現在、Netflixでも配信し、日韓で話題を集めているソン・ジュンギ主演ドラマ、tvN『ヴィンチェンツォ』。先日放送された第3話では作品の本領発揮とも言える驚きの展開を迎え、視聴者の注目と話題をさらっている。

第4話まで放送を終えたtvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』が、早くも視聴者たちの週末の相棒となっているようだ。

tvN土日ドラマ『ヴィンチェンツォ』は第3話、第4話の放送を終え、面白味が増してきた

第3話、第4話の放送を終え、面白味が増してきたtvN土日ドラマ『ヴィンチェンツォ』(画像出典:tvN)

CJ ENMが発表したコンテンツ影響力評価指数で上位にランクインしたのをはじめ、去る28日に放送された第4話の視聴率が首都圏基準・全国平均基準ともに10%を超える自己最高視聴率を更新するなど、国内外の視聴者の視線と期待を独り占めにしている『ヴィンチェンツォ』。

ドラマのスタート当初、七三分けのヘアスタイルにハンドメイドの洒落たスーツを着用し、銃を持ったソン・ジュンギの姿からスタイリッシュなジャンル劇を予想した視聴者が多かったが、いざ蓋を開けてみると『キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~』や『熱血司祭』をヒットさせた作家の作品らしく、本作もブラックコメディーに近い展開を見せた。

今後、どのような活躍を見せるのか注目を浴びる俳優のソン・ジュンギと女優のチョン・ヨビン

主演を務める俳優のソン・ジュンギと女優のチョン・ヨビン。今後彼らはどのような活躍を見せるのか(画像出典:tvN)

『ヴィンチェンツォ』は巨大な悪のカルテルを倒す過程を描いている。

第1話、第2話では、ソン・ジュンギ扮する弁護士のヴィンチェンツォ・カサノがイタリアから韓国へ渡った経緯や、韓国で今後展開されるであろう”ある事件”を匂わせるエピソードを、コメディー要素を多めに描き展開していた。
その為か、序盤はストーリーを楽しむというよりは、ドラマの背景や登場人物を紹介するといった流れでしかなかった。さらに、犯罪劇やコメディー、ヒューマンドラマなどあらゆる要素を詰め込み過ぎてしまい、その結果、作品の没入度は下がり、ドラマに集中できないといった結果も招いている。

そのようななかで描かれた第3話では、序盤にて散りばめられたピースが、まとまりつつあるような衝撃の展開を迎えた。

“俗物”弁護士であったホン・チャヨン(チョン・ヨビン)の変化や、ホン・チャヨンの後輩でインターン弁護士のチャン・ジュヌ(2PM テギョン)のどんでん返し、そして黒幕が明らかになりつつあるなか、ヴィンチェンツォ・カサノを中心に本格的に悪の群れを懲らしめる過程へと進み、緊張感を高めている。

ドラマのキーパーソンとなるのか話題を集める、2PMのテギョン

2PMのテギョンが扮するキャラクターはドラマのキーパーソンとなるのか(画像出典:tvN)

確かに序盤ではドラマの強弱調節において、ややぎこちなく不自然な部分も目立ったが、回を重ねるにつれコメディーとノワール、アクション、そして社会批判的なメッセージがさらに洗練された融合を見せている。

俳優陣の演技的側面でも、ソン・ジュンギの完璧なまでのスタイリッシュなビジュアルと毒気を含んだセリフ回し、チョン・ヨビンの新たな挑戦であるコミカルな演技、そしてキム・ヨジンの善良さと見せかけた悪役キャラクターなどが目を引く。

ストーリーもキャラクターも、いよいよ面白味が増してきた『ヴィンチェンツォ』。

韓国での放送と同日にNetflixでも配信されており、オンタイムで作品を楽しめるのも魅力だ。
第1話と第2話で、期待を感じなかった視聴者も多いと思うが、ぜひ第3話もご覧になっていただきたい。2021年の最高傑作となる素晴らしい作品に出会えるかも‥。



ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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