今年2月にNetflix(ネットフリックス)で公開予定の映画『勝利号(原題)』が、独歩的な世界観とスタイルを予告した。チョ・ソンヒ監督が見せる斬新な想像力と、世界観に熱い関心が集まっている。

映画『勝利号(原題)』がNetflix(ネットフリックス)での公開を控え、メガホンを取ったチョ・ソンヒ監督が見せる斬新な想像力と世界観に、熱い関心が集まっている。

Netflix映画『勝利号』

チョ・ソンヒ監督作品『勝利号』は、Netflixで2月5日から公開される(画像出典:Netflix)

今年2月に公開予定の韓国初宇宙SF超大作映画『勝利号』が、独歩的な世界観とスタイルを予告し、期待を膨らませている。

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『勝利号』は、2092年が舞台。宇宙ゴミ清掃船”勝利号”の乗組員たちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット”ドロシー”を発見。これをきっかけに、危険な取引に巻き込まれていくストーリーを描いた作品だ。自身だけのスタイルを作ってきたチョ・ソンヒ監督が、長い間構想を練り、実に10年以上の時間を経て、ついに世の中に姿を現すことになった。

監督は学生時代に作った短編映画『兄妹の家(2009)』で、ミジャンセン短編映画祭大賞を、カンヌ国際映画祭の学生コンペティション部門であるシネフォンダシヨンでは3位を受賞し、”*忠武路(チュンムロ)の怪物新人”に浮上した。

*忠武路(チュンムロ):ソウル中心部にある通り名。かつては映画館や映画制作会社が多くあったことから”映画の街”と呼ばれ、現在も”韓国映画界の代名詞”と言われている。

熱い関心と期待の中でお披露目された、彼の商業映画デビュー作『私のオオカミ少年(原題:狼少年/2012)』は、700万人の観客を魅了してシンドロームを巻き起こし『探偵ホン・ギルドン:消えた村(2016)』は、探偵ジャンルのストーリーに、新興宗教の要素を取り入れた斬新なジャンルとして、誰も真似できない唯一無二の世界観を刻み込んだ。

チョ監督は特定不能な時空間を背景に、ハリウッド映画で見慣れた素材とジャンルに韓国的情緒を絶妙にマッチさせて”チョ・ソンヒワールド”を完成させている。その世界が、今度は宇宙へと翼を拡げた。

『勝利号』は過去、チョ監督が友達から聞いた話がきっかけとなっているという。壊れたり使い終わった人工衛星、発射ロケットから分離された破片などが、銃弾より速い速度で地球軌道を彷徨っており、それが宇宙ゴミであることを知る。「国家と民族の境界が消える宇宙。将来的に宇宙にも家を建てて住んだら、全ての人種が暮らすその場所で、韓国人は何をしているだろうか?」という想像を重ね、韓国人宇宙清掃士たちを宇宙へ打ち上げた。

宇宙空間を背景に、韓国人キャラクターたちが活躍する世界が違和感のないよう、監督は「登場人物は、漫画やハリウッドのスーパーヒーローとは違い、見る人となんら変わらない韓国人として感じられる、共感できる映画を作る」ことを優先課題として決める。

『勝利号』が描く2092年の宇宙は、荒廃した地球と衛星軌道に作られた新たな生活空間となるスペースコロニーUTS、そしてその間を縫うように飛び回る宇宙ゴミ掃除船”勝利号”を舞台にしている。

遠い未来、主人公たちが”勝利号”に乗って宇宙を飛び回り、お金を稼ぐためにせっせと努力する姿は、現在の私たちの現実とも相通ずるものがある。監督の驚くべき想像力で作られた新鮮な世界観の上に、馴染みのあるキャラクターが卓越した技法によって形を変え、緩急をつけた展開で共感と快感を同時に与えてくれる”完璧な世界”を作り出している。

韓国人キャラクターを宇宙に打ち上げながらも、完璧な現実感と共感を引き出したチョ・ソンヒ監督の『勝利号』は2月5日からNetflixで配信される予定だ。

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