『BTS “リアルなバンタン会食” #2022BTSFESTA』の公開後、「BTSが活動休止を宣言」「メンバーのソロ転向が本格化」など、まるで”完全体のBTSが見られなくなる”というような、刺激的な見出しのニュースが、世界のネット上を埋め尽くしている。
BTS(防弾少年団)のコンテンツ『リアルなバンタン会食(ハングル:찐 방탄회식/以下、バンタン会食)』の真意を見極める動きが出ている。

BTS(画像出典:BIGHITミュージック)
BTSは6月14日、公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルに『BTS “リアルなバンタン会食” #2022BTSFESTA』という映像を公開。
*BTS FESTA:BTSのデビュー日”6月13日”をお祝いする恒例のイベントで、FESTA期間中は様々なコンテンツが順次公開される。
動画の中の7人は、豪華な食事を前に、これまでの活動について振り返るなど、約1時間に渡り和やかな雰囲気で語り合った。
しかし、動画に登場する一部の発言を巡り「BTSが活動休止を宣言」「メンバーのソロ転向が本格化」など、まるで”完全体のBTSが見られなくなる”というような、刺激的な見出しのニュースが、世界のネット上を埋め尽くしている。
この動きに、メンバーをはじめ、所属事務所(HYBE)までもが”鎮火”に追われている状態だ。
リーダーのRMは、ファンコミュニティーを通して「残念ながら、泣いているシーンだけが切り取られて報道されている。フルで視聴してから意見を書いてほしい」と、件の記事を指摘。
また、HYBE関係者は「(休止宣言は)誤解だ。間違いなくグループ活動をしながら、ソロ活動を行う」と釈明を急いだ。
RMや関係者の言葉が伝えるメッセージは、シンプルで明確だ。
それは「動画の内容を鵜呑みにしてペラペラと語るな」である。
しかし、世界各地のメディアは彼らの真意とは裏腹に、懸念されていた”先走り”をして、メディアの記事を鵜呑みにした大衆は「BTSも、そろそろフィニッシュを迎えるのか?」と方向違いに受け取っている。

「BTS 事実上解散の流れ?・・」と報じた韓国メディアも登場(画像出典:韓国日報スクリーンショット)
一夜にして、”BTS時代の終焉”が囁かれるようになり、それはHYBEの株価に大きな影響を及ぼした。
6月15日、韓国の株式市場では、HYBEの株価が一時20%近く下落。ここ1年のうちで、最安値を更新した。
投資家の離脱は、ある程度予想されていたものの「ここまでとは‥」と嘆く人も少なくなかった。
しかし、この動きに”待った”をかける人々が登場。韓国の投資専門機関だ。
6月16日、韓国の金融街では『”バンタン会食”を詳しく見る』というレポートが公開。複数の投資専門家が、6月14日に配信された『バンタン会食』に込められた”経済的価値”を見出し、分析している。
投資専門家たちは「BTSに対して、グループ活動への不安が過度である」と指摘。そして「ソロ活動を通して、付加価値の創出も可能だ」と、ポジティブに予測した。
何より、BTSの発言で世界のARMY(アーミー:BTSファン)の結束力が強くなった点に注目。BTSの”第2章”を応援する、頼もしいファンの存在を改めて確認できる大切な機会であったと論じている。
このレポートのおかげか、BTSファンの不安と大衆の誤解が払拭されたのか、HYBEの株価は反騰しているそうだ
韓国の有力週刊誌、週間東亜は、メンバーの言葉を1つ1つ嚙みしめながら、「手遅れになる前に、BTSという”七角形”の頂点が、均衡を成すようにするという決意に聞こえた」と評価。同紙は、ゲシュタルト心理学(Gestalt psychology)を用いて「パーツの合を越える全体性というものが存在する。パーツ(ソロ)活動により、全体(BTS)の叙事(世界観)は続くのだ」と期待を示した。
どこかの誰かは『バンタン会食』の一部だけを見て「BTSが終わった」「ソロ活動にシフト」と騒いだ。
また一部からは「エンターテインメント企業が、アイドルを疲弊させた」と、BTSの告白を”告発”のように受け止める声もあった。
そんな人たちに問いたい。
映像は、最初から最後まで見ましたか? と。
(文:Danmee編集長)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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