韓国で圧倒的人気を誇るキャラクター、ペンス。韓国のアイドルでもファンを公言している者もいるほどで、昨年、韓国の就職ポータルサイト‘インクルート’が調査した’2019年今年の人物’アンケートでは、’放送・芸能部門’の１位に輝いたほどだ。ちなみにこのランキングの3位にはBTS(防弾少年団)が入っており、韓国でのペンスの人気ぶりがわかる。

しかしこのペンギン、一体どこから浮上してきたのか？ 調査してみた。

ペンス(펭수)プロフィール

ペンスは大きいけど10歳の子供です！(画像出典：ペンス Instagram)

• 名前：ペンス(Pengsoo)
• 種別：ペンギン
• 出身：南極
• 年齢：10歳
• 性別：ジェンダーレス
• 肩書：EBS(チャンネル)練習生
• 特技：ヨーデル
• 韓国へ来た理由：最高のクリエーターになるため
• 来韓手段：海を泳いで
• 好きな小説：三国志
• 好きな曲：TURTLES「飛行機」
• 好きな食べ物：クッパ、パダココナッツ(お菓子)
• 嫌いな食べ物：チキン

もともとはEBSで放送されていた教育テレビに出演していた1キャラクターにすぎなかったが、’アイドル陸上運動会(アユクデ)’に他のキャラクターと出演したことがきっかけで人気に火がつき、YouTubeに‘ペンチャンネル’を開設。現在チャンネル登録数は、なんと200万人を超えている。無表情な顔が小さな子には怖く映ったのか、ペンスの人気を主に支えているのは20～30代のようだ。

歯に衣着せぬ発言も人気のひとつだ。自分の所属するEBSの社長キム・ミョンジュン氏を呼び捨てにしながら辛口なコメントを連発。KBSのヤン・スンドン社長を前にしても、やはり呼び捨てにして気楽な態度で会話を進行して見せた。上下関係が特に厳しい韓国では、ペンスのやることが視聴者の目には新鮮に映ったのかもしれない。

最近はデジタルシングル’This is PENGSOO’をリリース。ミュージックリアルタイムチャートで1位を獲得すると「音源の収益金は環境団体に寄付する」と発表した。

韓国ドラマに登場したゆるきゃら

韓国ドラマ界ではオリジナルのぬいぐるみが登場し、その後グッズ展開されるという流れがもはや定番となっている。

‘私の名前はキム・サムスン’のブタ

（画像出典：MBC ドラマ’私の名前はキム・サムスン’）

‘美男＜イケメン＞ですね’のブタウサギ

（画像出典：SBSドラマ‘美男＜イケメン＞ですね’）

‘屋根部屋のプリンス’の大根人形

（画像出典：SBSドラマ‘屋根部屋のプリンス’動画キャプチャー）

‘トッケビ’のソバ

（画像出典：Youtube MINISO動画キャプチャー、tvNドラマ’トッケビ’）

‘オーマイビーナス’のドゥドゥモン

（画像出典：KBSドラマ‘オーマイビーナス’動画キャプチャー）

‘キム秘書はいったい、なぜ？’のスゴヘッソ

（画像出典：tvNドラマ’キム秘書はいったい、なぜ？’動画キャプチャー）

などなど‥。

今期ドラマでも、キーポイントとなる人形が登場するかもしれないので、ストーリーに加えてグッズにも要注目だ。

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