今月27日、NPO団体であるFilm Independentが主催する”2021 インディペンデント・スピリット賞”の候補者が発表され、映画『MINARI』で受賞の可能性が高まり、再び脚光を浴びている。助演女優賞候補には、ハン・イェリとユン・ヨジョンが同時ノミネートされた。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

映画『MINARI(ミナリ)』が、各種授賞式で演技賞を席巻する中、再び受賞の可能性が浮上し話題に上っている。

今月27日、アメリカのNPO団体であるFilm Independentが主催する”2021 インディペンデント・スピリット賞”の候補者が発表された。

アメリカの映画祭で脚光を浴びているユン・ヨジョン

アメリカの映画祭で各賞を受賞し、脚光を浴びているユン・ヨジョン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

このうち、助演女優賞候補にハン・イェリとユン・ヨジョンが同時に名を連ね、アレクシス・チャケイズ、ヴァレリー・マハフェイ、タリア・ライダーと賞を巡って競うことになる。

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また『MINARI』は、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)の計4部門でノミネートされた。

昨年1月にアメリカのユタ州で行われた”サンダンス映画祭”のプレミアとして公開された、韓国系アメリカ人監督リー・アイザック・ジョン(チョン・イサク)の映画『MINARI』は、米国のインディーズ映画制作会社A24と、ブラッド・ピット率いる制作会社Plan Bが共同で制作した作品だ。

本作は、1980年代にアメリカンドリームを夢見る、韓国移民家族が田舎で農場を作るストーリー。スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン、アラン・キム、ノエル・ケイト・チョなどが出演した。

サンダンス映画祭で、観客賞と審査委員大賞を受賞して注目を浴びたこの作品は、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞など、各種授賞式でユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞、さらに関心を集めている。

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北米では昨年12月11日に限定上映され、韓国では今年3月に公開される予定だ。

『ゴールデングローブ賞 作品賞』にノミネートされたにもかかわらず、劇中での英語使用率が50%未満という理由で作品賞候補から外され、外国語映画賞部門に変更となった事が、人種差別と批判する声も上がった。

しかし、そのおかげで作品に対する広報にもなり、オスカーレースで有利な位置を占めたという見解も出ている。

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