子役出身女優、キム・セロンの飲酒運転当時の採血検査結果が明らかになり、免許取り消し対象になるほどのアルコール分が検出されたことがわかった。この騒動により、彼女は出演予定だったSBSドラマ『トロリー』の降板が決定している。(記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

子役出身女優、キム・セロンの飲酒運転当時の採血検査結果が判明した。

飲酒運転のキム・セロンから免許取り消し対象になるほどのアルコール分を検出。

免許取り消し対象になるほどの酒気帯び状態だったことがわかった女優のキム・セロン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

5月31日、韓国メディアのTV朝鮮の報道によると、ソウル江南警察署はキム・セロンの採血検査の結果、免許取り消し対象になるほどの酒気帯び状態だったことを明らかにし、追加調査を行っているという。

彼女は5月18日、ソウル江南(カンナム)区学洞(ハクドン)の交差点近くを、飲酒した状態で運転し、変圧器やガードレール、街路樹に衝突する事故を起こした。

この事故で変圧器が故障し、近隣の建物や街灯が一時的に停電。また近隣の店舗では、決済システムが停止する事態に陥った。

当時、キム・セロンはアルコール検知器によるテストで陽性反応を示したが、血中アルコール濃度測定を拒否。自ら血液検査を要求している。

事件後、様々なオンラインコミュニティーには、当時の事故現場写真が掲載された。また同乗者に関する憶測が飛び交ったが、その相手は芸能関係者ではなく、一般人女性であることが確認されている。

これに対して所属事務所は「キム・セロンは今後、警察調査にも誠実に応じる予定」という立場を伝えた。

事務所の発表を受けてもなお、彼女自身が公式な立場を発表しなかったことで批判が相次ぐと、5月19日にはインスタグラムを更新。

「私の誤った判断と行動により、近隣商店街の皆さま、市民の皆さま、復旧して下さった皆さま、あまりにも多くの方々に被害を及ぼしてしまいました」と自筆の謝罪文を掲載した。

また報道によると、飲酒運転事故で破損させた変圧器の交換には約2000万ウォン(約200万円)かかるが、彼女が韓国電力公社に連絡を取り、その費用を保険処理する意思を伝えたという。

この騒動によりキム・セロンは、出演予定だったSBSドラマ『トロリー』から降板。Netflixシリーズの『猟犬たち』については降板せず、追加撮影分からスケジュールに参加しないことが決定した。

(TOPSTAR NEWS ユ・スヨン記者 / 翻訳:長谷川朗子)

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