俳優、歌手、タレントなど、さまざまな顔を持つイ・スンギ。老若男女問わず人気を集めているイ・スンギが出演している韓国SBSの人気バラエティー番組で、今回明らかになった彼の兵役ビハインドストーリーが話題を集めている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

7日、韓国SBSのバラエティー番組『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』に、タレントのイ・サンミン、タク・ジェフンが師匠役で登場。この日は、”私たちの生涯で失敗した瞬間”というテーマで話が進められた。

イ・スンギは「取り返しのつかない失敗だ。実は”特殊戦司令部”に行こうと思って行ったわけではない。僕が志願したと思われているが、そうではない」と切り出し、兵役時代のビハインドストーリーを公開した。

自身の軍隊にまつわるエピソードを公開したイ・スンギ

イ・スンギが自身の軍隊にまつわるエピソードを公開した(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

「特技を”情報”にして志願した。体力的にキツくない部署に配属されると思った父は、ソウル大に行くより喜んでいた」とし「訓練所最終日、抽選で”特殊戦司令部”に配属された」と語り、視聴者を驚かせた。

イ・スンギは、情報収集をメインにする通信情報関連の部署に配属されれば、体力的な負担はないだろうと考えたそう。韓国軍の訓練はとても厳しいことで知られており、イ・スンギの両親が配属先を心配するのは無理もない。

しかし、イ・スンギが配属された”特殊戦司令部”は、韓国の陸軍に属する組織の1つで、特殊作戦任務を統括する司令部。通称「特戦司」もしくは、アメリカの陸軍特殊部隊群の別名グリーンベレーにちなんで、「コムンベレー(ブラックベレー)」とも呼ばれ、韓国国内でのカウンターゲリラだけでなく、有事の際は北朝鮮奥深くに侵入し、各種妨害活動を実施などが主な任務。日本でいうと、陸上自衛隊第1空挺団のような組織だという(Wikipediaより)。

また特戦司は、”人間兵器”養成所とも言われ、比較的に訓練が厳しいことでも知られている。正にイ・スンギの思惑とは真逆の結果となってしまったのだ。

イ・スンギは「これはちょっと陰謀論かもしれない」と、急に当時の状況を振り返る。

「当時、ドラマ『太陽の末裔』が大人気だった。芸能人(イ・スンギ)を特戦司に配属させ、実写版にする計画?という感じがした」と疑惑を提起すると、これを聞いていたメンバーも「全軍がイ・スンギのために?」と爆笑した。

イ・スンギが入隊した2016年当時、特戦司大尉と女性医者のラブストーリーを描いたドラマ『太陽の末裔』が、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録したため、イ・スンギの”一理ある”陰謀論(?)も概ね納得がいく。

今回の意外な失敗の告白で、自ら志願したわけではなかった厳しい部署に配属され、約1年半の軍生活を送ったことが知られることになったイ・スンギ。この貴重な経験を活かして、これからも演技に歌にバラエティーに、さまざまなジャンルで活躍してくれることを願うファンからの期待は、ますます膨らむばかりだ。

自身の失敗エピソードを話すイ・スンギ(外部リンク)







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