韓国で愛される中華圏スター、タン・ウェイにパク・チャヌク監督の新作映画へのオファーが届けられた。過去ヒョンビンと熱演したこともあり今回の相手役にもスポットが集まっている国際派女優タン・ウェイの魅力に迫る!
『JSA』、『オールドボーイ』、『親切なクムジャさん』、『渇き』と日本でも人気を博した数々のヒット作を世に送り出したパク・チャヌク監督が、次回作のひとつと言われる映画『別れる決心(仮題)』の制作に取り掛かるというニュースが伝えられた。本作は不倫を題材にした切ないラブストーリーで、今秋の撮影を目標に現在調整中とのことだ。
この作品に主演としてオファーを受けたのは、韓国をはじめ欧州で愛される中華圏女優タン・ウェイ。現在、彼女は出演に対し前向きに検討しているという。
今年の2月にもタン・ウェイがパク・チャヌク監督の新作に出演するという報道があったが、当時は俳優イ・ビョンホンが相手役の候補に挙がっていた。
だが、現在はイ・ビョンホンに代わり俳優パク・ヘイルがタン・ウェイの相手役としてオファーを受けたと伝えられ、予想だにしなかった二人の俳優の組み合わせに多くの期待が寄せられている。
ここで中華圏で活躍する、国際派女優タン・ウェイを紹介しよう。
タン・ウェイは中国でも屈指の演技派女優で、台湾の映画監督アン・リーがメガホンを取った映画『ラスト、コーション(原題:色、戒)』(2010)により世界的な名声を得た。
だが、この作品の内容が中国当局のお咎めを受け、中国での活動が制限されることとなってしまう。それからイギリスに渡った彼女はモデル活動などを経て、女優としての活躍の場を香港へと移した。
その後、映画『晩秋』(2011)で韓国映画市場にも足を踏み入れた彼女は、国際的な名声に相応しい強烈な印象を残し、韓国でもより多く愛される女優へと成長を遂げている。
映画『晩秋』は、アメリカオールロケで製作された韓国・アメリカ・香港の合作で、7年振りに外の世界へ出た囚人のエナ(タン・ウェイ扮)と、バスで偶然乗り合わせたホストのフン(ヒョンビン扮)が共に過ごした、不思議で心地よい3日間の恋愛模様が描かれている。たった1日で切ない恋に落ちる男女のラブストーリーは、国内外の観客らの心の琴線に触れた。
本作は1966年に人気を博した同名映画をリメイクしたものだが、背景を原作とは異なるシアトルに移し撮影された。これが功を奏し、シアトル特有の索漠とした雰囲気が二人の俳優の切ない演技をさらに輝かせたという評価を得ている。
また、タン・ウェイの相手役に俳優のヒョンビンがキャスティングされたことで更なる関心が寄せられることに。さらに、劇中で披露されたヒョンビンとタン・ウェイの切ないキスシーンが大きな話題となり、熱愛説も浮上するほどであった。だが、いざ蓋を開けてみると、本作の演出をしたキム・テヨン監督こそがタン・ウェイの恋人だという事実が明らかになり、ヒョンビンとの熱愛説をきれいに払拭している。
熱愛が公けとなったタン・ウェイとキム・テヨン監督は、2014年にスウェーデンで結婚式を挙げ、国境を越えた夫婦となった。その2年後には香港で愛娘を授かり、円満な結婚生活を続けている。
今年、タン・ウェイ、キム・テヨン監督夫妻は、『晩秋』以来、9年振りとなる新プロジェクト『ワンダーランド』の制作に突入した。
映画『ワンダーランド』はAI(人工知能)を題材に、今となってはこの世に存在しない懐かしい人、愛する人と会わせてくれる仮想世界ワンダーランドを背景にした作品だ。
本作は、ワンダーランドに植物人間になった恋人を依頼した20代の女性と、この世を去った妻を依頼した40代の男性などに起こる出来事を扱い、これまでの韓国映画界で披露されたことのない叙情的なファンタジーワールドを繰り広げる予定だ。
キャスティングの段階で最後までパズルのピースかのように残っていたタン・ウェイの相手役、すなわち40代の男性役はコン・ユにオファーが届いたと報じられ、大きな話題を集めている。
ビジュアルだけで熱い反響を得ているタン・ウェイと、オファーが届けられたコン・ユの出演が確定すれば、それぞれこの世を先に去った妻と、妻が亡くなり深い悲しみに陥った夫の役を演じ、切ないラブストーリーを披露する見通しだ。ほかにもパク・ボゴム、ペ・スジ、チョン・ユミ、チェ・ウシクなど人気と実力を兼ね備えた俳優たちが共演する。
現在、『ワンダーランド』の撮影中であるタン・ウェイだが、パク・チャヌク監督の『別れる決心』への出演が確定すれば直ちに参加する予定だという。
全世界が愛する女優タン・ウェイと俳優パク・ヘイルが呼吸を合わせる作品をスクリーンで鑑賞できる日はいつなのか、世界中の映画ファンから熱い視線が集まっている。
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