新型コロナウイルスの影響で公開未定となっていたソン・ジュンギ主演の新作映画『勝利号』の封切り日がようやく決定した。9月23日の公開日を控え、配給会社が新たなスチールカットをメディアに発表するなど、動きを見せ始めている。
ユ・アイン&パク・シネ主演映画『#生きている』(チョ・イルヒョン監督)、カン・ドンウォン主演映画『半島』(ヨン・サンホ監督)に続き、ソン・ジュンギの主演映画『勝利号』(チョ・ソンヒ監督)が公開される。

元UTS機動隊エースのテホを演じるソン・ジュンギ。(画像出典:(株)メリークリスマス 公式Instagram)
新型コロナウイルスの影響で、映画業界の動きもやむを得ずストップせねばならなかった状況から、現在は少しずつ回復の兆しを見せ始めている。
9月23日に公開が決定した映画『勝利号』は、ソン・ジュンギを筆頭に、キム・テリ、チン・ソンギュ、ユ・ヘジンらが出演。宇宙ゴミ掃除船の乗組員たちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット“ドロシー”を発見し、危険な取引に挑む物語が描かれたスペクタクル作品だ。
本作のメガホンを取ったチョ・ソンヒ監督とソン・ジュンギは、2012年公開の映画『私のオオカミ少年(原題:オオカミ少年)』以来、約8年ぶりの顔合わせとなった。

パク・ボヨンを一途に思うソン・ジュンギに女性たちが釘付け!(画像出典:(C)2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved)
当時のソン・ジュンギは26歳で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『根の深い木』で知名度をあげたばかりの若手俳優だった。
しかもオオカミとして育てられた人間という、非常に難しい役どころ。チョ・ソンヒ監督から「この映画が成功するかどうかは、君次第だ」と言われたソン・ジュンギは、相当なプレッシャーを感じながら役作りに励んだと、後のインタビューで語っている。
撮影をしていく中で、自身の役作りだけではなく、演じる相手との呼吸を大事にすることを覚えると、監督に褒められるようになったそうだ。

スニ(パク・ボヨン)によって少しずつ、人間の仕草を習得していくチョルス(ソン・ジュンギ)だったが‥。(画像出典:(C)2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved)
映画が公開されると、パク・ボヨンを一心に見つめるソン・ジュンギの演技が女性の間で話題を呼び、また彼の新境地開拓となった作品とも称され、結果として観客動員数が700万人を突破するほどのヒット作となった。
その後、ドラマ『優しい男』の出演を最後に軍へ入隊。
除隊後は、大人の雰囲気を醸し出す俳優へと成長。ドラマ『太陽の末裔』がシンドローム級の人気作となり、主演2人には“ソンソンカップル”という名前がつくほど、視聴者に愛された。
ソン・ヘギョとの交際説が浮上したあたりから、ソン・ジュンギにも有名人特有の噂話がつきまとうようになり、結婚、離婚後も2人に関する信憑性のない情報がマスコミを賑わせるなど、俳優業以外で彼の名を見かけるようになる。

ソン・ジュンギの『勝利号』役どころの紹介ビジュアル(画像出典:(株)メリークリスマス 公式Instagram)
そして8年の時を経てソン・ジュンギは、チョ・ソンヒ監督と再会。まだ少し純粋さを持ち合わせていた『オオカミ少年』の時とは違い、芸能界という世界で酸いも甘いも噛み分け、(良くも悪くも)箔をつけた俳優へと成長を遂げた彼は、『オオカミ少年』の時とはまた違うプレッシャーを持って『勝利号』の撮影に入ったに違いない。

(画像出典:(株)メリークリスマス 公式Instagram)
未熟だった時代を知っている人物と、時間をあけて仕事を一緒にする時は、成長した姿を見せたくもあり、ごまかしが効かないという怖さもある。
そういう意味では、チョ・ソンヒ監督に全幅の信頼を寄せているであろうし、ある種の覚悟を持って“俳優”としての輝きを取り戻すには、絶好の機会であり、再会だったことだろう。
今年に入って新型コロナウイルスの影響で、映画『ボゴタ』の撮影中断や『君と私の季節』の降板、根も葉もない交際説が出るなど、ソン・ジュンギにとって俳優業に集中できない雑音の多い上半期だった。
ここにきて『勝利号』の公開決定は、ソン・ジュンギにとって逆に良いタイミングだと考え、下半期に巻き返しを図ってほしいと思う。
ソン・ジュンギ
HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。
2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。
2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。
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