歴史歪曲議論が勃発し、興行不振となった映画『王の願い ハングルの始まり』の日本公開が決定し、韓国ネットユーザーが怒りの声を上げている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

歴史歪曲疑惑に包まれ、韓国で興行成績が振るわなかった映画『王の願い ハングルの始まり(邦題)』が6月25日より、日本で公開される。

ソン・ガンホとパク・ヘイルが出演も興行は失敗に‥。

ソン・ガンホ(左)とパク・ヘイルが出演も観客から背を向けられ興行は失敗に‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ハングル創製を扱った作品で、韓国では2019年7月に封切りされた。チョ・チョルヒョン監督が演出し、ソン・ガンホ、パク・ヘイル、故チョン・ミソンさんなどが出演している。

物語は、世宗大王が*訓民正音を創製したという定説を否定し、シンミ和尚が、ハングル創作の核心人物という歴史を扱い、歴史歪曲論議に包まれた。

*訓民正音:ハングルの正式名称

当時、上映前の字幕を通して「多様な訓民正音創製説の中の1つであるだけでなく、映画的再構成をした」と説明したが、観客からは背を向けられ、評価テロやボイコットなどが発生。

ストーリーは、文字と知識を権力で独占していた時代、臣下の反対にもかかわらず、訓民正音を創製した世宗の最後の8年を描く。国の最も高貴な君主である世宗と、最も身分の卑しいシンミ和尚が出会い、民のために意を集めて、国の文字を創り上げたという内容だ。

しかし、映画の中のハングル創製を主導した人物がシンミであり、世宗は彼をアシストする役割だったため、観客の怒りを買った。このため、出演陣が豪華だったにもかかわらず、観客数は100万人を超えず、95万人という記録を残している。

韓国のネットユーザーは「歴史歪曲した映画を海外に輸出するなんて」「すごく腹立たしい」「俳優たちにも失望した」「こんな戯言を映画にするなんて」「廃棄すべき作品」と、憤慨の声が目立っている状態だ。

映画『王の願い ハングルの始まり(邦題)』の公式サイトを見る(外部リンク)

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