夏ドラマの代名詞ともなった人気作『コーヒープリンス1号店』の主要キャストが13年振ぶりに再会する。現在の彼らは当時を振り返りどのような想いを語るのか、早くも多くの関心が寄せられている。これに先立って本作のトリビア(豆知識)も紹介します。

2007年に韓国中をときめかせたレジェンドドラマ『コーヒープリンス1号店』。
ドラマを盛り上げた主要キャスト陣が13年振りに再会を果たすという、夢のような企画が放送される。

『コーヒープリンス1号店』

夏になると思い出すドラマ『コーヒープリンス1号店』(画像出典:MBC)

2年前、シチュエーション・コメディー『ニュー・ノンストップ』の出演者らによる懐かしい同窓会で話題を呼んだ、MBCスペシャル番組『青春ドキュメンタリー 再び二十歳』がシーズン2の放送を告知した。

公開された映像には、いまやトップ俳優として活躍を見せるコン・ユ、イ・ソンギュンをはじめ、ユン・ウネ、チェ・ジョンアン、キム・ドンウク、キム・ジェウクら『コーヒープリンス1号店』の主要キャストが、映像を見ながら手で顔を覆ったり、照れくさそうな仕草をする様子が映し出されている。

コン・ユ

コン・ユ(画像出典:MBClife YouTube動画キャプチャー)

番組では、それぞれの青春や俳優としての悩みはもちろん、撮影当時の感情やエピソードも打ち明ける予定とのこと。
また、本作を演出したイ・ユンジョンPDが語るキャスティング秘話や意外な助力者など、これまで知られてこなかった制作裏話も公開される。イ・ユンジョンPDの映像を見るやいなや、嬉しさで涙を流した俳優たちが本作に愛情を持つ理由も明かされるそうだ。

この様子がおさめられた『青春ドキュメンタリー 再び二十歳 ~コーヒープリンス1号店編~』(全2話)は、韓国にて今月24日と10月1日午後10時40分より放送される。

出演陣は何を語るのか

出演陣は何を語るのか‥

出演陣は何を語るのか‥(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:MBC Instagram)

(関連動画)‘青春ドキュ 再び二十歳’ シーズン2 ‘コーヒープリンス1号店編’予告

日本でも爆発的な人気を博し、現在でも多く愛されているドラマ『コーヒープリンス1号店』は、さまざまなエピソードを持つドラマとしても有名だ。ここでドラマのトリビア‥、豆知識を紹介しよう。

『コーヒープリンス1号店』トリビア

『コーヒープリンス1号店』出演陣

ヒロインを演じた女優ユン・ウネを囲むプリンストリオ(画像出典:MBC)

(関連記事)「君が男だろうと、宇宙人だろうと..」夏になると思い出す13年前 コン・ユのセリフ

キャスト秘話

当時、ストーリーは良いと感じながらも出演に対し積極的になれなかったコン・ユ。だが、そうした悩みを抱えながらも出演に至った当ドラマは、”ロマンス演技が得意な俳優”という彼独自の色を与える結果となった。
これに対しコン・ユは「消えゆく情熱を呼び覚ましてくれた意味のある作品」と感謝の気持ちを語っている。

俳優コン・ユ(画像出典:マネジメントSOOP公式HP)

(関連記事)”コーヒープリンス一号店”に出たくなかった.. コン・ユの告白に視聴者からは驚きの声が

本作で一躍スターダムへと輝いた女優のユン・ウネは「私に大きな賞を与えてくれた作品です」としながらも「私は過去に縛られている感じがします」と語っている。

また「本当に良い作品ですが、もう少し後に出会っていたらもっと多くのことに挑戦でき、みなさんに近付けた機会があったのではないかと思います」と惜しい気持ちも述べ、女優ユン・ウネとして愛されるよりもドラマのキャラクターである”ウンチャン”として愛されていたことの方が多かったそうで、人気を博しながらも複雑な気持ちを抱えていたようだ。

スタッフ

同ドラマの監督であるイ・ユンジョンPDは、MBCドラマ局で初の女性監督である。その後、メディカル・ヒューマンドラマ『ゴールデンタイム』や、キム・ゴウン主演のミステリアス・ラブコメディー『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』の演出を担当するなど活発な活動を続けている。

ロケ地

チェ・ハンソンの家は付岩洞エリアにある”サンモトゥンイ(山の角)”というカフェで、海外からも多くの人々が訪れる韓流スポットとして有名だ。また、コ・ウンチャンの住む町は鷹岩洞に位置する。

そのほか、チェ・ハンギョルがジョギングをする姿が映る北岳スカイウェイなど江北(漢江の北側エリア)が主な舞台に登場する。これは、新都心の江南(カンナム)に比べ、下町のイメージが強い江北をメインとする同局の人気ドラマ『私の名前はキム・サムスン』の系図を受け継ぐものとも考えられている。

小道具・インテリア

劇中に登場する自動車も多くの話題を集めていた。
チェ・ハンソンが乗っていたのは日産キューブ、チェ・ハンギョルはミニクーパーSコンバーチブルに乗っていたそう。”コーヒープリンス1号店”に駐車され、インテリアの一環としても使用されていた。当時にしては自動車の活用が盛んだったそう。

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どれも有名なエピソードとしてドラマファンの間では語られているトリビアでした。みなさんはどこまでご存知でしたか?



コン・ユ

マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。

“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。

2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。

2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。

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