多くのドラマを大ヒットに導いた、俳優パク・ソジュン。
ドラマでの活躍が注目されがちだが、2017年に公開された主演映画『ミッドナイト・ランナー(原題:青年警察)』では本国で550万人を動員する大ヒットを記録するなど、スクリーンでも輝かしい活躍を見せている。
その『ミッドナイト・ランナー』のメガホンを取ったキム・ジュファン監督とパク・ソジュンが再びタッグを組んだ映画『ディヴァイン・フューリー/使者(原題:使者)』が今夏(8月14日)日本での公開が決定し、大きな反響を呼んでいる。

今夏、日本公開が決定したパク・ソジュン主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』(画像出典:ロッテエンターテインメント)
本作は、幼い頃に事故で父を亡くして以来、信仰心を失った総合格闘技世界チャンピオンと、バチカンから派遣されたエクソシストの神父が悪に立ち向かうエクソシズム・アクションで、劇中ではパク・ソジュンの鍛え上げられた肉体によるダイナミックなアクションシーンも披露される予定だ。
本作の日本公開を前にパク・ソジュンのスクリーン作に注目が集まっている。
ここで、ファンならば押さえておきたい主演デビュー映画『悪のクロニクル』を紹介しよう。

パク・ソジュンの新たな魅力が発揮された『悪のクロニクル』。ファンであれば必見の映画だ(画像出典:CJエンターテインメント)
2015年に製作された『悪のクロニクル』は、警察署を舞台に、自ら犯した殺人事件の真相を隠蔽したことがきっかけで深い罠にはめられていくクライム・サスペンス劇だ。
大統領賞を授与され昇進を控えた敏腕刑事チェ・チャンシク班長は会食後、タクシーに乗って自宅に向かう途中で強盗に遭ってしまう。乱闘の末、誤って強盗を殺害してしまい、警察に通報すべきか迷ったが事件を隠蔽して現場を去った。
その翌朝、江南警察署前の工事現場のクレーンに自分が殺した死体がぶら下がるという事件が発生し、国中が騒然となってしまう。
自分が犯した殺人事件を担当することになってしまったチェ班長は、迫る捜査網に不安を感じはじめていた。そんなある日、ある男が自分が犯人だと警察署に現れ‥というストーリーで、姿の見えぬ存在に追い詰められていく主人公と予測不可能な展開で手に汗握る作品に仕上がっている。
監督は『TUBE』を演出したペク・ウナクが、主人公のチェ刑事役は『シークレット・ミッション』のソン・ヒョンジュが務めている。ソン・ヒョンジュは、『梨泰院クラス』の一話でパク・ソジュンの父親に扮し、無念の死を遂げた人物を描いた。
パク・ソジュンは、チェ刑事を慕いながらも次第に疑念を抱くようになる末っ子刑事チャ・ドンジェ役に扮する。劇中の彼は、持ち前のスウィートなイメージはなく、黒化された姿を演じて新しい可能性を見せたことで高い評価を受けた。始終何かを知っていて隠しているような演技は正に見どころであり、期待してもよい。
また、組織社会を舞台に複雑に絡み合った人間模様を”エグく”描き、張りつめる緊張感と最後まで予測不能な展開が人気を呼び、韓国で219万人の観客数を記録したヒット作としても話題を集めた。
完成度の高さに定評のある警察を舞台にした韓国映画であり、パク・ソジュンの新たな一面が披露されている、ファンにはたまらない愛される作品のように思う。加えて『梨泰院クラス』では切ない親子を演じ、多くの人を涙させたパク・ソジュンとソン・ヒョンジュが、劇中繰り広げる緊張感あふれる’因縁の仲’を堪能するのも、『悪のクロニクル』のもう一つの見どころである。

『梨泰院クラス』で父親を演じたソン・ヒョンジュとパク・ソジュン(画像出典:JTBC)
今夏、日本公開される『ディヴァイン・フューリー/使者』の前にぜひ観ていただきたい作品のひとつである。
『悪のクロニクル』予告編ティーザー映像(動画出典:Youtube CJ Entertainment Official)
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