韓国だけでなく日本でも高い人気を博している、週末ドラマのtvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』。ストーリーとともに注目を集めたのが豪華キャスト陣だ。実は本作、トップスター俳優とともに演劇界でも活躍を見せる舞台俳優たちも多く出演している。なかでも”演劇界のスーパーアイドル”と呼ばれていた俳優に視線が集まった。
コミカル、ノワール、ヒューマンドラマ‥と、あらゆる要素が抜群のバランスで詰まっている、週末ドラマtvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』。
このドラマに”演劇界のアイドル”が出演していると韓国メディアが報じ、日韓のドラマファンから熱い視線が集まっている。

日韓のドラマファンを魅了中! tvNドラマ『ヴィンチェンツォ』(画像出典:tvN)
多彩なジャンルで展開しているストーリーと同じく、出演陣も豪華な顔ぶれが揃っていることでも知られる『ヴィンチェンツォ』。主演を務める俳優のソン・ジュンギやテギョン(2PM)、女優のチョン・ヨビンといった人気俳優に加え、これまで韓国の演劇界をけん引してきた実力派舞台俳優も多く出演している。
以前、本サイトでも紹介した、クムガプラザ内にある”暖薬寺(ナニャクサ)”の住職、チョクハ僧侶役を引き受けたリ・ウジンも演劇界を担ってきた舞台俳優だ。
(関連記事)「ソン・ジュンギに惚れた」’ヴィンチェンツォ’僧侶からもお墨付きをもらう人柄
そんな演技派舞台俳優が集まった中でも、特に注目を集めているのは”演劇界のアイドル”こと、パク・ソクド役に扮した俳優のキム・ヨンウンだ。

脇役ながら抜群の存在感を放つ、俳優のキム・ヨンウン(画像出典:tvN)
パク・ソクドは、ドラマの序盤では敵役であるバベルグループの下っ端として組織暴力団のボス役で登場。その後、ひと悶着した後に改心(?)し、クムガプラザ内に旅行会社”バイバイバルーン”を開業している。強面のボスから一転、コミカルで憎めない存在となり、視聴者に多く愛されるキャラクターへと変貌を遂げた。
劇中、アドリブなのか台本通りなのか、その区別が難しいほどリアリティーあふれるキム・ヨンウンの演技は、ドラマの中でもひと際輝いている。
“演劇界のアイドル”キム・ヨンウンの優れた演技力が培われたのは
没入感とともに好感も与える高い演技力で注目されているキム・ヨンウンは、1971年2月生まれの50歳(日本年齢)だ。
彼の演技ルーツは、釜山を代表する『埠頭演劇団』から始まった。
埠頭演劇団は、実験的スタイルの作品や社会性の濃い問題作、不条理劇を舞台にあげる劇団として有名であり、現在の”*忠武路(チュンムロ)”を盛り上げる有名俳優陣を生み出した劇団でもある。

埠頭演劇団のスーパーアイドル、キム・ヨンウン(中央)(画像出典:オンラインコミュニティー)
*忠武路(チュンムロ):ソウル中心部の南山寄りを東西に走る通りの名前。かつて多くの映画制作会社があり、韓国映画の中心地として知られていた。現在は通りの名前より”韓国映画界”を指す言葉として使われている。
1988年、高校在学時代から演劇界に足を踏み入れたキム・ヨンウンは、埠頭演劇団でアイドルに劣らない人気を見せていたそうだ。劇団の関係者は「埠頭演劇団で活動していた時代、すでに華麗な受賞経歴を誇っていた実力派俳優」とし「ファンクラブがあるほど人気の高い俳優で、当時はハイティーンの役割もこなしていた」と、キム・ヨンウンが今をときめくK-POPアイドルさながらの高い人気を博していたことを証明した。
映画やドラマでも”魅せる俳優”として活躍
舞台で演技力を磨いた彼が向かった次のステージは、映画界だった。
1999年にコメディー映画『SPY リー・チョルジン 北朝鮮から来た男』でスクリーンデビューした彼は、その後、休むことなくフィルモグラフィーを重ねていく。
映画界に欠かせない俳優としてキャリアを重ねたキム・ヨンウンは、ドラマ界でもその異名を残すことになる。
JTBC『ユナの街(2014)』では俳優としての真価を証明し、SBSドラマ『リメンバー~記憶の彼方へ~(2015)』では深みのある演技を披露。ともに視聴者の記憶に残るような味わい深い余韻を残した。

SBSドラマ『リメンバー~記憶の彼方へ~』でのキム・ヨンウン(画像出典:SBS Drama YouTube映像キャプチャー)
演劇の舞台から俳優人生をスタートさせたキム・ヨンウンは、現在も尚、柔らかさと鋭さが共存する特有のイメージでお茶の間を盛り上げている。
現在、50歳と言う年齢を迎え、”演劇界のアイドル”だったキム・ヨンウンは、”ドラマ界、映画界の重鎮”として進化を続けていくだろう。
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