ソン・ジュンギ主演映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』に出演してたチン・ソンギュが、次期作ではヒョンビンと映画『共助2:インターナショナル』で共演することになり話題だ。(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

2月5日、Netflix(ネットフリックス)にて全世界同時公開された韓国SF映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』に対する関心が熱い。

同作は、2092年が舞台となっており、宇宙ゴミ清掃船”勝利号”の乗組員たちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット”ドロシー”を発見。これをきっかけに、危険な取引に巻き込まれていくストーリーだ。

“勝利号”の操縦士で主人公のテホを演じる俳優ソン・ジュンギ、船長を務める女優キム・テリ、女性の心を持つ戦闘アンドロイド(ユ・ヘジンが声を担当)など、個性豊かでキャッチーな登場人物が揃う中、一番目を惹いた人物は俳優チン・ソンギュではないだろうか。

チン・ソンギュは、劇中”勝利号”の機関士を担当するタイガー・パクを熱演。タイガー・パクは、元ギャング組織のボスだが、実は組織で稼いだお金で貧しい子供たちを支援していた心優しい性格の持ち主でもあり、”ドロシー”にも優しい表情と口調で接している姿が印象的だ。

タイガーパク役を熱演したチンソンギュ

チン・ソンギュは、タイガー・パク役を熱演(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

俳優チン・ソンギュとは

『スペース・スウィーパーズ』で、見た目は強面、内面は几帳面で繊細という役柄を演じたチン・ソンギュは、まさにプライベートでも”強面だが心温かな人物”だ。

チン・ソンギュは、1977年9月13日生まれの43才。2004年に演劇でデビューしたのち、主に演劇とミュージカルで俳優の地位を固めてきた。

多くのドラマや映画に出演してきたものの、無名時代が続いていた彼は、2017年ついに彼の人生をガラリと変えた映画『犯罪都市』に出会う。

『犯罪都市』では初の悪役(ヤクザ役)として強烈な存在感を放ち、この年の青龍映画賞では錚々たるノミネート候補者を抜いて男優助演賞を受賞。

当時のスピーチは笑いと涙、そして感動の嵐に包まれ、「誠実で謙虚なチン・ソンギュの姿をそのまま表している」と話題になり、ライジングスターとなった。

この作品がきっかけとなり、チン・ソンギュはその後続々とドラマや映画界からラブコールを受け、アクションからコメディーまで多彩な魅力を発揮している。

誠実な人柄で有名なチンソンギュ

チン・ソンギュは、誠実な人柄で有名(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

プライベートでは、同じ劇団で活動していた女優パク・ボギョンと結婚。一男一女の子宝に恵まれているが、過去にあるグラビアのインタビューで結婚当時を回想しながら「当時、私たちの月給はそれぞれ30万ウォン(約3万円)に過ぎなかった。2人の年俸を合わせても720万ウォン(約72万円)ほどにしかならなかった時で、結婚式を挙げたこと自体が小さな奇跡でした」とコメント。

妻のパク・ボギョンは、それでもチン・ソンギュと結婚した理由に対して「とても素晴らしい人でしたので、経済的な部分は考慮しませんでした。今でも家ではよく配慮してくれるので喧嘩になりません」と、彼の人柄の良さがよく分かるエピソードを打ち明けたことがある。

次期作はヒョンビンと共演

チン・ソンギュは、2017年に780万人の観客を動員して興行に成功した映画『コンフィデンシャル / 共助』の続編『共助2:インターナショナル』への出演を確定している。

『共助2』では、残酷で緻密な犯罪組織を追って韓国に派遣された北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)と、広域操作隊への復帰のためにパートナーを買って出た刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、そこにチン・ソンギュが北朝鮮の犯罪組織リーダー、チャン・ミョンジュン役で登場。ヒョンビンたちに追われ、緊張感を醸し出す悪役キャラクターの誕生を予告している。

デビュー後も無名時代の苦労を経験したチン・ソンギュ。しかし、全力を尽くして数々の作品を積み上げ、*忠武路(チュンムロ)での活躍を勝ち取った演技派俳優であるだけに、『共助2』でも素晴らしい演技力を見せてくれると期待されている。

*忠武路(チュンムロ):ソウル中心部の南山寄りを東西に走る通りの名前。かつて多くの映画制作会社があり、韓国映画の中心地として知られていた。現在は通りの名前より”韓国映画界”を指す言葉として使われている。











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