俳優ソ・ジソブのドラマカムバック作、MBC『ドクター・ロイヤー』で、またしても出演俳優の同時編成が発覚してしまった。先ごろ話題となった女優イム・スヒャンに続き、俳優イ・ギョンヨンも同時期にSBSドラマに出演することになったという。このような編成の裏には、SBSなりの避けては通れない事情があったようだ。
俳優のソ・ジソブが、4年ぶりにカムバックすることでも話題の新ドラマ、MBC『ドクター・ロイヤー』。

ソ・ジソブ主演ドラマ、MBC『ドクター・ロイヤー』にまたしても問題が‥。(画像出典:MBC)
6月の初放送を控え、視聴者の期待が高まる中、またしても”出演俳優の同時編成”という問題が浮上してしまった。
韓国放送局SBSのドラマ編成が大幅に変更され、女優イム・スヒャンに続き、俳優イ・ギョンヨンも同時期にSBSドラマに出演することになったという。
業界で波紋を呼んでしまった、出演俳優の同時編成

出演作が同時編成となってしまった、女優イム・スヒャン(画像出典:fnentエンターテインメント公式サイト)
これに先立ち、ソ・ジソブとともに主演を務めるイム・スヒャンが、同時期に放送される別のドラマにも出演することになってしまい、業界で波紋を呼んでいた。
イム・スヒャンがキャスティングされたのは、前述したMBC金土ドラマ『ドクター・ロイヤー』と、SBS月火ドラマ『私たちは今日から(原題)』の2作品。
この件に関して、MBC側が異例にも強く遺憾を表明した中、SBSはやむを得ない編成で「問題にならない」という立場を表明。
SBS側は「『私たちは今日から』は4月予定作だったので、イム・スヒャンの重なる出演や他局のドラマ編成について全く知らなかった。放送日や時間、作品の素材も全く違うので問題ないと思う」と立場を明らかにした。
結局、『私たちは今日から』は編成を強行し、5月9日より放送をスタート。『ドクター・ロイヤー』は初回放送を1週間後に先送りし、6月3日にスタートを控えている。
同曜日、同時間帯‥2作のドラマに出演することになった、イ・ギョンヨン
MBCとSBSの”出演者かぶり”はこれで終わりではなかった。
今回は『ドクター・ロイヤー』とSBSの新金土ドラマ『なぜオ・スジェなのか』の2作品に、俳優のイ・ギョンヨンがキャスティングされていたことが発覚した。

俳優のイ・ギョンヨンも、同時期にMBCとSBSドラマに出演となってしまい‥。(画像出典:dahong公式HP)
金土ドラマである『ドクター・ロイヤー』と月火ドラマである『私たちは今日から』は、SBSが主張するように放送時期や曜日などに差があるが、『ドクター・ロイヤー』と『なぜオ・スジェなのか』はともに金土ドラマであり、放送が完璧に重なってしまう。
6月3日、午後9時50分にスタートとなるMBC『ドクター・ロイヤー』は、仕組まれた手術によりすべてを奪われ、医療訴訟専門の弁護士になった天才外科医と、その手術でたった1人の家族と恋人を失った医療犯罪専門の検事が繰り広げる、メディカルサスペンス法廷ドラマ。
ソ・ジソブのほか、イム・スヒャン、俳優のシン・ソンロクが主演を務め、ストーリーを展開していく。
イ・ギョンヨンは劇中、4番目に重要なキャラクターである、伝説的外科医出身のパンソク財団理事長であり、病院長のク・ジンギ役を演じる。

SBS新金土ドラマ『なぜオ・スジェなのか』(画像出典:SBS)
一方、同日午後10時に初放送されるSBS『なぜオ・スジェなのか』は、成功だけを目指し、心の中が空っぽになった冷たい弁護士のオ・スジェ(ソ・ヒョンジン)と、そんな彼女を守るためなら怖いものはないロースクールの学生コン・チャン(ファン・イニョプ)の、悲しいけれどワクワクするストーリーを描いている作品だ。
劇中、脇役として活躍するイ・ギョンヨンは、言葉より行動が先に動く財閥会長のハン・ソンボム役で、ストーリーのテンションを上げていく予定だという。
本作では、イ・ギョンヨンの比重が『ドクター・ロイヤー』に比べて比較的少ないとみられるが、同時間帯に放映されるドラマで、似たようなキャラクターであるだけにその打撃は避けられないようだ。
SBSが避けて通れなかった、ある事情とは
MBCが苛立ちを見せるのも納得だが、SBSにもそれなりの事情はあった。
『なぜオ・スジェなのか』は当初、4月の月火ドラマ枠で予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により撮影スケジュールが大幅にずれてしまった。これにより放送スケジュールも見直さなければならず、結局は6月スタートの金土ドラマへと移動となった。
これ以外にもいくつかの内部事情が重なり、今期のドラマ編成が崩れてしまったSBS。その結果、イ・ギョンヨンやイム・スヒャンの重複出演を招いてしまった。
同曜日、同時間帯、そして似たような背景である作品に同じ俳優が出演するとあって、視聴者の混乱は避けられないものとみられている。しかし、俳優らの優れた演技力でそれを回避できるかもしれないという、希望もある。
果たして、視聴者はどんな評価を下すのだろうか。放送後の反応が注目されている。
(投稿:星野沙)
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