Mnet『PRODUCE 101』シリーズ側が、被害練習生12名中、11名に補償手続きを完了したと報告した。韓国ネットでは様々な声が寄せられているが、Mnet側を糾弾する声より、ある現役アイドルの行動に不快感を示す意見が多く上がっている。
人気オーディション番組、Mnet『PRODUCE 101』シリーズ側が、被害を受けたとされる練習生(当時)12名中、11名に補償手続きを完了したと報告した。
(関連記事)『PRODUCE 101』被害者11人、被害補償の手続きが完了‥残り1人と話し合い中
制作側が得票数の操作に、露骨に加担したとされ、担当プロデューサーら2人が実刑判決を受けたことで知られている、いわば”プデュ操作事件”。
![Mnet『PRODUCE 101』シリーズ](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/08/produce-series1.jpg)
Mnetの人気オーディション番組『PRODUCE 101』シリーズ(画像出典:namu.wiki)
得票数操作により、選抜されるはずのメンバーが脱落し、脱落するはずだったメンバーが選抜された件について、韓国の裁判所はその被害者を12名と特定した上で、昨年11月、異例とも言われる被害練習生の名簿公開に踏み切った。
しかし被害は、脱落メンバーだけに及んでいるわけではない。デビュー組も、”操作グループ”の一員として、世間の冷ややかな視線に耐えながら活動を続けたのだ。中には、正当に手に入れた選抜メンバーのチケットさえ、不正によるものではないかと疑われた。
脱落メンバー、デビューメンバー共に、洗い流せない傷痕を残した、前代未聞の事件と言わざるを得ない。
そして昨日、8月6日に放送開始となる新オーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』の封切り前に、『PRODUCE 101』のレガシーを一掃したいMnet側は「被害補償が完了していない、事務所の要求する金額が非現実的であり、補償の意味と範囲の焦点をぼやかしている」と強調している。
(関連記事)IZ*ONEになる夢を踏みにじられたプデュ練習生たちが貰える慰謝料はいくら?
Mnetよりベクホが悪い?
![NU'ESTベクホは『PRODUCE 101 シーズン2』に出演した](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/08/nuest-baekho1-768x1024.jpg)
『PRODUCE 101 シーズン2』に出演したNU’ESTベクホ(画像出典:NU’EST公式Twitter)
この報せは、瞬く間に韓国ネット上に広まり、ネットユーザーからは様々な声が寄せられているが、Mnet側を糾弾する声より、ある現役アイドルの行動に不快感を示す意見が多く上がるという、予期せぬ”出来事”が勃発している。
その現役アイドルとは、NU’EST(ニューイースト)のメンバーで、Wanna One(ワナワン)を輩出した『PRODUCE 101 シーズン2』に出演した*ベクホ。彼は昨年11月、韓国裁判所が認めた”被害練習生”の1人である。
*『PRODUCE 101 シーズン2』には、本名のカン・ドンホで参加
にもかかわらず、一部のネットユーザーは「Mnetよりベクホが悪い」と猛攻している。
一体、ベクホは何をしたと言うのだろうか?
(関連記事) プデュ 順位操作 被害者12名の顔と名前、最終順位
ベクホの心境と、アン氏の解釈の食い違い
![『PRODUCE 101 シーズン2』出演時のベクホ](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/08/produce-series2.jpg)
なぜベクホを非難する声が上がるのだろうか‥?(画像出典:namu.wiki)
昨年11月に韓国裁判所が、被害練習生名簿の公開に踏み切った直後、韓国メディア・Dispatch(ディスパッチ)は、実刑判決を言い渡された『PRODUCE 101』のプロデューサー、アン・ジュンヨン氏(以下、アン氏)の”道連れ行為”を暴露した。
Dispatchによると、アン氏は量刑を軽くするためにベクホを利用したという。当時、体調不良を理由に「脱落させてほしい」と訴えたベクホのために、他メンバーと”止むを得ず”最終順位を入れ替えたと主張したのがそれだ。
ベクホは「今脱落しても悔いはない。NU’ESTというアイドルグループの存在を、世に知らせることができて満足している」という趣旨の発言をしたのだが、アン氏は「降板を希望する」という思考にすり替えたと見られる。
ベクホの心境と、アン氏の解釈の食い違いを、アン氏が法廷で証言することによって『PRODUCE 101 シーズン2』で発生した順位操作の”主犯”は、アン氏ら制作サイドではなく、ベクホだったと決めつけるネットユーザーが増え、彼に対する誹謗中傷が急増した。
2017年5月、アン氏とベクホの間では、実際に以下のような会話があった。
「君、脱落させてほしいと言ったらしいね」(アン氏)
「今落ちても悔いはありません」(ベクホ)
このベクホの発言を、アン氏は「脱落を希望する練習生がいたから、順位を変えた」と回想。しかし、韓国裁判所は、アン氏の証言を量刑判断の根拠として採択していない。が、依然としてアン氏の主張を妄信し、関連トピックが浮上するたび「ベクホのせい」と連呼するネットユーザーが存在する。
操作アイドルという”前科”を背負ってほしくない
![Wanna One](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/10/WOlim1015-1.jpg)
