映画『犯罪都市2』が、韓国で大ヒットを記録している。これに伴い、出演者が注目を浴びており、その一人が俳優のウム・ムンソクだ。彼はかつて、歌手として活動していた過去を持つ。俳優へと転身するまでの、彼の芸能人生と近況を紹介する。

映画『犯罪都市2』が、韓国で観客動員1200万人を突破するなど、メガヒット作として注目を浴びている。

映画『犯罪都市2』は、メガヒット作として注目を浴びている。

メガヒット作として注目を浴びている映画『犯罪都市2』。(画像出典:movie.naver)

主役を務めるマ・ドンソクをはじめ、各俳優陣の好演が話題を呼んでいるが、その中の一人がウム・ムンソクだ。

劇中、見る者を引きつける演技を披露しているウム・ムンソクだが、実は歌手出身で、2005年に“RAIN(ピ)の対抗馬”としてデビューした過去を持つ。

本人による過去の発言によると、“ダンスソロ歌手ブーム”が訪れた2002年から2003年頃、RAINをはじめSE7EN(セブン)が華々しい活躍をしていたブームにあやかろうとする戦略だったという。

俳優のウム・ムンソクは、映画『犯罪都市2』に出演している。

映画『犯罪都市2』に出演している俳優のウム・ムンソク。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そんな経緯から歌手デビューを果たすも、RAINやSE7ENに肩を並べるまでの注目を浴びることはできなかった。その後、2012年にMonsterz(モンスターズ)という3人グループを結成、ソロ時代同様、目立った成績は残せず不遇の時代を過ごす。

2005年 ソロ歌手としてデビューしたウム・ムンソク

2005年 ソロ歌手としてデビューしたウム・ムンソク(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

2019年、そんな彼に転機が訪れる。韓国で大ヒットを記録したSBSドラマ『熱血司祭』に出演し、おかっぱ頭のチンピラ役で一躍有名になったのだ。

コミカルな演技が視聴者に強い印象を残し、特に、忠清道(チュンチョンド)の方言を流ちょうに話す点が、高い評価を受けた。

味のあるキャラクターに、より一層の深みを持たせて、ドラマを面白くする最高のスパイスに。同作で付いたイメージから抜け出すのに苦戦したほど、ハマり役だったと言われている。

その結果、『2019 アジアモデルアワード』ではライジングスター賞を、『2019 SBS演技大賞』では、男性新人賞を受賞。

ウム・ムンソクは、『熱血司祭』に出演した。

『熱血司祭』に出演した際のウム・ムンソク。(画像出典:SBS)

最近では、ソ・イングク主演のKBS2(Netflix)ドラマ『美男堂の事件手帳』に、組織暴力団のボス役として特別出演したばかりだ。

そして前出の『犯罪都市2』が大ヒット。ウム・ムンソクは、悪党のカン・ヘサン(ソン・ソック扮)に協力する、チンピラ役として出演している。キャラクターのディティールは異なるが、『熱血司祭』で一躍注目を浴びた彼が、『犯罪都市2』でどのような演技を姿を披露しているのか気になるところ。

同作は、邦題を『犯罪都市 THE ROUNDUP』として、11月3日(木・祝)より日本全国での公開が決定。

この機会に、ウム・ムンソクの活躍ぶりをスクリーンでご覧になってみてはいかがだろうか。

(構成:西谷瀬里)






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