日本にもある”聖地巡り”というフレーズ、韓国では日本のそれとは違う意味で使われている。現在、この”聖地巡り”によってスポットを浴びてしまった韓国芸能人に話題が集まっている。その発端となったのは、中韓夫妻に起こった不倫疑惑だという。

“聖地巡り”というフレーズ。
日本では、”聖地巡礼”という言葉とともに使用され、俗に、熱心なファンが、その舞台となった場所や建物などの縁深い場所を”聖地”と称して訪れることを指す。

一方、韓国では、ある事柄に対し「誰かが予言した」という意味で使用されている。
ある物事に対する過去の記録(聖地)を探したり、確認すること(巡り)から、”聖地巡り”と呼ばれるようになったようだ。

現在韓国で、この”聖地巡り”に巻き込まれてしまったのが、女優のチュ・ジャヒョンだ。

チュ・ジャヒョン、ユー・シャオグァン夫婦

女優のチュ・ジャヒョンは夫ユー・シャオグァンの不倫疑惑を謝罪した(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

韓国だけでなく中国圏でも活躍を見せる彼女は、2017年に中国のイケメン俳優ユー・シャオグァンと結婚。翌年に第一子となる男の子が誕生し、家族3人で幸せな日々を送っていた。

だが先日、夫であるユー・シャオグァンに不倫疑惑が浮上してしまう。
これに対し、チュ・ジャヒョン夫妻は「誤解を招くことをして申し訳ない、反省している」とし、軽率な行動で世間を騒がせてしまったことを謝罪しているが、大衆の間ではこれを”浮気確定”と見ているようだ。

ユー・シャオグァンがとってしまった軽率な行動、それは彼が車の後部座席に乗った後、ある女性を自身の膝の上に座らせたというもの。これを収めた映像がオンライン上に広がり、不倫疑惑騒動にまで発展してしまった。

この出来事を受け、韓国のネットユーザーの間では、過去に放送されたリアルバラエティー番組での発言が”聖地巡り”だとし、盛り上がりを見せている。

“聖地巡り”となったのは、2017年に放送されたSBSリアルバラエティー番組『同床異夢』でのこと。

この番組に新婚ホヤホヤのチュ・ジャヒョン夫妻が出演し、愛情あふれる夫婦の日常を披露していた。
チュ・ジャヒョンが家事をこなす家庭的な姿や、彼女が怒っても明るくラブリーに対応するユー・シャオグァンの優しい姿などが映し出され、2人の愛あふれる姿は韓国だけでなく、中国でも大きな反響を得ていた。

しかし、ここにゲスト出演していた歌手のペク・チヨンは、2人の映像を見て「本当に気になることがある。今、この愛、この関係、この表現が本当に永遠だと思いますか?」と鋭い質問を投げかけた。

ペク・チヨンが鋭い質問を投げかけた

鋭い質問を投げかけたペク・チヨン(画像出典:SBS Entertainment YouTubeキャプチャー)

際どい質問に番組内がどよめく中、ペク・チヨンは「なぜなら、本当に現実というのは違う」とし「私も結婚4年目にもかかわらず、今も新婚時代のように暮らしているが、チュ・ジャヒョンさんの映像を見ると”私もああだったのに”と思った」と話し始めた。

続いて「年を重ねるにつれ、お互いの感情が少しずつ変わっていくようだ。私はチュ・ジャヒョンさんにこれを見逃さないでほしい」と話し、質問の意図を説明した。

これに対しチュ・ジャヒョンは「正直に言えば私たちのやり方次第だと思う。自分のやり方にかかっているようだ」と答えていた。

ペク・チヨンとチュ・ジャヒョン

2人のやりとりが話題に(画像出典:SBS Entertainment YouTubeキャプチャー)

番組でのこのようなやりとりから、ユー・シャオグァンの不倫疑惑を「ペク・チヨンが予言した」と映り、ネットユーザーの間では”聖地巡り”として注目を集めてしまったようだ。
ネットユーザーらは「ペク・チヨンの慧眼(けいがん)に感動した」、「そのような気がユー・シャオグァンに見えたみたい。アドバイスを込めて言ったけど、耳障りになると思ってストレートに表現したようだね」、「ビンゴ! ぴったり当てたね」などのコメントを残し、ユー・シャオグァンの不倫疑惑を皮肉る様子を見せていた。

一方、1996年に韓国芸能界にデビューしたチュ・ジャヒョンは、2005年に活動の拠点を中国に移している。韓国でも大衆から愛されている彼女であったが、中国ではトップ女優に位置し、”中国で最も愛される韓国女優”として多くの愛を受けている。

近年は中国だけでなく、韓国ドラマ界からもオファーが届けられており、韓国での次回作にも注目が集まっている。彼女の活躍が高まる度に、私生活への関心も高まってしまったようだ。


ペク・チヨンとチュ・ジャヒョンの過去のやり取りが話題に(動画出典:YouTube SBS Entertainment)







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