- JTBC『キング・ザ・ランド』が、第6話で視聴率12.01%を記録し、注目を浴びている。
- 2PMのイ・ジュノと少女時代のユナが主演を務める本作は放送前、期待の声とともに懸念点も挙げられていたという。
- 『キング・ザ・ランド』がヒットを記録している秘訣とは?

2PMのイ・ジュノと少女時代のユナの共演作であるJTBC『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC)
2PM(ツーピーエム)のイ・ジュノと、少女時代(SNSD)のユナが主演を務める、JTBCの土日ドラマ『キング・ザ・ランド』が人気を博し、話題となっている。
6月17日に初回が放送された本作は、全国視聴率5.07%でスタート。その後、毎回自己最高視聴率を更新し、7月2日に放送された第6話では全国視聴率12.01%を記録した。
日本でも韓国ドラマファンから熱く支持されている作品であるが、放送前には『キング・ザ・ランド』に対する期待とともに、懸念の声も上がっていたという。
ホテルが舞台である本作は、作り笑いを軽蔑する大企業の御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ扮)と、ホテリアーとして働く”スマイルクイーン”のチョン・サラン(ユナ扮)が繰り広げるラブロマンス。
ときめき溢れる展開と、コメディー要素で視聴者の心を掴んでいる一方、御曹司と一般人女性の恋愛というありふれた設定が、世間の不安要素の一つとなっていたのも事実だ。
これまで韓国ドラマ界では、数々のシンデレラストーリーが作られてきた。
大抵の場合はヒロインが大企業に入社し、礼儀や常識のない財閥の御曹司と出会うところから物語がスタートする。
価値観や意見の相違から2人の間で対立が起きるが、御曹司が女性に興味を持ち、恋に発展していくのが定番のパターンだ。
『キング・ザ・ランド』もこのような典型的な王道設定が取り入れられており、今後の展開もある程度予想することができる。
実際に放送開始後は、一部の視聴者から「ありふれていて新鮮味があまりない」という反応も上がっていたという。

ジュノとユナの演技力やケミが好評を博している『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC 公式Instagram)
放送前にはストーリーの懸念に加え、脚本家についても不安の声が聞こえていた。
今回の『キング・ザ・ランド』の脚本を務めているのは、チェ・ロム氏。最近では脚本家や制作陣の経歴がメディアで紹介される場合が少なくないが、彼の過去作品に関する情報はベールに包まれている。
さらに監督はJTBCのPDであるイム・ヒョヌク氏が担当。彼は『恋のパスワード(2017)』と『あなたに似た人(2021)』でメイン演出、『ライフ (2018)』や『コッパダン~恋する仲人~(2019)』では共同演出として活躍してきた人物だ。
しかし、作品内に特別なヒット作が少なく、脚本家も無名であることから、世間からは不安要素の一つとして指摘されていたのだ。
そんな懸念点が挙がる中でも、話題性や人気を維持し、ヒットを記録している『キング・ザ・ランド』。
作品性が優れていても、高視聴率を獲得するのが難しいとされている韓国ドラマ界で、一体なぜ、本作はここまでの人気を確立し、良い成績を叩き出しているのだろうか。
今作のヒットを語る上で欠かせないのは、主演を務めるイ・ジュノとユナの演技力の高さだ。
これまで演技ドルとして活躍してきた彼らは、劇中で魅力溢れるケミ(相手との相性)を披露。さらにビジュアルの良さも高く評価され、毎回視聴者にときめきを届けている。
そのため、一部ネットユーザーからは「ジュノとユナでなければ凡作になっていたかも」という意見も。
また、『キング・ザ・ランド』が視聴率の上昇を続けているのは、SBSの金土ドラマ『悪鬼』も一役買っていると推測されている。

SBS『悪鬼』は女優のキム・テリが主演を務めるオカルトホラー作品(画像出典:SBS)
『悪鬼』はキム・テリとオ・ジョンセが主演を務める、オカルトホラー作品。
”*ジャンル物の大家”と称される、脚本家のキム・ウンヒが書き下ろした新作ドラマとしても知られており、不気味な世界観や緊張感のある展開が見どころだ。
※ジャンル物:サスペンス、ファンタジー、ミステリー、犯罪、ホラーなど
7月1日に放送された第4話では全国視聴率10.0%を記録し、今季放送されているドラマの中でも、特に完成度の高い作品として注目を浴びている。
そんな『悪鬼』だが、恐怖心を誘うオカルト物であるため、視聴者の好き嫌いが大きく分かれるというハンデを抱えている。
そのため、ホラーが苦手な視聴者は、身構えずに楽しめる『キング・ザ・ランド』に集まっているようだ。
『キング・ザ・ランド』では今後、イ・ジュノとユナのロマンスがさらに進展していく予定だ。物語の展開や視聴率にも、期待や注目が寄せられている。
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