• ユ・スンホとヘリ主演の『花が咲けば、月を想い』が、3月3日からテレビ東京で放送されます。
  • 酒を禁止する法令“禁酒令を題材にした作品ですが、そのような法令は実在したのでしょうか。
  • 『花が咲けば、月を想い』のあらすじや見どころとともに、“禁酒令”についてご紹介します。

『花が咲けば、月を想い』(KBS/2021)が、3月3日からテレビ東京で放送されます。

ユ・スンホとヘリ主演の、“禁酒令”を題材にしたロマンス時代劇。 BSやCSで再放送を繰り返している人気作です。

日本には江戸時代に、“生類憐みの令”という、民衆を苦しめたことから天下の悪法と言われている法令がありますが、これと同様に、一見ありえなさそうに思える、酒を禁止する法令“禁酒令”は、朝鮮時代にあったのか気になるところ。

時代と共に変化しているとはいえ、いまだ人間関係を深める手段としてや、各祭祀でも必須の供え物として用いられているお酒が、韓国で本当に禁じられたのでしょうか。

『花が咲けば、月を想い』のあらすじや見どころとともに、“禁酒令”についてご紹介します。

禁酒令下の密造酒が導くドラマチックなロマンスストーリー

物語は、禁酒令下で密造酒を巡って繰り広げられるロマンスストーリー。

『花が咲けば、月を想い』

『花が咲けば、月を想い』(画像出典:KBS)

ヘリが、両班(ヤンバン)という身分ながら貧しい生活を送り、酒を密造することで人生を変えようとするヒロインを。ユ・スンホが、密造酒を取り締まる原則主義の監察官役を演じています。

コメディータッチの軽快な世界観でスタートしたかと思いきや、物語が進むにつれて深みを増していく見応えのある1作。ピョン・ウソク扮する世子を含めた、複雑な三角関係も見どころです。

そしてなんといっても、禁酒令がラブストーリーはもちろん、手に汗握る展開まで生み出して視聴者を虜に。ただの政策として用いられるのではなく、愛と権力と秘密が入り混じるドラマチックな1作に仕上がっています。

禁酒令は存在したのか

では、このドラマの核心ともいえる“禁酒令”は本当にあったのでしょうか。一見フィクションのように感じる人もいるかもしれませんが、実は朝鮮時代には酒の製造や販売を制限する政策が存在したのだとか。

理由は、米の消費を抑えるため。凶作時に米を酒造りに使用するのを防ぐのが目的だったそうです。日本でも歴史上、何度か似たような法令が発令されましたが、お隣の国も同じだったよう。

『花が咲けば、月を想い』

『花が咲けば、月を想い』(画像出典:KBS)

儒教が重んじられてきた韓国では祭祀において必要不可欠なもので、酒自体を悪とみなしたり、長期間施行されたりすることはありませんでしたが、非常に厳しく取り締まられたといいます。

高い身分である両班も例外ではなく、当時、焼酎を自宅で密かに製造する両班が、後を絶たなかったとの記録もあります。

モチーフとなった英祖時代・・禁酒令の裏にある親子関係

最も厳格な禁酒令が出されたのは、朝鮮第21代国王・英祖(ヨンジョ)の時代だったと言われていますが、『花が咲けば、月を想い』はどうやら当時を背景にしているよう。

登場人物の名前は異なるものの、韓国で有名な英祖親子の不仲説を想像させるシーンが盛り込まれており、世子は禁酒令が敷かれるなか、父親に対する反抗心むき出しで密かに酒を提供する店に通います。

これにより、ヒロインと出会うことになるのですが、英祖は息子が次期王として適任か、試すかのようにわざと彼に酒を出すなど、複雑な心理戦が繰り広げられていくことに。愛情と不信、それぞれの立場が絡み合っていきます。

『花が咲けば、月を想い』

『花が咲けば、月を想い』(画像出典:KBS)

歴史的資料によると、厳格な禁酒令が発令された時期を境に親子関係が悪化し、最終的には、世子が死に追い込まれてピリオドを打ったと言われている2人。それが、時折ドラマや映画に登場する、あの「思悼世子(サドセジャ)の死」です。

ロマンスストーリーがメインの作品ではありますが、“禁酒令”を通して、遠い過去に想いを巡らせながらみるのも面白いかもしれません。


花が咲けば、月を想い(動画出典:KNTV)

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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