『PRODUCE 101 シーズン2』から誕生したWanna One(画像出典:Wanna One公式Instagram)
ではなぜ、彼・彼女らは、アン氏の証言に信頼を寄せているのか‥。
前出の会話から「ベクホから、Wanna Oneの一員になりたいという意志が感じられない」と受け止めた者もいるだろうが、『PRODUCE 101 シーズン2』が輩出したWanna Oneの選抜過程で、操作が横行したことに対し、世間が納得できるような”それなり”の名分が必要だったからだと思われる。
そう、彼・彼女らは、Wanna Oneをこよなく愛し、今も応援し続けているファンなのだ。「Wanna Oneという美しい記憶から”操作”というワードを残したくない」という願望や、「Wanna Oneのメンバー選抜に、どうしても”操作”を行わざるを得なかった理由があるはず」という口実が自分の中に必要なのである。
Wanna Oneは既に解散しているが、メンバーの大多数は、現役アイドルとしてキャリアを積んでいる。そんな彼らを応援するファンは「ベクホのせいで、操作アイドルという”前科”を背負ってほしくない」と思っているのかもしれない。
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
-
待望の復帰!NCT WISH リク、活動再開&3月ツアー参加へ
-
BTS J-HOPE、除隊後ソロ活動本格化!初のワールドツアーで世界を紫に染める
-
「ついに帰ってくる!」EXO シウミン、3月ソロカムバックへ準備中
-
BTS ジン「HAPPY」で日本チャート席巻!K-POPソロアルバム売上新記録
-
Danmee「25年1月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位に輝いたのは・・Kep1er!
-
“SM期待の新星” Hearts2Hearts、デビューアルバム「The Chase」で本格始動!
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
4時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チャン・ヒョクら、tvNバラエティ「イケメントロット」制作発表会に出席!(PHOTO17枚)
-
ジニョン、シングルファザー役でチョン・ヨビンと共演!ENA「優しい女、プ・セミ!」出演決定
-
5時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
「ついに帰ってくる!」EXO シウミン、3月ソロカムバックへ準備中
-
6時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Red Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO8枚)
-
6時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Ara & チャン・リュル & KARA ハン・スンヨンら、TVINGドラマ「春画恋愛物語」制作発表会に出席!(PHOTO20枚)
-
Netflix「トラウマコード」主演チュ・ジフンが首位独占!「25年1月第5週 韓ドラ出演者 話題性ランキング」トップ5
-
“注目度上昇中”チュ・ジフン主演「トラウマコード」が1位!「25年1月第5週 最新韓国ドラマ話題性」トップ5
-
韓国ドラマ「ジャンル物」の職人!男性もドはまり必至 チュ・ジフン主演作品6選
-
俳優リュ・スンリョン、日本のファンとの交流のため公式SNSアカウントを開設
-
パク・ウンビン「25年1月版 人気No.1韓国女優」アンケートで1位に!
-
2025年「第1走者」1月放送スタート韓国ドラマ4作 視聴率の明暗を分析!
-
今月の1位はBABYMONSTER!「25年2月 新人K-POPグループブランド評判」ベスト5
-
G-DRAGON、2月25日に新アルバム「Übermensch」発売!再び音楽シーンを席巻へ
-
ソン・ジュンギ×イ・ヒジュン主演映画「ボゴタ: 彷徨いの地」Netflixで配信開始!
-
BTS J-HOPE、除隊後ソロ活動本格化!初のワールドツアーで世界を紫に染める
-
パク・ボゴム、ドラマ「グッドボーイ」応援に感謝のメッセージ
-
Netflix 韓国ドラマ「トラウマコード」命が助かる人が増えれば赤字になる‥(話題のシーン)
-
ド・ギョンス主演映画「言えない秘密」、観客の期待最高潮!前売り1位&興行成績に注目
-
IVE、3rd EP「IVE EMPATHY」のカムバック記者懇談会に出席!(PHOTO15枚)
-
【1月26日~2月1日】イム・ジヨン主演「オク氏夫人伝」4位フィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング
-
待望の復帰!NCT WISH リク、活動再開&3月ツアー参加へ
-
涙もろい人には要注意!いま日本で観られる「泣ける」韓国ドラマ5選
-
パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
-
Danmee「25年1月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位に輝いたのは・・Kep1er!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。