- 近年、“韓流ドラマ”に代わる言葉、” K-DRAMA”というワードをよく見かけるようになった。
- 韓国ドラマが、アジア圏を飛び越え世界各国で愛されるようになったため、表現方法が変化したようだ。
- 本記事では、約3年前にそのきっかけを作ったと言っても過言ではないグローバル人気を得た作品を5つ紹介する。
“K-DRAMA”というワードを耳にしたことがあるだろうか。
近年、各メディアなどの記事で見かけるケースが増えた言葉だ。
“韓流ドラマ”、つまり韓国ドラマのことを指しているのだが、あえて“K-DRAMA”と表現されるように。
これは当初、主にアジア圏でのみ愛されていた韓国ドラマが、いまや世界中から支持を得るようになったことが関係しているようだ。
もともと”韓流ドラマ”というワードは、日本をはじめ中華圏や東南アジアなどで韓国ドラマが人気を得て登場したものだった。しかしある時か世界中で楽しまれるコンテンツとなり、”韓流ドラマ”という単語がしっくりこないほどにまで成長していったのだ。
それに大きく貢献したと言われているのが、Netflix(ネットフリックス)。約3年前、コロナ禍で利用者が増える中うまくブームに乗った韓国ドラマは、同動画配信サービスの世界ランキングの常連となり、各国から認められる存在に。
本記事では3年前、韓国ドラマが“K-DRAMA”と呼ばれるようになるほど、その位相を一気に変えた作品と当時の勢いを紹介する。
サイコだけど大丈夫
お金も両親も希望すらない人生の重みから愛を拒否する精神病棟保護士のムン・ガンテ(キム・スヒョン扮)と、生まれつき愛を知らない魔女のような童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ扮)が互いの傷を癒していく少し不思議でおとぎ話のようなロマンチックコメディー。
Netflixから190カ国へ配信され、香港、タイ、ベトナム、マレーシアなどを含むアジア圏の7つの国で”最も視聴されたコンテンツ”1位に、日本では2位と3位を、ブラジルやペルーなど南米全域では10位圏内にランクインした。
サイコだけど大丈夫
キングダム シリーズ
2019年に公開されたシーズン1に続く、ファン待望の続編。死者が蘇り生き地獄と化した朝鮮で、王権を貪るチョ一家の貪欲さと、誰も信じることができなくなった世子イ・チャン(チュ・ジフン扮)の血の死闘を描いた同名の漫画が原作のミステリースリラー。
前編で問題提起された話の糸口を解き、真の君主に成長するイ・チャンのリーダーシップや、勢力を増していく生死疫(ゾンビ)など、より壮大なスペクタクルでドラマファンを楽しませた。
前作から世界190ヵ国で公開され、すでに人気を獲得していた本作は、続編も配信直後から話題に。インドで”今日のTV番組TOP10”に安着するなど大きな反響を得た。
キングダム シーズン2
愛の不時着
パラグライダー中の事故により、北朝鮮に不時着してまった財閥の跡取り娘ユン・セリ(ソン・イェジン扮)と、彼女を周囲に隠して守るうちに愛するようになる北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン扮)の切ないラブストーリー。
Netflixで全世界に公開されると、アジア全域の視聴ランキングでTOP10入り、台湾では2月から5月まで集計した結果、1位を記録したという。
また、4月から9月頃までは日本のNetflixで上位にランクイン、以降も長らくランキングからその名前が消えることはなかった。そんな本作が第4次韓流ブームをもたらしたのは周知のことだろう。
愛の不時着
Sweet Home -俺と世界の絶望-
同名の人気ウェブ漫画を原作にしたドラマで、家族を事故で亡くし、集合住宅”グリーンホーム”で引きこもっていたヒョンス(ソン・ガン扮)が、ある日突然、怪物化して暴走した人間たちに襲われ生死を賭けた戦いに巻き込まれていく奇怪で衝撃的物語。
Netflixが制作費30億ウォンを投入した大作で、韓国ドラマでは初のクリーチャーものに挑戦した作品だ。
アメリカのNetflixでTOP10に入ったのは、本作が初めて。最高順位は総合ランキングで9位、TV部門では3位だったという。
Sweet Home -俺と世界の絶望-
梨泰院クラス
大都市ソウルにある梨泰院(イテウォン)という街を背景に、前科を持った青年パク・セロイ(パク・ソジュン扮)とその仲間たちが居酒屋を開店、経営の危機に扮しながらも幾度となく立ち上がり奔走する大人の青春物語。
『愛の不時着』とともに、日本に第4次韓流ブームを巻き起こしたことで知られる本作は、アジア圏で主に絶大なる支持を得たが、世界190カ国に公開されその他の国でも多くの人に楽しまれた。
主演のパク・ソジュンが、MARVEL作品を手掛けた監督の目に留まるなど、世界に名を知らせるきかっけとなったことからも、『梨泰院クラス』が多くの国で楽しまれていたことが分かる作品だ。
梨泰院クラス
“韓流ドラマ”を飛び越え”K-DRAMA”となった韓国ドラマ。
現在、莫大な制作費が投入され、壮大かつクオリティーのアップした作品が数多く輩出されている。
常に進化し、ドラマファンを楽しませてくれている韓国ドラマが、今後どこまで成長していくのか期待を寄せている人は多いだろう。
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